• エズラ記』(エズラき、ヘブライ語: עזרא‎ ezrā エズラー、英: Book of Ezra)はヘブライ聖書中の一書で古代ユダの歴史を記す。 ユダヤ教聖書配列では「諸書」の1つとして扱われ、キリスト教では歴史書として『歴代誌』のあとにおかれる。 批評学者によって『歴代誌』と『エズラ記...
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  • 『第1エズラ書』(だいいちエズラしょ)は、正教会では、旧約聖書に含めているが、カトリックやほとんどのプロテスタント教会では、正典とはみなさない、いわゆる旧約外典の書物のひとつ。 ユダ王国の王ヨシヤの過越からエズラの活動に至までの歴史で、内容的には正典の『歴代誌』の最後の2章と『エズラ記』、『ネヘミヤ...
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  • エズラ(ヘブライ語: עֶזְרָא‎、ラテン文字表記: Ezra)は、『旧約聖書』の登場人物。 『旧約聖書』によれば、アロンの家系の祭司で、エレアザルまたピネハスの子孫(「エズラ記」7:1-5、7:11)。写字生(「エズラ記」7:6)で、ヘブライ語とアラム語も書けたと思われる(「エズラ記...
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  • エズラ記』『ネヘミヤ』は「歴代誌史家」とよばれる同じ著者グループの作品であるというのが定説である。しかし、必ずしもすべての研究者がそのことを認めているわけではなく、特に1人称(「私は…」)でされた箇所の背景にはエズラ...
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  • 共にモーセの律法の復興運動を起こしたことがエズラ記、ネヘミヤで描かれている。エズラは外国人との結婚を無効宣告し、ユダヤ人の純化運動を進めた。ここで復興された神殿がハスモン王朝時代に拡張され、イエスの時代に至っている。 キリスト教の旧約聖書にあるエステルは、この時期にペルシャ王の后になったユダヤ人女性エステルについての挿話である。...
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  • 』までの時代と『エズラ記』より後の時代の中間期)にバビロニア暦の影響を受けて月の名に変化があったためという説がある。このニサンという月名もバビロニア語の「ニサンヌ」に由来する。バビロン捕囚中、キュロス2世(大王)による解放以前、メディアの勢力下となった時代を想定して描いている『エステル...
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  • 』などの歴史書の補足という意味合いをもたされている。 この書物の原作者は、伝統的にエズラであると伝えられている。文体や記述法が似通っているため、批評学的には『エズラ記』『ネヘミヤ』と同じ著者グループによってかかれたものではないかと考えられている。 内容としては『サムエル』、『列王...
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  • 真理(エメト)3巻。詩篇、箴言、ヨブ 巻物(メギロート)5巻。雅歌、ルツ、哀歌、伝道者の書、エステル その他3巻。ダニエル書、エズラ記-ネヘミヤ、歴代誌(I, II) 律法、預言者、諸書の順に5+8+11=24巻、同じく5+21+13=39書と数えることがある。39を数え上げる場合は、エズラ記とネヘミヤ...
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  • エズラの勧めによって離婚した(エズラ記 10:30、33、44)。 ユディトの夫。同族・同じ家系の裕福な男性で、麦の刈り入れの際、日射病に倒れて寝込んだ末に死亡した。(ユディト) マナセは、ヨセフの長子で、ヤコブの孫。弟はエフライム。母親はエジプトのオンの祭司ポティ・フェラの娘アセテナ(創世 41:45、50)。...
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  • 052181202X ^ エズラ記 第1章1節 - 4節、第2章 ウィキソース ^ a b 歴代誌(下) 第36章22節 - 23節 ウィキソース ^ ダニエル書 第9章1節 - 2節ウィキソース ^ エズラ記 第4章 ウィキソース ^ エズラ記 第5章 ウィキソース ^ a b エズラ記 第6章15節 ウィキソース...
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  • 政暦とは、今日のユダヤ教で用いられている暦のことであり、教暦とは古代の農耕暦のことである。月名が2つ存在するのは、バビロン捕囚の前(列王より前の書)と後(エズラ記より後の書)では用いた暦が異なるためである。ただし、エステルではテベトを「第十の月」、シワンを「第三の月」と呼んでいるため、教暦から政暦への移行はもっと後の時代のことであることが分かる。...
