• プーブリウスオウィディウス・ナーソー(ラテン語: Publius Ovidius Naso、ラテン語発音: [ˈpʊː.blɪ.ʊs ɔˈwɪ.dɪ.ʊs ˈnaː.soː]、紀元前43年3月20日 - 紀元後17年 または18年)は、帝政ローマ時代最初期の詩人の一人。共和政末期に生まれ、アウグス...
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  • 『変身物語』(へんしんものがたり、ラテン語: Metamorphōseōn librī)は、古代ローマの詩人オウィディウスによるラテン文学の名作。神話原典のひとつである。『転身物語』(てんしんものがたり)や、原題のまま『メタモルポーセース』などとも呼ばれる。...
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  • 彼らヒュプノスの息子たちは、ともに夢に関する分野を司る。 モルペウスは夢や空想に人間のイメージを送り、夢を形作ったり、夢に宿るものたちに形を与えたりする。 ポベートールは悪夢を生み出す。 パンタソスはややこしい非現実的な夢を生み出す。 オウィディウスによれば、モルペウスは人間の夢に、彼の兄弟のポベトールとパンタソス...
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  • 子供たちのうち、アンドレウスはボイオーティア地方のオルコメノスの最初の王で、アタマースとテミストーの子レウコーンの娘エウイッペーとの間にエテオクレースをもうけた。 娘ダプネーはアポローンに愛されたが、これを拒んだと伝えられている。オウィディウス...
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  • の名前は船乗りたちが呼んだことに由来する。またコリントス王シーシュポスはメリケルテースの追悼のためにイストミア競技祭を創始した。 オウィディウスも彼らを襲った悲劇はディオニューソスの養育が原因としている。ヘーラーは狂気の女神を遣わしてアタマースを狂わせた。アタマースはイーノーと子供たちを雌ライオン...
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  • オルコメノスの最初の王アンドレウスとエウイッペーの子エテオクレースの本当の父親とされる。そのため一部の詩人はエテオクレースをケーピーソスにちなんでケーピーシアデスと呼んだ。エテオクレースは王位を継承すると、地方の名前をアンドレウスに、部族の名前をケーピーソスにちなんで名付けた。オウィディウス...
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  • ウスに遣わされた鳶が奪い取ってゼウスに届けたという。その後、鳶はこの働きにより天に上げられ鳶星となった(この鳶星は『祭暦』と『博物誌』以外に言及がないためどの星を指すのかは不明である)。 ^ a b オウィディウス『祭暦』3巻794行-808行。 オウィディウス『祭暦』高橋宏幸訳、国文社(1994年)...
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  • ウェルギリウス『農耕詩』4巻339行。 ^ ヒュギーヌス、序文。 ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.109a。 ^ シケリアのディオドロス『歴史叢書』5巻57・7。 ^ オウィディウス『名婦の書簡』20-21。 ウェルギリウス『牧歌・農耕詩』河津千代訳、未来社(1981年) オウィディウス...
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  • ウスとその妻プラークシテアーの娘で、ケクロプス、パンドーロス、メーティオーン、プロクリス、クレウーサ、クトニアーと兄妹。 北風の神ボレアースが彼女に恋をし、力ずくでさらい、二人の間に娘クレオパトラーとキオネー、息子カライスとゼーテースが生まれた。 オウィディウス...
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  • ウスとも関連付けられるようになり、5月15日のメルクリウスの祭日にも祀られるようになった。 [脚注の使い方] 注釈 ^ キュレーネー山は現在のキリニ山。 ^ ゼウスとマイアとの関係がヘルメース神の性格の由来となっている。 脚注 ^ a b アポロドーロス、3巻10・1。 ^ オウィディウス『祭暦』5巻83行。...
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  • ネーレーイスの1人。 アバースの母。 ^ オウィディウス『変身物語』5巻572行-641行。 ^ パウサニアース、5巻7・2。 ^ シケリアのディオドーロス、5巻3・5。 ^ ピンダロス『ネメアー祝勝歌』第1歌1行。 ^ ウェルギリウス『牧歌』第10歌4行-5行。 ^ ウェルギリウス『アエネーイス』3巻692行-696行。...
