• ゴミムシ(塵虫、芥虫)は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科、あるいはこれに近縁な科の類の中から目立ったものを除いた、雑多なものをまとめて呼ぶ名称である。研究の進歩により、その多様性が明らかになりつつある。 狭義にはその中の一種、オサムシ科ゴモクムシ亜科に属する Anisodactylus signatus...
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  • ヒョウタンゴミムシ科 Scaritidae - ヒョウタンゴミムシ、オオヒョウタンゴミムシ、ヒメヒョウタンゴミムシなど ゴミムシ科 Harpalidae ホソクビゴミムシ科 Brachinidae - ミイデラゴミムシなど カワラゴミムシ科 Paussidae コガシラミズムシ科 Haliplidae コツブゲンゴロウ科...
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  • メクラチビゴミムシはチビゴミムシ亜科のゴミムシのうち、地下生活に強く適応した結果複眼を失った一群の総称である。かつては洞窟で進化した洞穴生物と考えられた。しかし、洞穴生物学の研究の進展により、土壌より下層の地下浅層と呼ばれる層で、風化した岩石の間に形成された間隙に適応して進化した昆虫であり、洞窟以外...
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  • ゴミムシダマシ科(ゴミムシダマシか、Tenebrionidae)は、コウチュウ目に含まれる分類群の一つ。成虫の知名度は高くないが、幼虫であるミールワームは知名度は高く、きわめて多様なものを含んだ大きな群である。 ゴミムシダマシの名は、ゴミムシに似て異なるものの意であるが、実際にはあまり似ていない。...
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  • ごみ (redirect from ゴミ)
    とがある。『侮蔑』も参照のこと。また、カタカナで「ゴミ」と表現、ないしは表記すると、差別用語とみなされる観点から、日立製作所など一部企業では、社内文書を含めカタカナ表記を禁止している。 ゴミムシ(オサムシ科) ゴミグモ(コガネグモ科ゴミグモ属) ゴミアシナガサシガメ(サシガメ科) ^ 広辞苑第六版「ごみ」...
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  • ミイデラゴミムシ(三井寺歩行虫、Pheropsophus jessoensis Morawitz, 1862)は、コウチュウ目(鞘翅目)・オサムシ上科・ホソクビゴミムシ科の昆虫である。派手な体色をしたゴミムシ類の昆虫で、俗に言うヘッピリムシの代表的なものである。...
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  • 総称としてのヒョウタンゴミムシはヒョウタンゴミムシ亜科の昆虫を指すが、これらはオサムシ科の亜科ではなく、ヒョウタンゴミムシ科(Scaritidae)という独立した科で扱われることもある。日本からは4属27種ほどが記録されている。 ゴミムシ類の中でも特に地中に巣穴を掘って生活するの...
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  • 約48000種 コガネムシ上科 Scarabaeoidea - 約35000種 タマムシ上科 Buprestoidea - 約14000種 コメツキムシ上科 Elateroidea - 約23000種 ゾウムシ上科 Curculionoidea - 約70000種 ゴミムシダマシ上科 Tenebrionoidea...
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  • シャクトリムシブラザーズタナカ「田中直樹(ココリコ)+シャクトリムシ(声:雪乃五月)  28話からレギュラー出演 メカシデムシミヤサコ「宮迫博之(元雨上がり決死隊)+シデムシ+メカ」(声:土門仁) ゴミムシホトハラ「蛍原徹+ゴミムシ」(声:高瀬右光)...
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  • チョウセンメクラチビゴミムシ属(チョウセンメクラチビゴミムシぞく、学名: Coreoblemus)とは1969年に日本の長崎県・対馬で発見されたコウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科チビゴミムシ亜科の昆虫の属の一つである。現在、チョウセンメクラチビゴミムシ属はツシマメクラチビゴミムシC. venustus...
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  • 世界中にほぼ750属25,000種が分布する。オサムシ科の昆虫のオサムシ亜科以外のものや、オサムシ亜目の陸生オサムシ類に属する科の昆虫の多くはゴミムシと呼ばれる。オサムシ亜目はピエール・アンドレ・ラトレイユにより、1802年に命名された。...
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  • コアオハナムグリ ハマウド(英語版)などの集合花に集まる。 オオヒラタシデムシ・ヤコンオサムシ・セアカオサムシ ミミズなどの小動物の死骸を食べ、河川敷で見られる。 カワチゴミムシ 丸石河原では、本種をはじめ、大型種から微小種まで様々なゴミムシ類が見られる。 アイヌハンミョウ・コニワハンミョウ・ハンミョウ・エリザハンミョウ・マメハンミョウ...
