さんかく座(さんかくざ、ラテン語: Triangulum)は、現代の88星座の1つで、プトレマイオスの48星座の1つ。伝承に登場する人物や生物など特定の事物ではなく、図形そのものがモチーフとされている。3等星と4等星が細長い三角形を形作る小さな星座だが、特徴的な形をしていることから見つけやすい。...
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座標: 01h 33m 50.904s, +30° 39′ 35.79″ さんかく座銀河(さんかくざぎんが、M33, NGC 598)は、さんかく座に位置する渦巻銀河。 さんかく座銀河は、天の川銀河、アンドロメダ銀河 (M31) とともに、局所銀河群を構成する主要な銀河の一つである。質量は天の川銀河の0...
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みなみのさんかく座(みなみのさんかくざ、Triangulum Australe)は現代の88星座の1つ。16世紀末に考案された新しい星座である。北天のさんかく座と同じく、特定の事物をモチーフとした星座ではない。さんかく座よりもわずかに小さい。 三角を構成するα、β、γの3星は、さんかく座のそれらよりも明るい。...
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しょうさんかく座(しょうさんかくざ、小三角座、Triangulum Minus)は、現在使われていない星座の1つ。 ヨハネス・ヘヴェリウスによって1687年にさんかく座とおひつじ座の間にあった3つの5等星を使って作られた。多くの天文学者によって広く受け入れられたが、1922年に国際天文学連合が現行...
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NGC 6025 (category みなみのさんかく座)
NGC 6025(Caldwell 95、Melotte 139)は、みなみのさんかく座の方角に約2700光年離れた位置にある散開星団である。1751年から1752年に南アフリカへ観測旅行中のニコラ・ルイ・ド・ラカーユによって発見された。 NGC 6025 at SEDS NGC 6025 at Messier45...
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コンパス座 - <熊本市> とびうお座 - <西表島> はえ座 - <西表島> ふうちょう座 - <沖ノ鳥島> みずへび座 - <鹿児島市> みなみのさんかく座 - <那覇市> りゅうこつ座 - <新潟市> 日本の一部の地域からは、まったく見えない星座 上記11星座(日本からは一部だけしか見えない星座)...
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フルール・ド・リス)がモチーフとされた。 おひつじ座とさんかく座の間にあり、ロワーエの頃より50年ほど前にドイツで作られた星図ではきたばえ座やすずめばち座と呼ばれていた星座と同じ領域に設けられた。いずれの星座も現在は使われていない。 おうしゃく座 ^ 原恵『星座の神話 -...
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72)は、ちょうこくしつ座に位置する銀河である。1826年7月7日にジェイムズ・ダンロップによって発見された。 日本国内で見える銀河としてはアンドロメダ銀河、さんかく座銀河に次いで明るいが、東京での南中高度15度ほどと南に低いことから目立たない存在となっている。 ^ a b c d 藤井旭『全天星雲星団ガイドブック』誠文堂新光社...
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みなみのさんかく座α星は、太陽系からみなみのさんかく座の方向約391光年の距離にある恒星で2等星。みなみのさんかく座で最も明るい恒星。天の南極に近いため、日本では沖ノ鳥島からしか見ることが出来ない。 橙色の巨星である。G型主系列星または白色矮星との連星系を成している可能性を示す観測データがあるが、2014年現在伴星は発見されていない。...
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さんかく座δ星(さんかくざデルタせい)は、さんかく座の方角に約35光年の位置にある分光連星系である。この系は、ヘルクレス座ζ星の運動星団の一部である。 リック天文台のグループによる1910年の観測で初めて視線速度が時間によって変化することが発見され、追観測によって分光連星であることが明らかになった。ウィルソン山天文台のMark...
9 KB (898 words) - 12:29, 31 January 2023
ッパルコスが約1850年前に記録した位置よりも0.5度以上動いていることから、固有運動の存在に気づいた。 2005年に発表された論文では、銀河(さんかく座銀河 M33)の固有運動を測定することに初めて成功したことが報告されている。 [1] 星表 連星 視差 光行差 わし座ロー星 - 固有運動によりいるか座に越境した恒星。...