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  • ゼカリヤ書の著者である可能性のある人物が出てくる箇所はエズラ記5章1節「預言者ハガイとイドの子ゼカリヤが、ユダとエルサレムにいるユダの人々に向かってその保護者であるイスラエルの神の名によって預言したので、」及びエズラ記6章14節「ユダの長老たちは、預言者ハガイとイドの子ゼカリヤの預言に...
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  • ユダヤ教の伝統では、諸書には以下の十一巻が含まれる。 『詩篇』 『箴言』 『ヨブ』 『雅歌』 『ルツ』 『哀歌』 『コヘレトの言葉』 『エステル』 『ダニエル書』 『エズラ/ネヘミヤ』(ユダヤ教では『エズラ記』と『ネヘミヤ』は一巻の文書と見なされている。) 『歴代誌』(ユダヤ教では上下巻に分けられていない。)...
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  • Zəḵaryāh)は、紀元前6世紀後半ごろのユダヤ人の預言者。旧約聖書に登場する人物。 旧約聖書の『ゼカリヤ書』によると、イドの子ベレクヤの子となっているが、エズラ記にはイドの子と書かれており、これはエズラ記の著者が一世代を省略し、「…の子」という言葉を孫の意味で用いたとする説がある。 父のベレクヤについての記述は見つからないが、...
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  • バビロン軍の攻撃によって略奪され破壊された。しかし、バビロン捕囚の後に、128人のアナトテの元住民が帰国し、ベニヤミン族が復興した。 ^ エズラ記2章23節、ネヘミヤ7章27節 ^ ネヘミヤ11章32節 エレミヤ(預言者) エフー(ダビデの勇士) アビエゼル(ダビデの勇士) 『新聖書辞典』いのちのことば社、1985年...
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  • ないのか。ごく一部の義人にしか希望がない( 天国へ入れない )というのなら、最初から私は生まれなければ良かった」などの、根源的な問いを真摯に神に問いかけて議論を求め、それに対して天使や神が答え、また七つの幻をエズラに見せるというのが主な内容となっている。 エズラ記 en:2_Esdras 表示 編集...
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  • 309-311 ^ 『ユダヤ戦記』第IV巻3章8節 ^ 例としてモーゼの兄アロンは『民数』3:6や4:16などで「祭司アロン」と表記されている。 ^ 『エズラ記』7:1-5 ^ エズラ記の系譜ではセラヤの次代がエズラだが、エズラ自身は大祭司ではない。 ^ (ヨセフス1999/11) p.41 ^ (ヨセフス1999/11)...
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  • ソロモンの書、エズラ記・ネヘミヤ、歴代誌、五書」『基督教研究』第72巻第2号、2010年、49–71頁。  石川立、加藤哲平「ヒエロニュムス「ウルガータ聖書序文」翻訳と注解(4): エステル、ヨシュア、トビト、ユディト、福音書、パウロ書簡」『基督教研究』第73...
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  • むものと含まないものの二種類が販売されているが、現行の新共同訳聖書(旧約聖書続編付き)では、第二正典のうち『マカバイ』のうち第3・第4を除いて、『エズラ記(ラテン語)』(『第4エズラ書』・『第2エスドラス書』とも)を加えて、旧約聖書と新約聖書の中間に配置されている。しかし、カトリック教会で伝統的に...
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  • エズラ記、ネヘミヤにその名が登場し、特に預言者ネヘミヤはアルタクセルクセスの側近からユダヤ総督になったとされる。建築や碑文を残すことにも熱心で、首都ペルセポリスには「百柱の間」を建設した。 ネヘミヤではネヘミヤが献酌官として仕えていた王として、アルタシャスタの名前で登場する。 エズラ記...