    15 KB (1,824 words) - 00:36, 6 January 2024
  • ジャアナヒラタゴミムシ (Jujiroa ana) は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ亜目(食肉亜目)オサムシ科ホラアナヒラタゴミムシ属 Jujiroa に分類されるゴミムシの一種。 愛知県豊橋市北東部の鍾乳洞「嵩山蛇穴」を基準産地として記載された種で、日本(本州)の固有種である。...
    19 KB (2,297 words) - 16:46, 4 March 2024
  • ミールワーム (category ゴミムシダマシ科)
    ミールワーム(Mealworm)(あるいはミルワーム、ミルウォーム、ミールウォーム)は、飼育動物の生餌とするために飼育・増殖されているゴミムシダマシ科の甲虫の幼虫の総称である。 ゴミムシダマシ科の構成種には、穀物倉庫などで貯穀害虫となっている種がいくつも知られている。こうした昆虫は本来乾燥した土地で地表に落ち...
    16 KB (2,405 words) - 03:30, 17 December 2023
  • Coreoblemus ゴトウメクラチビゴミムシ属 Gotoblemus ウィキスピーシーズにチビゴミムシ亜科に関する情報があります。 ゴミムシ メクラチビゴミムシ 日本産チビゴミムシ亜科目録, Web版 - ウェイバックマシン(2004年2月21日アーカイブ分)(Insects and Caves)...
    3 KB (407 words) - 18:56, 28 March 2020
  • オオキベリアオゴミムシ(大黄縁青芥虫、 Chlaenius nigricans)は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科に分類される昆虫(ゴミムシ)の一種。肉食性で、幼虫はカエルを襲い捕食するほか、成虫もカエルやミミズ・昆虫などを捕食する。このように、カエルを捕食する本種の生態はゴミムシ類では特殊なものとされる。...
    31 KB (3,992 words) - 10:23, 13 January 2024
  • 昆虫 (section ムシ)
    カブトムシゴミムシなどの仲間、35万種(10233種) チョウ目(鱗翅目) - チョウ、ガの仲間、17万種(5337種) ハエ目(双翅目) - ハエ・カ・アブなどの仲間、15万種(5183種) ハチ目(膜翅目) - ハチ、アリの仲間、11万種(4516種) カメムシ目(半翅目) - セミ、カメムシなどの仲間、8万2千種(2973種)...
    63 KB (8,766 words) - 04:12, 18 April 2024
  • ゴミムシダマシ(塵虫騙、芥虫騙)は、鞘翅目ゴミムシダマシ科の昆虫の総称としても使われるが、その一種ゴミムシダマシ(Neatus picipes)を指す。 体長は14-18mm、全身が褐色、全体として楕円形で、腹背にやや扁平な甲虫。背面はややつやのある褐色、腹面はより黒っぽい。触角は先端がややふくら...
    2 KB (269 words) - 03:37, 10 July 2022
  • ゴミムシダマシ Tenebrio molitor(ミールワーム)、コメノゴミムシダマシ Te. obscurus(ダークミールワーム)、Z. atratus(スーパーワーム)、コクヌストモドキ Tribolium castaneum(以上、鞘翅目ゴミムシ...
    72 KB (9,597 words) - 22:55, 25 March 2024
  • の幼虫を捕食するのは溺死してしまうため不可能に近い。しかし、アワフキムシの幼虫の捕食者として特殊化したいくつかのアトキリゴミムシ亜科のゴミムシは、成虫も幼虫も溺れることなく泡巣の中に進入して捕食することができるし、それ以外のゴミムシの中に長く伸張した首を持ち、これだけを泡巣の中に突っ込んで幼虫を捕食する種類も知られている。...
    7 KB (1,075 words) - 13:29, 21 August 2020
  • ヨコハマナガゴミムシ(よこはまながごみむし、学名:Pterostichus yokohamae Nakane & Straneo)は、コウチュウ目オサムシ科の昆虫である。世界でも日本の神奈川県横浜市にある鶴見川の河川敷にしか存在しない。絶滅危惧種でもある。 体長約2cmのゴミムシ...
