コガネムシ科(コガネムシか、Scarabaeidae)は、コウチュウ目(鞘翅目)の分類群の一つ。カブトムシ、コガネムシ、カナブン、ハナムグリなどに加え、ダイコクコガネやマグソコガネなどの糞虫も多く含む。 熱帯から亜寒帯まで、全世界に約3万種、うち日本には約360種が分布する。なお日本の360種のうち、3分の1は糞虫である。...
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アカマダラセンチコガネ科 Passalidae Leach, 1815 : クロツヤムシ科 Pleocomidae LeConte, 1861 : フユセンチコガネ科 Scarabaeidae Latreille, 1802 : コガネムシ科 Trogidae MacLeay, 1819 : コブスジコガネ科 [脚注の使い方]...
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幼虫は土中で植物の根を食べて成長する。 また、コガネムシ科の昆虫の総称または一部のグループを指して「コガネムシ」という場合もある。一般的にカブトムシやダイコクコガネなど形態に著しい特徴があるものを除き、ときにはハナムグリ亜科などのカナブン・ハナムグリの類を除いて草食のものだけをいうこともある。 狭義のコガネムシMimela...
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Polyphaga カブトムシ(多食)亜目 > Scarabaeiformia コガネムシ系列 > Scarabaeoidea > コガネムシ上科 > Scarabaeinae > コガネムシ科 > Dynastinae カブトムシ科」(編集者兼発行者 国立科学博物館) ^ 日本放送協会. “”カブトムシ相撲 ” 子どもたちが木の土俵で戦わせる...
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スカラベ(scarab)は、甲虫類のコガネムシ科にタマオシコガネ属の属名及びその語源となった古代エジプト語。単独の種名ではないため、いくつもの種が存在する。古代エジプト人が聖なる甲虫としていたのはヒジリタマオシコガネ(Scarabaeus sacer)の事である。...
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クワガタムシ科(Lucanidae)は、コガネムシ上科を分類する科の1つである。 1819年にマックリーによって創設された分類群であり、 世界に約100属1500種が知られる。 Lucanidae(ルカニダエ)については、「森に住む虫」という意味であるが、かつて、イタリア南部のルカニア地方では、ク...
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ゲンゴロウ属(ゲンゴロウ・コガタノゲンゴロウなど)、ゲンゴロウモドキ属(シャープゲンゴロウモドキ・オウサマゲンゴロウモドキなど)、スジゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、マルガタゲンゴロウ、ヤシャゲンゴロウなど ミズスマシ科 Gyrinidae - ミズスマシ ツブミズムシ上科 Microsporioidea ツブミズムシ科 Torridincolidae...
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16程度の上科に分けられるが、特に種数の多い上科は ハネカクシ上科 Staphylinoidea - 約48000種 コガネムシ上科 Scarabaeoidea - 約35000種 タマムシ上科 Buprestoidea - 約14000種 コメツキムシ上科 Elateroidea - 約23000種 ゾウムシ上科 Curculionoidea...
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ハナムグリ(花潜、Cetonia(Eucetonia)pilifera pilifera)は、コウチュウ目・コガネムシ上科・コガネムシ科・ハナムグリ族・ハナムグリ亜族・ハナムグリ属に属する昆虫の一種名(和名)である。春から秋にかけて各種の花に飛来し、背面は緑色、又は光沢のある茶褐色だ。そこに白い斑点...
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カブトムシ亜科(カブトムシあか、Dynastinae)は、昆虫綱コウチュウ目コガネムシ科に属する分類群。単に「カブトムシ」と呼ぶ場合、日本を含む東アジアに分布する標準和名がカブトムシの種 Trypoxylus dichotomus のことだけでなく、カブトムシ亜科およびそれに属する昆虫のことを指す場合もある。全世界に約8族、約1...
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テナガコガネとは、昆虫綱甲虫目コガネムシ科テナガコガネ亜科に属する昆虫の総称。雄成虫の前脚が非常に長いことが特徴。日本にはヤンバルテナガコガネが生息する。大型のコガネムシの仲間。 幼虫は生育に際し、広葉樹の老木の巨大な洞に溜まったフレーク状の腐植土を餌とするが、このような生育環境の成立・維持には大規...