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  • ウェルギリウス『アエネーイス』2巻673行-794行。 ウィキメディア・コモンズには、プリアモスの娘のクレウーサに関連するカテゴリがあります。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) ウェルギリウス『アエネーイス』岡道男・高橋宏幸訳、京都大学学術出版会(2001年) オウィディウス『変身物語(上)』中村善也訳、岩波文庫(1981年)...
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  • ケーユクス(明けの明星ヘオースポロスの子)の妻。 この夫婦は傲慢さからお互いをゼウスとヘーラーにたとえた。そのためゼウスはケーユクスをカツオドリに、アルキュオネーをカワセミに変えたという。 オウィディウスによるとアルキュオネーとケーユクスは大変仲の良い夫婦であったが、ケーユクスは神託伺いのために航海に出て、嵐...
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  • プスとヘカトンケイルをガイアの腹の中に隠した。その後、ティーターノマキアーの際にゼウスによって解放され、兄弟とともにゼウスの雷を鍛えた。 [脚注の使い方] ^ オウィディウス『祭暦』4巻288行。 ^ ウェルギリウス『アエネーイス』8巻425行。 ^ フェリックス・ギラン『ギリシア神話』23頁。 ^...
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  • オッピアヌス『漁夫訓』3巻488行-497行。 ^ ストラボン、8巻3・14。 ^ オウィディウス『変身物語』10巻728行-731行。 ^ アポロードロス、第3巻14・4。 ^ 『オデュッセイア』エウスタティウス注より。 ^ ウェルギリウス『アエネーイス』6巻125行以下。 ^ 呉茂一『ギリシア神話』新潮社、1994年、338頁。...
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  • ディア地方のキュレーネー山で生んだ。また、ヒュアデスとヒュアースも生んだともいわれる。プレーイオネーとプレイアデスはオーリーオーンに追われてスバルになったとされるが、オーリーオーンに追われたのはプレーイオネーだけだったともいわれる。 ^ a b アポロドーロス、3巻10・1。 ^ オウィディウス『祭暦』5巻81行-83行。...
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  • Amalthea)は、ギリシア神話に登場するゼウスの育ての親とされる牝の山羊である。ラテン語ではアマルテアという。アマルテイアはクレータ島のイーデー山あるいはディクテー山(英語版)の洞窟で、幼いゼウスに乳を与えて育てたとされる。アマルテイアはまた、この山羊を所有するニュンペーとされることもある。 オウィディウス...
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  • アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) ウェルギリウス『アエネーイス』岡道男・高橋宏幸訳、京都大学学術出版会(2001年) オウィディウス『変身物語(下)』中村善也訳、岩波文庫(1984年) オウィディウス『祭暦』高橋宏幸訳、国文社(1994年)...
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  • ^ クレータのディクテュス、1巻3。 ^ クレータのディクテュス、5巻13。 ^ クレータのディクテュス、6巻2。 ^ 『イーリアス』18巻47行。 ^ ヒュギーヌス、序文。 ^ ヒュギーヌス、71話。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) オウィディウス『変身物語(上)』中村善也訳、岩波文庫(1981年)...
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  • ヒュギーヌス、179話。 ^ a b アポロドーロス、3巻5・4。 ^ a b アポロドーロス、3巻5・2。 ^ a b c ヒュギーヌス、184話。 ^ オウィディウス『変身物語』3巻。 ^ ヒュギーヌス、239話。 ^ エウリピデース『バッカイ』1139行-1150行。 ^ ヒュギーヌス、240話。 ^ ヒュギーヌス、254話。...
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  • アポロドーロス、3巻1・2。 ^ a b c ヒュギーヌス、156話。 ^ 『オデュッセイア』10巻139行。 ^ ロドスのアポローニオス、4巻591行。 ^ a b オウィディウス『変身物語』4巻。 ^ アポロドーロス、適用(E)7・14。 ^ a b c d e ヒュギーヌス、序文。 ^ a b ヘーシオドス、956行-957行。...
