• コヨリムシ目(Palpigradi)は、鋏角亜門・クモガタ綱に所属する節足動物の分類群の1つ、コヨリムシコヨリムシ類)と総称される微小な土壌生物である。 同じくクモガタ類であるサソリモドキに似通う外見をもち、英名も「microwhip scorpion」(微小なサソリモドキ/ムチサソリ)と呼ばれて...
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  • ムシ 気管系:カニムシ、ザトウムシ、クツコムシ、ヒヨケムシ、ダニ(一部を除く) ^ 「クモ亜綱」とも言い、コヨリムシ目・サソリ・クモ・ウデムシ目・サソリモドキ・ヤイトムシ目からなる。 ^ 「ダニ亜綱」とも言い、クツコムシ目・ダニ類・ザトウムシ目・カニムシ目・ヒヨケムシ目からなる。 ^...
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  • ムシなど ^ 歩脚状(ただし直後の脚から顕著に区別できる):ウミグモ・ダニ・コヨリムシ・ムカシザトウムシ・ザトウムシ・ヒヨケムシ・ワレイタムシ・クモ・コスリイムシ 鎌状(亜鋏状):ザトウムシ(一部)・ウデムシ・ヤイトムシ 鋏状:クツコムシ・カニムシ・サソリ・サソリモドキ ^...
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  • orders” (英語). PeerJ 2: e641. doi:10.7717/peerj.641. ISSN 2167-8359. https://peerj.com/articles/641/.  有鞭類 サソリモドキ コヨリムシ ウィキスピーシーズにヤイトムシ目に関する情報があります。 表示 編集...
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  • 基本的な形の鋏角であり、クモガタ類のサソリ・ザトウムシコヨリムシ・多くのダニ、カブトガニ類やウミサソリ類など節口類、およびウミグモ類(鋏肢)に見られる。ただしイトダニ科と一部のウミグモ類は、鋏角柄部が更に2節以上に分されたため、鋏角全体が計4節以上になる。マダニの場合、鋏角は針状に著しく特化し、先端のはさみは小さく...
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  • ヒヨケムシ(ヒヨケムシ類、学名: Solifugae)は、鋏角亜門クモガタ綱に分類される節足動物の分類群の一つ。分類学上はヒヨケムシ目とされる。強大なはさみ型の鋏角と脚のような触肢を先頭に有し、主に砂漠に生息する俊敏な捕食者である。1,100種以上知られ、最古の化石記録は約3億年前の石炭紀まで遡る。...
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  • ワレイタムシ(割れ板虫、割板類、ワレイタムシ類、Trigonotarbid、学名:Trigonotarbida)は、鋏角亜門クモガタ綱に分類される化石節足動物の分類群の1つ。分類学上はワレイタムシ目とされる。クモに似た姿と、横で数枚に分かれた背面の外骨格を特徴とする。...
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  • コヨリムシ サソリモドキ ヤイトムシの雄の尾節 キメララクネの復元図 クモガタ類の場合、尾節はいくつかの分類群に見られ、以下の例が挙げられる: サソリモドキ、ヤイトムシコヨリムシの尾節は分節した鞭に似て、鞭状体(flagellum)と呼ばれる。サソリモドキとコヨリムシ...
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  • クモの雄 サソリ ウデムシ サソリモドキ ヒヨケムシ ザトウムシ(アカザトウムシ) ダニの顎体部 クモガタ類(クモ形類、蛛形類、Arachnida)の触肢は多様で、分類群により単調な歩脚状からあらゆる形まで多岐にわたる。コヨリムシを除き、クモガタ類の触肢は形態(脚とは明らかに異なる)や見かけ上6節の肢節数(蹠節...
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  • rapace)から区別されるように「prosomal dorsal shield」や「peltidium」とも呼ばれている。また、ヤイトムシコヨリムシ・ヒヨケムシ・ウミグモのように、前体の後方数節が胸部のように分節した鋏角類もあるが、それでも眼と口器のある体節は、必ず脚のある直後の体節と一つにまと...
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  • gill)で呼吸する。なお、ウミグモ、コヨリムシと一部のダニは呼吸器を持たず、皮膚呼吸を行う。 甲殻類は多くが水生で、通常では付属肢基部の外葉(副肢)が鰓となって水中呼吸をする。陸生等脚類(ワラジムシ)は腹肢の白体(pleopodal lung, 偽気管...
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  • ムシ・ザトウムシ・ヒヨケムシ・クツコムシ)、もしくは呼吸器を欠くクモガタ類(コヨリムシ・一部のダニ)はお互いに遠縁で、四肺類の中でも書肺を気管に進化させたものがあるため(後述参照)、書肺の退化と気管の進化は、クモガタ類の中で複数回に起きていたと考えられる。 ワレイタムシ...
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  • いがたく、第1脚をもつ体節(第4体節、古典の体系における「第1胸節」)をも含め、その構造も胴節と同形である。この頭部は他の一部の鋏角類(ヒヨケムシコヨリムシなど)における分節した前体の前半部に対応とされる。 頭部の背面中央は眼丘(ocular tubercle)が盛り上がり、通常はここで2対の単眼...
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  • 由来する。絶滅したウミサソリも多くが似たような尾節をもつが、ダイオウウミサソリ類などはへら状に広がっている。ヤイトムシの尾節は短い突起で、雌雄により形が異なる。サソリモドキとコヨリムシの尾節は細長い数珠状で、「鞭状体」と呼ばれる。一部の鋏角類、例えばサソリの腹部は幅広い前部と幅狭い後部に分かれ、後者は往々にして...
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  • 頸板(1節)+腹面の体節/付属肢対の数に基づく。背面は外見上9-330節(脚11-653対、22-1306本)。 ^ a b c ウデムシ類・サソリモドキ類・ヤイトムシ類・クツコムシ類・コヨリムシ類の後体末端3節は尾部 pygidium として区別される。 ^ a b サソリとウミサソリの後体/中体第1節の背板は...
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  • bsikagaku.jp. 2022年6月23日閲覧。 ^ 坂寄 廣 (2014). “岡山産オウギツチカニムシ Allochthonius(Allochthonius)opticus の再記載 (カニムシ目,ツチカニムシ科)”. 茨城県自然博物館研究報告 Bull. Ibaraki Nat. Mus. 17: 1-6...
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  • イタリアのアクィラ大学に所属した著名な昆虫学者でクモを含む広い範囲のグループを研究した。 コガネグモ科、ダニ、クツコムシ目コヨリムシ目、ヤイトムシ目、ザトウムシおよびウデムシ までを配る。進化分類学から分類学、生物地理学を中心に研究を進め、発表した新種は367、クモ科の33に分類、新しい23属を立てた。...
    6 KB (839 words) - 13:12, 5 November 2022