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センチコガネ(雪隠金亀子、雪隠黄金虫)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ上科・センチコガネ科(Geotrupidae)に分類される甲虫の総称。糞や腐肉を餌にするいわゆる糞虫の一群で、金属光沢のある鮮やかな体色をしたものが多い。 日本語ではその中の一種 Phelotrupes laevistriatus...
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カナブン (category コガネムシ)
カナブン(金蚉、金亀虫、金蚊)は、コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科に属する昆虫であり、やや大型のハナムグリの一種である。 ただし近縁の種が数種ある上、一般にはコガネムシ科全般、特に金属光沢のあるものを指す通称として「カナブン」と呼ぶ場合もあるため、アオドウガネやドウガネブイブイなどと混同されることもある。...
9 KB (1,206 words) - 14:30, 17 September 2024
糞虫(ふんちゅう、くそむし、英: dung beetle)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科、およびその近縁な科に属する昆虫のうち、主に哺乳類の糞を餌とする(食糞)一群の昆虫を指す。食糞性コガネムシとも呼ばれる。 動物の糞は、その動物が利用できないものを排出したものだが、他の動物には利用可能...
9 KB (1,360 words) - 11:54, 12 September 2024
ムシ科の一亜科として位置づけられている。なお、日常で「はむし」という場合、羽虫のことである場合も多い。これは、小さな羽のある虫全般を指し、特に分類群を定める語ではない。この項では上記の分類群を扱う。 形は多様だが、比較的簡単な形のものが多く、いわばコガネムシ...
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ヤンバルテナガコガネ(山原手長黄金、Cheirotonus jambar)は、昆虫綱甲虫目コガネムシ科に分類される甲虫類。 日本の沖縄島北部(山原)のみに分布する固有種である。 成虫の体長は、オスで4.7 - 6.2 cm、メスで4.6 - 6 cmである。 ミトコンドリアDNAの16S...
13 KB (2,066 words) - 11:04, 29 February 2024
マメコガネ(豆黄金、Popillia japonica)は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科に分類される甲虫の一種。植物食の小型のコガネムシである。日本在来種。移入した北アメリカでは "Japanese beetle" (ジャパニーズ・ビートル)と呼ばれている。農業上の重要害虫の1つ。...
7 KB (1,043 words) - 17:28, 5 January 2024
幼虫は、同じコガネムシ上科に属するコガネムシ科の幼虫に似ているが、ほとんどのコガネムシ上科の幼虫では尾節に開く肛門が横に裂けて排泄時には上下に開くのに対し、クワガタムシ科の場合には肛門は縦に裂けて排泄時には左右に開き、この左右に座りだこ状の突起があるため区別できる。また、コガネムシ科...
86 KB (13,913 words) - 20:21, 19 July 2024
プラチナコガネは中南米に生息するコウチュウ目コガネムシ科のグループで約 50 種が知られている。主に山地の雲霧林に生息し個体や種類ごとに色が違うものが多く、金色や銀色のほか、赤や緑の個体もいるが、いずれにせよ周辺の風景も映るほどの光沢がある。主に山地の雲 プラチナコガネ...
3 KB (259 words) - 07:36, 5 August 2023
ゾウカブト属(ゾウカブトぞく、象兜属、学名:Megasoma)は、昆虫綱甲虫目コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族に属する代表的な分類群。学術名からメガソマ属と呼ぶこともある。 大きくずんぐりとした体形をしており、体の割に角はそれ程長くはならないため体長はヘラクレスオオカブトなどのオオカブト属に劣...
9 KB (1,170 words) - 10:44, 15 February 2024
蛸入道(たこにゅうどう) - 坊主頭の者をからかった呼び方。 入道海豚(にゅうどういるか)。ゴンドウクジラ。 入道虫(にゅうどうむし) カブトムシなどのコガネムシ科の昆虫の幼虫。地虫(じむし)。 チョウやガなどのチョウ目の昆虫のサナギ。復蜟(にしどち)。 坊主頭の妖怪。仏僧の格好をした妖怪。 一目入道...