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さんかく座β星 (さんかくざベータせい、β Trianguli / β Tri) は、さんかく座で最も明るい恒星で3等星。 この星は、白色巨星であるが、準巨星とする意見もある。水素の核融合を終え、直に赤色巨星に進化すると推測されている。 0.3天文単位離れ、周期31.8日の太陽に似た伴星がある。離心率は大きく近点は0...
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… 太陽系が所属する銀河。局所銀河群の中では2番目に大きい。 アンドロメダ銀河 (M31, NGC 224, Andromeda Galaxy) … 局所銀河群の中で最大の銀河。 さんかく座銀河 (M33, NGC 598, Triangulum Galaxy) 以上3つが主な構成員であり、際立って大きい。 大マゼラン雲 (Large...
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さんかく座の恒星の一覧(さんかくざのこうせいのいちらん)は、さんかく座の恒星を明るさの順に並べたものである。 European Space Agency (1997年). “The Hipparcos and Tycho Catalogues”. VizieR On-line Data Catalog:...
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アンドロメダ銀河(アンドロメダぎんが、M31、NGC 224)は、アンドロメダ座に位置する地球から目視可能な渦巻銀河である。さんかく座銀河 (M33) 、銀河系(天の川銀河)、大マゼラン雲、小マゼラン雲などとともに局所銀河群を構成する。 アンドロメダ銀河(M31)は、地球から約250万光年の距離に...
18 KB (2,060 words) - 01:42, 11 October 2024
は300億個以上の星があるが、矮小銀河に分類される場合もある。 我々の銀河系が属する局所銀河群にはたくさんの矮小銀河が存在する。これらの小さな銀河は、銀河系やアンドロメダ銀河 (M31)、さんかく座銀河 (M33) など、より大きな銀河の周りを周回していることが多い。銀河系の周囲には12個の矮小銀河...
3 KB (370 words) - 08:50, 18 January 2023
みなみのさんかく座β星 (みなみのさんかくざベータせい、β TrA / β Trianguli Australis) は、みなみのさんかく座の恒星で3等星。 この星は連星で、主星のみなみのさんかく座β星Aは黄白色の巨星、14等級の伴星とは、地球からは約155秒離れて見える。 ^ a b パーセクは1...
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さんかく座α星は、さんかく座で2番目に明るい恒星で3等星。 黄白色の巨星を主星とする連星系である。近接連星に分類される分光連星で、主星と伴星との距離はわずか0.04auしかない。主星と伴星は共通重心を1.736日で公転しており、余りに速い公転速度によって主星の形は歪んだ楕円体となり、地球から見た形が...
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みなみのさんかく座γ星 (みなみのさんかくざガンマ星、γ TrA / γ Trianguli Australis) は、みなみのさんかく座の恒星で3等星。白色の主系列星。 ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算 ^ 視等級 + 5...
3 KB (114 words) - 10:58, 19 July 2023
こぎつね座、こじし座、たて座、とかげ座、やまねこ座、ろくぶんぎ座、りょうけん座、ケルベルス座 (Cerberus)、しょうさんかく座 (Triangulum Minor)、マエナルスさん座 (Maenalus Mons) という10個の星座を設定したが、これらのうち、先の7つは現在も使われている(ケルベルス座以下、後の3つは廃された)。...
7 KB (615 words) - 22:34, 31 October 2023
アンドロメダ座のM32 NGC 224 - アンドロメダ座のアンドロメダ銀河 (M31) NGC 253 - ちょうこくしつ座の棒渦巻銀河 NGC 598 - さんかく座のM33 NGC 869 - ペルセウス座の二重星団(h) NGC 884 - ペルセウス座の二重星団(χ) NGC 1499 - ペルセウス座のカリフォルニア星雲...
