• ゾティーク、またはゾシーク (ZOTHIQUE) は、クラーク・アシュトン・スミスの小説の舞台の一つである遠い未来の大陸の名、およびそれを舞台とする小説群のシリーズ名。 スミスの作品中、作品点数と規模において最も大きな部分を占めるものである。ファンタジージャンルに属するもので、より詳しい分類によれ...
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  • クラーク・アシュトン・スミス(Clark Ashton Smith,1893年1月13日 - 1961年8月14日)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれの詩人、小説家。精緻な文体による幻想的な作風が特徴で、超未来の大陸ゾティーク(Zothique)や超古代の大陸ハイパーボリア(Hyperbore...
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  • 地下納骨所に巣を張るもの (category クラーク・アシュトン・スミス)
    The Weaver in the Vault)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編ホラー小説。『ウィアード・テールズ』1934年1月号に掲載された。 ゾティークを舞台としたシリーズの一編。食屍鬼のような性質の生物が登場するが、造形は唯一無二のオリジナル怪物となっている。...
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  • タサイドン (category クラーク・アシュトン・スミス)
    ゾティークにいる架空の魔神。 クラーク・アシュトン・スミスが彼の一群の幻想小説内で、しばしばその名を引き合いに出している。 大魔王。七つの地獄の王で邪悪の支配者ともあらゆる妖術の支配者とも言われる。 物語の中における位置としてはゾティーク...
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  • ラス、時間のヨグ=ソトース)が三位一体をなす。上級神はアザトースのみ、中級神がシュブ=ニグラスとヨグ=ソトース。 ゾティークの神 クラーク・アシュトン・スミスによる、終末大陸ゾティークにおける神々・魔神。設定上は、古代ハイパーボリアなどで信仰された神々が名前を変えて戻ってきたとされている。...
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  • 蟹の支配者 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    Crabs)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編ホラー小説。『ウィアード・テールズ』1948年3月号に掲載された。 ゾティークを舞台としたシリーズの一編であり、魔術師同士の抗争を題材としている。ゾティーク作品で唯一、一人称で語られている。 スミスの構想ノート(黒の書)によると、ゾティーク...
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  • 暗黒の魔像 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    Eidolon)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。クトゥルフ神話関連作品で、『ウィアード・テールズ』1935年1月号に収録された。 未来大陸ゾティークを舞台とした、退廃的な作品。ゾティークの複数作品で言及される魔神タサイドンが、実際に登場する。冒頭でゾティーク...
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  • ウルアの妖術 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    『ウルアの妖術』(ウルアのようじゅつ、原題:英: The Witchcraft of Ulua)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1934年2月号に掲載された。 ゾティークのシリーズには、未執筆の『シダイウァの足』『マンドルの敵』という作品があったことが判明しており、...
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  • 墓の落とし子 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    『墓の落とし子』(はかのおとしご、原題:英: The Tomb Spawn)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。クトゥルフ神話関連作品で、『ウィアード・テイルズ』1934年5月号に収録された。 未来大陸ゾティークを舞台とし、宇宙から飛来した魔物ニオス・コルガイを題材とする。クトゥルフ神話作品...
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  • 降霊術師の帝国 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    Necromsncers)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1932年9月号に掲載された。 単行本『魔術師の帝国』の表題作となっている。 ゾティークシリーズの第1号短編である。冒頭で、ゾティークのなりたちについて簡単な説明があり、海底から隆起した終末大陸であると述べられている。...
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  • クセートゥラ (category クラーク・アシュトン・スミス)
    Xeethra)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1934年12月号に掲載された。 冒頭に「カルナマゴスの遺言」からの引用がある。大瀧啓裕は「南柯の夢の本歌取りめいた」と表現している。 クセートゥラは、ゾティーク...
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  • 死体安置所の神 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    The Charnel God)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編ホラー小説であり、『ウィアード・テールズ』1934年3月号に掲載された。 未来大陸ゾティークを舞台とし、死者を贄として受け取る神モルディギアンを題材とする。クトゥルフ神話作品とし...