1 KB (253 words) - 08:18, 24 December 2023
また、飛翔時に鞘翅を開くことでハエ目(双翅目)昆虫の平均棍と同様バランスをとる役割もある[要出典]。ただし中には鞘翅を閉じたまま飛ぶもの(コガネムシ科ハナムグリ亜科のカナブン、ハナムグリ類など)もいる。 飛ばないよう進化したものもいる。そういったものの場合、鞘翅が厚くなり、互いに癒合して背面全体を覆...
3 KB (371 words) - 23:22, 5 May 2022
ダイコクコガネ(大黒黄金)Copris ochus は、コウチュウ目(鞘翅目)・コガネムシ科に分類される甲虫の一種。大型の糞虫で、オスの頭部に角がある。日本では北海道から口永良部島まで、日本以外では朝鮮半島と中国にも分布する。 成虫の体長は20mm-32mmで、糞虫では日本最大の種類である。成虫の体...
8 KB (1,231 words) - 09:20, 7 May 2024
ムシ科やコガネムシ科には及ばないものの、コメツキムシ科やタマムシ科よりかなり多い。ただし分類体系やその範囲には異説が多いようである。知名度の低さから、他から流用された名でない、固有の名を持つのはほとんどキマワリだけである。それ以外はゴミムシ...
12 KB (1,875 words) - 07:43, 17 August 2022
オオオニバス (category スイレン科)
を発する。この際の花は発熱し (ときに外気温+10℃に達する)、さらに匂いを強化する。この匂いと熱、そしておそらく白い色に誘引され、コガネムシ科の甲虫 (主にコガネカブト属の Cyclocephala castanea, C. hardyi, C. verticalis)...
26 KB (2,795 words) - 03:06, 31 December 2023
ドウガネブイブイ(Anomala cuprea、銅鉦蚉蚉)は、甲虫目コガネムシ科の草食昆虫。 体長はおよそ25ミリ。体色は全身暗銅色で、鞘翅には長い毛が生えている。全体的な体型はコガネムシに似るが、より大型であり、光沢も鮮やかな緑色の体色も持たない他、頭部が長いことで区別できる。...
3 KB (317 words) - 01:00, 30 June 2023
1870 は、コウチュウ目(鞘翅目)コガネムシ科カブトムシ亜科カブトムシ族のオオカブト属 Dynastes に分類される昆虫の一種。グラントオオカブトとも呼称される。 アメリカ合衆国のアリゾナ州などとメキシコの一部に分布する。北アメリカに分布するコガネムシ類としては最長である。...
33 KB (5,031 words) - 08:13, 16 August 2024
アオドウガネ(青銅鉦、Anomala albopilosa)は、甲虫目コガネムシ科の草食昆虫。 体長約 17 - 26mm。成虫の体型はずんぐりと丸く、前胸背板輪廓の両端は角張らない。体色は、艶が弱いが鮮やかな緑色の金属光沢を示す。琉球語(沖縄方言)ではクスブンと呼ばれる。...
8 KB (934 words) - 06:29, 1 September 2024
コメツキムシ(米搗虫、叩頭虫)は、昆虫綱コウチュウ目に属するコメツキムシ科に属する昆虫の総称である。和名をコメツキムシとする種はない。 仰向けにすると、自ら跳ねて元に戻る能力がある小型甲虫。米をつく動作に似ていることからこの名前がある。ただしベニコメツキ属など跳ねないものもいる。...
7 KB (791 words) - 10:46, 27 August 2024
クロツヤムシは、甲虫目に分類されるクロツヤムシ科の昆虫の総称である。コガネムシ上科で、クワガタムシ科に近縁とされる。集団(家族)で朽木の中に住まい、親成虫が幼虫を養うという生態が知られ、これはクワガタムシ科のチビクワガタ属に近いといわれている。 クロツヤムシ科の種は世界で約600種近く発見されている。熱帯地域に広く分布している。...
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ゴホンツノカブト属 (category カブトムシ族)
ゴホンツノカブト属(ゴホンツノカブトぞく)学名 Eupatorus は、コガネムシ科カブトムシ亜科に分類される甲虫の1属。東南アジアの大陸部に分布し、近縁種がニューギニアに生息する。属のタイプ種はヒメゴホンヅノカブト Eupatorus hardwickei (Hope,...
6 KB (802 words) - 08:07, 16 August 2024