• ウデムシ(腕虫、ウデムシ類、無鞭類、英語: amblypygid、学名: Amblypygi)は、鋏角亜門クモガタ綱に所属する節足動物の分類群の1つ。分類学上はウデムシ目(無鞭目)とされる。平たい体に細長い脚と、腕のように発達した触肢をもつ捕食者である。150種以上が知られ、化石記録は約3億年前の石炭紀まで遡る。...
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  • ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ・ヒヨケムシ(全て第1脚) ^ フシダニなど ^ あり:サソリ・ザトウムシ・カニムシ、なし:クモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ・ヒヨケムシ・クツコムシ・ダニ・コヨリムシ ^ ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ:第2-4脚3節、コスリイムシ:番目により4-6節、ヒヨケムシ...
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  • 動物の体の名称に「腕」を用いる例はごく少ない。以下のような例がある。 棘皮動物 ; ヒトデ類とクモヒトデ類の場合 節足動物クモ綱ウデムシ目 腕足類 また、牛や豚などの前肢の部位の肉を「ウデ肉」と呼称する。 「腕」という言葉は、日本語においてはそのまま技術、力量といった言葉に置き換える事が出来る。 腕に縒りを掛ける...
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  • ムシなど ^ 歩脚状(ただし直後の脚から顕著に区別できる):ウミグモ・ダニ・コヨリムシ・ムカシザトウムシ・ザトウムシ・ヒヨケムシ・ワレイタムシ・クモ・コスリイムシ 鎌状(亜鋏状):ザトウムシ(一部)・ウデムシ・ヤイトムシ 鋏状:クツコムシ・カニムシ・サソリ・サソリモドキ ^...
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  • なっている鋏角類がある。クモガタ類に属するサソリモドキ類・ヤイトムシ類・ウデムシ類の第1脚、ザトウムシ類の第2脚などがその例である。また、クモガタ類の触肢は、感覚器官として用いられる例も少なくない。 節足動物に類縁の有爪動物(カギムシ類)は、頭部も1対の触角を持つ。柔軟で、密生した環節に細分される...
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  • で基部側に沿って背側/外側から内側/腹側に折り畳めるように湾曲する。 クモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ・ワレイタムシ・コスリイムシなど、いわゆる四肺類に属するクモガタ類で見られる。ウデムシ、サソリモドキとヤイトムシの鋏角は基部肢節に発達した1本の突起があるため、鋏角全体がややはさみ型に近い...
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  • 動物の総称。頑強な触肢と鞭のような尾をもつ捕食者であり、強烈な匂いをもつ酸性の噴出物で自衛をすることが知られる。「サソリ」の名が付くが、ヤイトムシウデムシ・クモに近縁であり、サソリとは別系統である。 異名「Uropygi」はギリシャ語の「οὐροπύγιον」(ouropugion)に由来し、そのうち「οὐρά」...
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  • クモの雄 サソリ ウデムシ サソリモドキ ヒヨケムシ ザトウムシ(アカザトウムシ亜目) ダニの顎体部 クモガタ類(クモ形類、蛛形類、Arachnida)の触肢は多様で、分類群により単調な歩脚状からあらゆる形まで多岐にわたる。コヨリムシを除き、クモガタ類の触肢は形態(脚とは明ら...
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  • 四肺類(しはいるい、Tetrapulmonata)は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群。現生群はクモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシから構成され、絶滅群はコスリイムシとUraraneidaがある。2対の書肺と牙のような鋏角を特徴とする。 サソリモドキの2対の書肺(l) クモの鋏角...
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  • 観的な理由により「害虫」に分類される例が近年見られるようになった。 不快害虫(ふかいがいちゅう)と呼ばれており、クモやゲジ、カマドウマ、ヒヨケムシウデムシ、ヤスデなどが代表例。後天性の恐怖などが引き起こしたものであり、現代的な害虫と言える。 近年では街路樹に生息する触らなければ概して無害な虫にま...
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  • うクモとして決定的な特徴はない。牙のような鋏角や2対の書肺などを有し、基本的体制は四肺類(クモ・ウデムシ・サソリモドキなど)のクモガタ類に共通するが、横で3枚以上の外骨格分かれた背板などというクツコムシに似た特徴も見られる。剛毛・口器・書肺・関節・爪など細部の構造は、主にパレオカリヌス(Palae...