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  • 塵埃を踏み歩くもの (category クラーク・アシュトン・スミス)
    神クァチル・ウタウスが登場するが、クトゥルフ神話として描かれた作品ではなく、またアヴェロワーニュ(英語版)やゾティークとも関係がない、独立した作品であった。しかし、リン・カーターによって、文献「カルナマゴスの遺言」が「エイボンの書」と共に古代の魔術師の墓から発見...
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  • アドムファの庭園 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    Garden of Adompha)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1938年4月号に掲載された。 ヴァージル・フィンレイが挿絵を描き、WTの表紙も飾った。 ゾティークを舞台としたシリーズの一編。植物描写を得意としたスミスの極致たる一作...
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  • 最後の象形文字 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    『最後の象形文字』(さいごのしょうけいもじ、原題:英: The Last Hieroglyph)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1935年4月号に掲載された。 未来大陸ゾティークを舞台とし、独自の神性ウェルガマを題材としている。ウェルガマが登場する唯一の作品であり、この...
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  • ナートの降霊術 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    『ナートの降霊術』(ナートのこうれいじゅつ、原題:英: Necromancy in Naat)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1936年7月号に掲載された。 ゾティークのシリーズには、ナートの島出身の人物が頻出しており、本作ではナートの島を舞台としている。...
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  • エウウォラン王の航海 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    に変わった後、1947年9月号に『ガゾルバの探索』(原題:英: Quest of the Gazolba)として短縮版が掲載された。これによってゾティークの小説16編は全てWT誌に掲載されている。 ウスタイムの王の冠は、ガゾルバ鳥の剥製をはじめとする、ことごとく稀少な素材で造られていた。この王冠を...
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  • 拷問者の島 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    ゾティークを支配する妖星アケルナルから降り下り、他の世界に伝わると言われている。 『ゾティーク幻妖怪異譚』創元推理文庫、大瀧啓裕訳 [脚注の使い方] ^ 創元推理文庫『ゾティーク幻妖怪異譚』解説(大瀧啓裕)、437-438ページ。 ^ 創元推理文庫『ゾティーク幻妖怪異譚』解説(大瀧啓裕)、444ページ。...
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  • アメリカ合衆国メイン州の田舎町。スティーヴン・キング作品にてキャッスルロック、デリーen:Derry (Stephen King)と並んで三位一体を形成する。 日本のアボガドパワーズのアダルトゲーム『黒の断章』に登場するリヴァーバンクスの町は、セイラムズ・ロットの南に位置する。 ゾティーク Zothique...
    28 KB (3,717 words) - 13:25, 6 November 2023
  • モルテュッラ (category クラーク・アシュトン・スミス)
    『モルテュッラ』(原題:英: Morthylla)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアード・テールズ』1953年3月号に掲載された。 頽廃で厭世的な、ゾティーク16作品の最後の1作。 ウムブリとプシオムの姉妹都市を支配していた王族に、モルテュッラと...
    6 KB (929 words) - 13:43, 8 December 2021
  • イラロタの死 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    未亡人。妖術の噂がある。イラロタの主であり、彼女から恋人を略奪した。 イラロタ - 女王の侍女。妖術の噂がある。 トゥロス卿 - 女王の有名な愛人。 『ゾティーク幻妖怪異譚』創元推理文庫、大瀧啓裕訳 [脚注の使い方] ^ 創元推理文庫『ゾティーク幻妖怪異譚』解説(大瀧啓裕)、437-438ページ。...
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  • プトゥームの黒人の大修道院長 (category クラーク・アシュトン・スミス)
    The Black Abbot of Puthuum)は、アメリカ合衆国のホラー小説家クラーク・アシュトン・スミスによる短編小説。『ウィアードテールズ』1936年3月号に掲載された。 ゾティークのシリーズの一編。冒頭には「ホアラフ王の弓兵」の詩が載せられ、物語後に主人公のゾバルが詠ったものと示唆される。...
    9 KB (1,614 words) - 11:18, 11 December 2021
  • ダイイング・アース (ジャンル) (category スペキュレイティブ・フィクション)
    クラーク・アシュトン・スミスは、1930年代から遠未来の地球の大陸ゾティークを舞台とする一連の作品を書いた。1953年11月3日付けのL・スプレイグ・ディ・キャンプへの手紙でスミスは次のように記している。 「過去と未来の大陸についての神智学理論で漠然と示唆されたゾティーク...