6 KB (848 words) - 05:42, 9 May 2023
銀河は局所銀河群の外にある事がわかった。 1935年にハーロー・シャプレーは、この銀河の見かけの大きさ(角直径)は、アンドロメダ銀河(M31)やさんかく座銀河(M33)に次いで3番目に大きく、満月よりも広い、と発表した。なお、この順位は大マゼラン雲や小マゼラン雲を含めていない。 この銀河は、H II核を持つ。...
4 KB (394 words) - 12:25, 20 November 2023
さんかく座γ星(さんかくざガンマせい、英語: Gamma Trianguli)は、地球からさんかく座の方向に約112光年離れた位置にある4等星である。 視等級は4.00等で、δ星、7番星と見かけの三重星を構成している。 スペクトル分類では、A1Vnn型のA型主系列星に分類される。質量は太陽の2...
9 KB (850 words) - 22:46, 10 August 2023
大マゼラン雲 (category テーブルさん座)
さん座にまたがるぼんやりとした雲のように見える。太陽系からおよそ16万光年(5万パーセク)の距離に位置し、質量は銀河系の10分の1程度、直径は銀河系の20分の1程度の矮小銀河であり、局所銀河群の中ではアンドロメダ銀河 (M31)・銀河系・さんかく座銀河 (M33)...
16 KB (1,886 words) - 21:48, 1 October 2024
みなみのさんかく座ζ星 (ζ Trianguli Australis, ζ TrA) は、みなみのさんかく座に位置する分光連星である。 連星系は、黄白色のF型主系列星と黄色のG型主系列星の2つの恒星からなる。互いの周りを13日ごとに公転しており、軌道離心率は0.014である。 天文学者のKen...
4 KB (325 words) - 11:15, 4 February 2023
López-Santiago 他によってまとめられている。最も近い運動星団は、おおぐま座運動星団であり、赤緯60°の北斗七星のほとんどの構成星から、赤緯-65°のみなみのさんかく座の構成星(これらはアソシエーションに属する)までも含んでいる。 ^ Johnston, Kathryn V. (1995). “Fossil Signatures...
3 KB (490 words) - 22:40, 18 September 2024
初等幾何学における三角形(さんかくけい、さんかっけい、拉: triangulum, 独: Dreieck, 英, 仏: triangle,(古風)trigon)は、同一直線上にない3点と、それらを結ぶ3つの線分からなる多角形。その3点を三角形の頂点、3つの線分を三角形の辺という。 3点 A, B, C...
24 KB (3,568 words) - 20:02, 11 September 2024
で1天文単位、約1400年で1光年進む。 銀河系は、アンドロメダ銀河やさんかく座銀河 (M33) など約50個の銀河とともに局所銀河群を構成している。局所銀河群の中で銀河系とアンドロメダ銀河は突出して大きな銀河であり、さんかく座銀河の約10倍の質量を持っている。局所銀河群はおとめ座超銀河団の一部となっている。...
33 KB (4,820 words) - 06:25, 31 October 2024
australe stelliferum』に掲載された第2版の星図では、ラテン語化された「Circinus」と呼称が変更されている。ラカーユは、みなみのさんかく座を測量機器に見立て、じょうぎ座と共に製図用具が並ぶように星図を描いたとされる。 1922年5月にローマで開催されたIAUの設立総会で現行の88星...
11 KB (1,189 words) - 12:27, 17 March 2023
みなみのさんかく座の恒星の一覧(みなみのさんかくざのこうせいのいちらん)は、みなみのさんかく座を構成する主な恒星を明るさの順番に並べたものである。 European Space Agency (1997年). “The Hipparcos and Tycho Catalogues”. VizieR...
7 KB (144 words) - 22:09, 20 December 2022
みなみのさんかく座ι星 (ι TrA / ι Trianguli Australis) は、みなみのさんかく座にある三重連星である。 主星みなみのさんかく座ι星Aは分光連星で、+5.28等級である。どちらの恒星も黄白色のF型主系列星で、39.8日の公転周期を持つ。連星の1つはかじき座γ型変光星であり、連星の明るさは1...
3 KB (220 words) - 11:12, 4 February 2023