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  • 、書鰓/書肺全体を腹側から覆うようになる。真鋏角類の中で、書鰓はカブトガニ類・ウミサソリ類などの節口類、書肺はサソリ・ワレイタムシ・クモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシなど、いわゆる蛛肺類に属するクモガタ類に見られる。書鰓/書肺を有する蓋板の位置と数は分類群によって異なるが、必ず後体第2-7節...
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  • ムシは一般にヒヨケムシに最も近縁で姉妹群と考えられてきた(共に Haplocnemata/Apatella をなす)。しかし2010年代以降、これは分子系統解析に否定的とされ、代わりにサソリや四肺類(クモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ...
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  • ムシに近縁とされ、もしくはコスリイムシは独立の目によおるものではなく、ムカシザトウムシとザトウムシのいずれかに含める1種という説もあった。しかし21世紀の見解を始めとして、鋏角・跗節・背板・腹板・蓋板などの特徴から、コスリイムシはむしろ四肺類(クモ+脚鬚類など)であり、特に脚鬚類(ウデムシ...
    13 KB (1,542 words) - 13:40, 15 February 2024
  • ウデムシやサソリモドキのように、一部の脚が触角状の感覚器に特化した例がある。 他にも昆虫の小顎と下唇にある顎鬚(palp)が嗅覚や味覚に関わり、一部の昆虫と甲殻類の後端にある尾毛(cercus, caudal ramus)も感覚器官として用いられる。サソリの櫛状板(pectine)とヒヨケムシ...
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  • ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシから構成されており、クモなどと共に四肺類(Tetrapulmonata)をなす。 Phrynus tessellatus(ウデムシ目) Thelyphonus doriae(サソリモドキ目) Hubbardia pentapeltis(ヤイトムシ目)...
    5 KB (527 words) - 21:55, 2 July 2023
  • タ類の気門は主に後体に集中し、サソリとアシナガダニに4対、カニムシウデムシ・サソリモドキ・一部のクモ(ハラフシグモ・トタテグモ下目・基盤的なクモ下目)に2対、ザトウムシに1対をもつ。しかしクツコムシと一部のダニは前体に1対、ヒヨケムシは前体に1対と後体に2対の気門が開く。なお、気管系をもつ一部の...
    8 KB (1,078 words) - 10:21, 26 November 2023
  • ムシがサソリモドキの1群として分類された経緯に因んでいる(後述参照)。 有鞭類の共有派生形質は、左右癒合した触肢基節・第1脚から第4脚まで2-1-1-1となる脛節の聴毛数・体の後端にある防御用の分泌腺・独特な求愛行動(求愛行動中でメスはオスの後体を掴む)など少なからぬ挙げられる。 有鞭類はウデムシ...
    6 KB (617 words) - 16:33, 17 March 2024
  • アラクノプルモナータ動物群)は、鋏角亜門クモガタ綱に属する節足動物の分類群。現生群はサソリと四肺類(クモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ)から構成され、絶滅群まで範囲を広げるとワレイタムシ・コスリイムシなどをも含むと考えられる。原則として書肺という呼吸器官をもつ。...
    10 KB (1,043 words) - 11:53, 29 July 2022
  • の群では第5跗小節の突起が発達せず、亜鋏状に近い構造となる。 前述の鋏角類の中でも、鋏角は鋏型でないものもある。例えば四肺類(クモ、ウデムシ、サソリモドキ、ヤイトムシなど)の鋏角は亜鋏状で、折りたたみナイフのような牙となっている。 様々なメガケイラ類 アンプレクトベルアとライララパクス...
    27 KB (3,434 words) - 01:45, 5 October 2023
  • 十脚類の小顎、鰓脚類の胸肢など。 触角状(antenniform)- 大顎類などの触角、ウデムシの第1脚など(この類の関節肢は必ずしも触角とは限らない)。 クモガタ類のクモの脚と触肢 軟甲類のコシオリエビの第1胸脚 六脚類の昆虫の脚 昆虫のカメムシの触角 関節肢は基部から内肢の先端にかけて、各肢節が異なる名称で区別さ...
    85 KB (9,436 words) - 08:14, 12 February 2024
  • 鋏角や呼吸器などに関する詳しい情報は不明瞭のため、ムカシザトウムシ類と他のクモガタ類の類縁関係は不明確である。ザトウムシ、アシナガダニ、もしくは四肺類(クモ・ウデムシ・サソリモドキなど)の系統に類縁など、様々な系統仮説が与えられた。 2020年現在、Phalangiotarbida目として以下の5科19属31種が認められる。...