    12 KB (1,858 words) - 15:17, 26 August 2022
  • ヴルトゥーム (category クラーク・アシュトン・スミス)
    ー・ヴォムビスの地下墓地』『深淵に棲むもの』は共にホラーである。発表時点ではクトゥルフ神話ではなく、ハイパーボリア・アヴェロワーニュ(英語版)・ゾティークなどとも無関係であった。 アーカムハウスから1948年に単行本『Genius Loci and Other...
    13 KB (1,674 words) - 02:51, 7 January 2024
  • ドリームランドのイブで非人間種族たちが崇拝した、水蜥蜴の姿をした神。カーターは後に、ボクルグの上位神ムノムクアを旧支配者とした。 ニオス・コルガイ ★ 遠未来のゾティーク時代に、彗星に乗って地球外からやって来る魔物。カーター設定では、この神が地球最後の生命になると予言する。 【凡例】 全集:創元推理文庫『ラヴクラフト全集』、全7巻+別巻上下...
    12 KB (1,723 words) - 12:42, 4 July 2023
  • 扶桑社、扶桑社ミステリー) 2012.1 『ゾティーク幻妖怪異譚』(クラーク・アシュトン・スミス、東京創元社、創元推理文庫) 2009.8 『ヒュペルボレオス極北神怪譚』(クラーク・アシュトン・スミス、東京創元社、創元推理文庫) 2011.5 『アヴェロワーニュ妖魅浪漫譚』(クラーク・アシュトン・スミス、東京創元社、創元推理文庫)...
    15 KB (2,025 words) - 21:24, 10 December 2023
  • クラーク・アシュトン・スミス:『ゾティーク』シリーズ などの大衆向けファンタジー冒険小説が次々と発表され、その中でも ロバート・E・ハワード:『英雄コナン』シリーズ が大いに人気を博した。以後、『英雄コナン』シリーズを模倣して C・L・ムーア:『処女戦士ジレル』 ヘンリー・カットナー:『アトランティスのエラーク』シリーズ...
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  • ハイパーボリア (クトゥルフ神話) (category クラーク・アシュトン・スミス)
    ヒロイック・ファンタジー / 超古代文明 / 伝説上の大陸 古代の概念:ヒュペルボレイオス / トゥーレ / アトランティス 近代の概念:レムリア大陸 / ムー大陸 / 大陸移動説 アヴェロワーニュ(英語版) / ゾティーク 【スミス凡例・邦訳収録】 ヒ極:創元推理文庫『ヒュペルボレオス極北神怪譚』(2011)...
    19 KB (2,484 words) - 08:39, 9 August 2023
  • 中崎英也 (category キングレコードのアーティスト)
    Blue」 井上昌己 「どんなふうにこの夜は終わるのだろう」 今井美樹 「頬に風」 「オレンジの河」 「ポールポジション」 「クラブ・ロンリーハーツ・エキゾティカ」 「静かにきたソリチュード」 「セカンド・エンゲージ」 「カリビアン・ブルーの夜明け」 今井優子 「HOTEL TWILIGHT」 「殺したいほどTONIGHT」...
    12 KB (674 words) - 14:01, 25 December 2023
  • 作詞:沢田研二/編曲:西平彰 クリスマスソングとして(1981年12月と1982年12月の計2回)番組内で放送された。  沢田研二 - リードボーカル エキゾティクス 吉田建 - ベース 上原裕 - ドラムス 柴山和彦 - ギター 安田尚哉 - ギター 西平彰 - キーボード ゲストミュージシャン アン・ルイス...
    6 KB (629 words) - 07:06, 11 February 2024
  • 人間に対して絶対的な力を振るったハストゥールやクトゥルーなどの旧支配者より圧倒的な上位の存在として描かれている。彼は『ラミア』ではラミアを追い彼女の生まれ故郷の星(惑星ゾティーク)を一瞬で破壊してのけた。しかしその力が巨大すぎるためか、格下であるはずのクトゥグアなどよりも、自由に時空間を行き来することが出来ないらしく、『...
    21 KB (3,295 words) - 01:54, 17 October 2021