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  • 榊原康夫(モーセ五書、緒論) 舟喜信(創世) 西満(出エジプト) 富井悠夫(レビ) 田辺滋(民数) 後藤茂光(申命) 榊原康夫(サムエル) 鍋谷堯爾(ヨシュア、士師、ルツ) 服部嘉明(列王) 岩井清(歴代誌) 千代崎秀雄(エズラ記、ネヘミヤ) 大山武俊(エステル) 安田吉三郎(ヨブ) 小林和夫(詩篇)...
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  • ヘブライ語ではシュシャンとなる。伝説的人物であるダニエル書の主人公ダニエルの墓とされるもの(シューシュ・ダニエル)がある。 他にもエステルエズラ記などでシュシャン(スーサ)の名前が登場する。 ^ The Archaeology of Elam: Formation and Transformation...
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  • アイアケス(英語版)の子、紀元前538年ころから紀元前522年ころまでサモス島の僭主。 注釈 出典 [脚注の使い方] ^ 『史記』「刺客列伝」 ^ 『史記』「管蔡世家第五」 ^ s:エズラ記(口語訳)#6:15 ^ “The Stanford Encyclopedia of Philosophy: Parmenides”. Stanford...
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  • 』、『スザンナ』、『ベルと竜』を加える。 エズラ記 (ギリシャ語) エズラ記 (ラテン語) マナセの祈り 正教会などいくつかの教派で外典(不入典書)とされているにもかかわらず旧約聖書続編に入らなかった文書も存在する。 詩編第151編 マカバイ3 マカバイ4 などがこれに該当する。 『新共同訳聖書』...
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  • Mordecai, Mordechai)は、旧約聖書の登場人物。 バビロンから流刑後、エルサレムに帰還した人(エズラ記2:1、2)。 以下、全て参照聖句は『エステル』による。『エステル』に登場する、ベニヤミン人(2:5)。エステルのいとこで、養育者(2:7)。聖書によれば、クセルクセス王が新し...
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  • 26:7。ただしペルシアではなく新バビロニアのネブカドネザル2世の称号) は、その直訳といえる。アラム語形の מלך מלכיא melekh malkhayyā はエズラ記 7:12 と ダニエル書 2:37 に見え、前者はアルタクセルクセス1世を、後者はネブカドネザルを指す。マケドニア王国のアレクサンドロス3世によ...
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  • 囲は同じである。他に24、27とするものもある。この数の違いは、サムエル、列王、歴代誌の上下それぞれが1巻と数えられること、エズラ記とネヘミヤが併せて1巻と数えられること、十二小預言書が1巻と数えられること、ルツが士師に含まれること、哀歌がエレミヤ書に含まれることなどによる。...
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  • 『七十人訳ギリシア語聖書 ヨブ』秦剛平訳、青土社、2023年 ISBN 9784791775668 『七十人訳ギリシア語聖書 箴言 付録 アリステアスの書簡』秦剛平訳、青土社、2023年 ISBN 9784791776184 新共同訳聖書では旧約聖書続編のうち「エズラ記(ラテン語)」を除く部分は七十人訳聖書からの翻訳である。...
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  • 『バーデンハイム1939』アハロン・アップルフェルド 1996年 みすず書房 『タルムード入門 I 』A. コーヘン 1997年 教文館 「ダニエル書、エズラ記、ネヘミヤ」1997年 岩波書店 『ネルと子供たちにキスを』E. ウィレム・リンダイヤ 2000年 みすず書房...
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  • 」の研究で有名である。 1924年 米国ロサンゼルス生まれ、戦後極東福音十字軍(現、センド国際宣教団)の宣教師として来日する。 1951年 日本聖書神学校で学ぶ。卒業後、新約教団の教会で牧会する。 1961年 新改訳聖書の翻訳者に選ばれ、レビ、士師、ルツエズラ記、ネヘミヤ、エステルを翻訳する。...
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  • 『創世』 『出埃及記』(出エジプト) 『利未』(レビ) 『民数略』 『申命』 『約書亜』(ヨシュア) 『士師』 『路得』(ルツ) 『撒母耳前書』(サムエル) 『列王略記上』 『歴代志略上』『歴代志略下』 『以士喇』(エズラ記) 『尼希米亜』(ネヘミヤ) 『以士帖』(エステル記)...
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