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  • ペイレウスの娘。ヘーラクレースとの間にパライモーンを生んだ。 ペーネロペーの侍女の1人。 ^ ヘーシオドス『神統記』975行-978行。 ^ アポロドーロス、3巻4・2。 ^ ヒュギーヌス、179話。 ^ アポロドーロス、3巻5・4。 ^ エウリピデース『バッコスの信女』。 ^ オウィディウス『変身物語』3巻。...
    3 KB (355 words) - 04:43, 6 April 2022
  • パウサニアス、2巻7・9。 ^ オウィディウス、9巻450行。 ^ パウサニアス、7巻4・1。 ^ ビューザンティオンのステパノス(英語版)。 ^ ノンノス『ディオニューソス譚』11巻370行-481行。 ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.270a。 オウィディウス『変身物語(上)』中村善也訳、岩波文庫(1981年)...
    3 KB (237 words) - 21:46, 21 March 2024
  • と長い髪、水色の腕、魚の尾を持った姿をしているが、波で体が損なわれ、そのうえ貝殻や海藻、岩などが付着して本来の姿が失われているとも言われる。 オウィディウスの『変身物語』によると、アンテドーンの浜辺に人の来ない草原があり、漁から帰ってきたグラウコスがたまたまその草原に座って獲れた魚を数えていると、...
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  • 『変身物語』(オウィディウス) 『アエネーイス』(ウェルギリウス) 日本語では、英語発音をカタカナ表記にしたものが多く使われるため、カッコ内に一般的な他言語(主に英語)由来の呼称を併記。「...に相当」とあるのは、ギリシア神話との間で同一視されている神(「同一」「同源」という意味ではない)。 ディー・コンセンテスを参照。...
    7 KB (864 words) - 19:23, 4 February 2024
  • した。のちにヘーリオスはアクロコリントスをアプロディーテーに譲った。 一方、オウィディウスは『祭暦』の中で、ティーターノマキアーの際にブリアレオースがゼウスと敵対したとする奇妙な神話を伝えている。それによるとクロノスはゼウスに敗れたとき、運命は我々を見放していないとティーターン族を鼓舞した。というの...
    9 KB (1,215 words) - 09:46, 4 November 2022
  • 『イーリアス』5巻547行。 ^ パウサニアス、6巻22・9。 ^ オウィディウス『変身物語』5巻。 ^ ストラボン、6巻2・4。 ^ パウサニアス、5巻7・3。 ウィキメディア・コモンズには、アルペイオスに関連するカテゴリがあります。 オウィディウス『変身物語』中村善也訳、岩波文庫(1981年)...
    5 KB (464 words) - 12:34, 21 March 2024
  • エウリーピデース『ヘレネー』。 ^ オウィディウス『変身物語』11巻。 ^ パウサニアス、1巻43・7。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) アントーニーヌス・リーベラーリス『メタモルフォーシス ギリシア変身物語集』安村典子訳、講談社文芸文庫(2006年) オウィディウス『変身物語(下)』中村善也訳、岩波文庫(1984年)...
    4 KB (468 words) - 09:20, 8 June 2022
  • オウィディウスの変身物語に登場する。眠りの神ヒュプノスと、くつろぎ・瞑想・幻覚の女神パーシテアー(または、夜の神ニュクスか闇の神エレボス)の3人の子供たち(夢の支配者オネイロス)の1柱である。 兄弟には、人間にイメージを提供するのに優れたモルペウス...
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  • 1988年、260,496,497頁。 ^ a b アポロドーロス、2巻4・2。 ^ a b オウィディウス『変身物語』4巻。 ^ ロドスのアポローニオス『アルゴナウティカ』4巻1513-517行。 ^ オウィディウス『変身物語』4巻-5巻。 ^ アポロドーロス、2巻4・3 ^ ストラボン、10巻5・10。...
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  • この川の神アケローンは、冥界のニュムペーのオルプネーあるいはゴルギューラとの間にアスカラポスをもうけた。 ^ オウィディウス『変身物語』5巻539行-541行。 ^ アポロドーロス、1巻5・3。 アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年) オウィディウス『変身物語(上)』中村善也訳、岩波文庫(1981年)...
    4 KB (421 words) - 22:16, 24 July 2023