    12 KB (1,341 words) - 06:35, 11 February 2024
  • は、2010年代以降から多くの分子系統解析により否定され、代わりにクツコムシとヒヨケムシに近縁・カニムシと胸穴ダニ類(Parasitiformes)に近縁・蛛肺類(サソリ・クモ・ウデムシ・サソリモドキ・ヤイトムシ)とクツコムシを含む系統群より早期に分岐など、様々な不確かな結果が出ている。...
    88 KB (10,291 words) - 14:07, 23 November 2023
  • Dinorhax 属)に開く。 付属肢らしき構造は見当たらないが、生殖孔と気門を覆いかぶさった腹面の外骨格は腹板ではなく、四肺類(クモ・ウデムシ・サソリモドキなど)に見られるような付属肢由来の蓋板(operculum)とも解釈される。 雄の鋏角と鞭毛 雄の鋏角と setiform flagellar...
    155 KB (17,503 words) - 12:00, 28 November 2023
  • 場合もあり、それを目的とした標本の制作や販売が行われる例もある。マレーシアなどではトリバネチョウやコノハムシ、カブトムシなどを標本箱に納めた形のものや、昆虫以外ではサソリやタランチュラ,ウデムシが同じような標本の形で販売されている(なお、一般的にクモ類は死後腹部が収縮してしまうため、乾燥標本には向...
    8 KB (1,439 words) - 01:23, 13 August 2021
  • 節足動物クモガタ類の場合 蛛肺類に分類されるクモガタ類は、書肺(しょはい)という対になる呼吸器を後体の腹面に配置される。その中でサソリは4対、ウデムシ・サソリモドキ・クモ下目以外のクモは2対、ヤイトムシとクモ下目のクモは1対をもつ。クモ下目の中では、ユウレイグモ科など一部を除いて昆虫と相似の気管系を書肺と併用している。体...
    26 KB (4,414 words) - 03:05, 24 December 2022
  • ムシ類自体は四肺類(クモ・ウデムシ・サソリモドキなどを含んだ系統群)の近縁として広く認められるため、もしクツコムシ類とワレイタムシ類は近縁であれば、クツコムシ類自体も四肺類の近縁と見なされる。この系統仮説に踏まえて、クツコムシ...
    26 KB (3,372 words) - 13:18, 11 April 2024
  • テリー・ハーパー フェムケ・ハーマンズ グアダルーペ・バウティスタ アリシア・バウムガードナー ヨカスタ・バジェ エリス・パチェコ 葉月さな サダフ・ハデム バーバラ・バトリック 花形冴美 イヴァナ・ハバジン ディー・ハマグチ 林田昌子 エヴァ・ハラシ ダリス・パルド レジーナ・ハルミッヒ ジェニファー・ハン...
    11 KB (947 words) - 12:19, 2 May 2024
  • 2005年12月発売。世界最強虫王決定戦の第三弾。この頃から毒虫が本格的に出場する。 オオエンマハンミョウやウデムシ、サソリモドキといった虫がこの弾から登場しマイナーな虫を中心とした二軍トーナメントも収録。優勝は、一軍は、スマトラオオヒラタクワガタ、二軍は、ロー...
    12 KB (1,599 words) - 01:38, 11 February 2024
  • キングコブラ フトアゴヒゲトカゲ ボールニシキヘビ オオアナコンダ ヒメカメレオン ヒルヤモリ マダガスカルヘラオヤモリ タンザニアジャイアントバンデットウデムシ アメリカビーバー ハダカデバネズミ タンチョウ ミミナシオオトカゲ など 9:00〜17:00(最終入園 16:30) 年中無休 大人(中学生以上)...
    20 KB (2,249 words) - 07:27, 3 April 2024
  • からも、一部のスーツが同様に改造・再塗装を施されており、一部の具体的な素体はイラストワークス[要文献特定詳細情報]で述べられている。シデムシウデムシ、バイオリンムシなどシリーズで初めて怪人化される昆虫はデザインを担当した韮沢靖自身が選んでいる。幹部系は虫だけではなく甲殻類も入れることとなった。 主なワーム...
    83 KB (9,257 words) - 11:52, 29 December 2023