    3 KB (423 words) - 13:16, 14 November 2023
  • )には旧制中学校の大阪府立豊中中学校(現・大阪府立豊中高等学校)に入学した。この時期に父の紹介で関西昆虫学会の戸澤信義、大倉正文、松田勉らオサムシゴミムシ類研究のパイオニアと知り会い、これら分類群への興味が強くなっていった。 しかし、戦争は激化し、1944年(昭和19年)からは学徒動員され、「ジ...
    51 KB (7,166 words) - 07:09, 10 January 2024
  • ゴミムシの前胸背板 一連のアーチ状の背板に覆われたダンゴムシの体 側庇が突出したヤスデの背板(体環背面) 横で3枚に分かれた背板をもつクツコムシ 背板は原則として1体節つきに1枚のみをもつ。ただし、1体節の背板が更に複数枚に細分する(クツコムシ...
    11 KB (1,289 words) - 01:43, 1 December 2023
  • オウシュウオオキベリアオゴミムシ Chlaenius circumscriptus (Duftschmid, 1812) は、コウチュウ目(鞘翅目)オサムシ科・ゴモクムシ亜科の Chlaenius 属( Epomis 亜属)に分類される昆虫(ゴミムシ)の一種。...
    20 KB (2,418 words) - 12:05, 11 October 2023
  • する。また、細菌がこの酵素をもつかは、細菌を同定する上で非常に重要であり、それはカタラーゼテストによって判別できる。 高温のガスを噴射するミイデラゴミムシの能力は、カタラーゼの高い代謝回転数に依存している。カタラーゼの含有量が多ければ多いほど、過酸化水素水(オキシドール)を混ぜた時に、より速く、多くの酸素を発生できると言われている。...
    4 KB (529 words) - 07:31, 10 May 2020
  • 和歌山県和歌山市の寺院。西国三十三所第2番札所。 御井寺 (久留米市) - 福岡県久留米市にある天台宗の寺院。 三井寺 (能) - 能の演目、四番目物の狂女物。 ミイデラゴミムシ(三井寺歩行虫) 三井寺駅 - 滋賀県大津市にある京阪石山坂本線の駅。上述園城寺の最寄り駅。 このページは曖昧さ回避のためのページです。一つの語句...
    1 KB (206 words) - 13:59, 8 June 2022
  • コクヌストモドキ (category ゴミムシダマシ科)
    コクヌストモドキ(擬穀盗、Tribolium castaneum)は、ゴミムシダマシ科の甲虫である。世界中で穀物等の貯蔵食物にとっての害虫であり、動物行動学及び食品安全研究のモデル生物である。 体長3 - 4ミリメートル、全体に赤褐色で、光沢は少ない。頭部には点刻が密布しており、その両側は眼の前で左...
    5 KB (672 words) - 13:54, 7 January 2024
  • カワチメクラチビゴミムシ Ishidatrechus nitidus S. Uéno, 1956 昆虫綱 鞘翅目 オサムシ科。約4 mmの河内風穴特産の真洞穴性甲虫。佐目のコウモリ穴から発見されたサメメクラチビゴミムシ Ishidatrechus (Suzuka) kobayashii...
    112 KB (14,451 words) - 10:29, 27 April 2024
  • カマキリやカマドウマ・バッタ・キリギリス・ゴミムシ・コオロギ・ミズスマシ[要出典]・ゲンゴロウなどといった昆虫類の寄生虫として知られている。地方によっては「ゼンマイ」とも呼ばれる。アメリカでは馬の毛が水に落ちてハリガネムシになる、という俗信からhorsehair wormという俗称がある。...
    19 KB (2,427 words) - 02:59, 29 October 2023
  • キなど)だが、大型のカエル(トノサマガエルなど)、肉食水生昆虫(タガメ・タイコウチなどの水生カメムシ類やゲンゴロウなど)、肉食魚類(ナマズ・雷魚など)にも捕食される。また、オオキベリアオゴミムシゴミムシの一種)の幼虫はアマガエルなど小型のカエルに大顎で噛みつき、外部寄生虫のように摂食し、最終的にカエルを死に至らしめる。...
    17 KB (2,607 words) - 03:19, 18 February 2024
  • ochii S. Ueno, 1995 アナガミメクラチビゴミムシ I. subtilis S. Ueno, 1957 ウィキスピーシーズにツヤメクラチビゴミムシ属に関する情報があります。 ゴミムシ メクラチビゴミムシ 洞穴生物 ^ カドタメクラチビゴミムシ Ishikawatrechus -...
    4 KB (486 words) - 15:56, 15 October 2020