• ステアリン酸ステアリンさん、英: stearic acid、数値表現 18:0)とは動物、植物の脂肪に豊富な飽和脂肪酸(高級脂肪酸)の一種である。IUPAC組織名はオクタデカン酸 (octadecanoic acid) である。融点 69.9 °C、沸点 376 °C(分解)、比重約0.9である。...
    5 KB (581 words) - 12:34, 8 February 2024
  • ン酸で一旦終了する。 16:0のパルミチン酸は、長鎖脂肪酸伸長酵素により、18:0のステアリン酸に伸張される。ステアリン酸は、体内でステアロイルCoA 9-デサチュラーゼ(Δ9-脂肪酸デサチュラーゼ)によりステアリン酸...
    9 KB (958 words) - 06:50, 2 October 2023
  • β-エレオステアリン酸(ベータ-エレオステアリンさん、beta-eleostearic acid)はα-エレオステアリン酸の幾何異性体である。IUPAC組織名 (9E,11E,13E)-octadeca-9,11,13-trienoic acid、数値表現 18:3 (9,11,13), n-5。 ミード(ミードさん、Mead...
    33 KB (4,650 words) - 22:25, 10 May 2023
  • が進む。脂肪酸の合成は炭素数16のパルミチン酸で一旦終了する。16:0のパルミチン酸は、長鎖脂肪酸伸長酵素により、18:0のステアリン酸に伸張される。ステアリン酸は、体内でステアロイルCoA 9-デサチュラーゼ(Δ9-脂肪酸デサチュラーゼ)によりステアリン酸のw9位に二重結合が生成されてω-9脂肪酸...
    12 KB (1,426 words) - 15:19, 12 May 2024
  • 飽和脂肪酸 (category ISBNマジックリンクを使用しているページ)
    ステアリン酸)に達すると、ステアリン酸の中央に二重結合が生成されて体内で一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が生成される。例えば豚の体脂肪であるラードにはオレイン酸が豊富に含まれている。このオレイン酸から、植物では、二重結合が一個増えてリノール...
    17 KB (1,829 words) - 15:54, 14 February 2024
  • 共役リノール。(一部) ルーメン酸 カレンジン酸 ジャカル α-エレオステアリン酸 β-エレオステアリン酸(英語版) カタルプ プニシック(英語版) α-パリナリン酸(英語版) ボセオペンタエン酸 ステラヘプタエン酸 ピノレン酸 脂肪酸 必須脂肪酸 飽和脂肪 不飽和脂肪...
    6 KB (615 words) - 22:21, 10 May 2023
  • カルボン酸(カルボンさん、英語:carboxylic acid、ドイツ語:Carbonsäure (Säureは「」を意味する))とは、少なくとも一つのカルボキシ基(−COOH)を有する有機酸である。カルボン酸の一般式はR−COOHと表すことができ、Rは一価の官能基である。カルボキシ基(carboxyl...
    16 KB (1,807 words) - 03:34, 5 January 2024
  • 脂肪酸 (category 外部リンクがリンク切れになっている記事/2023年11月)
    ない。炭素数16以上についても、同様に炭素鎖が2個ずつ伸長される(例えばC18ステアリン酸)。 飽和脂肪酸がエネルギー代謝に関与する一方、不飽和脂肪酸は栄養素として重要である。例えば、動物の場合リノール、α-リノレン酸などは自身で作り出すことができないため、外部から摂取することが必要となる必須脂...
    30 KB (3,850 words) - 13:46, 1 January 2024
  • 5084 日本石油輸送が所有し、サンノブコが借り受けるステアリン酸カルシウム専用コンテナ。 5077 日新科学研究所が所有するステアリン酸カルシウム専用コンテナ。 5079 - 5082 日本石油輸送が所有し、日新科学研究所が借り受けるステアリン酸カルシウム用コンテナ。 5083...
    7 KB (748 words) - 11:50, 15 November 2022
  • - 脂肪酸の研究者で命名者。 ^ a b c Merck Index 14th ed., 5751. ^ シュヴルールが命名したマルガリン酸はその後の研究でパルミチン酸(16:0)とステアリン酸(18:0)の組成物であることが判明し、マルガリン酸の名称は(17:0)の名称に流用された。 表示 編集...
    2 KB (124 words) - 06:44, 14 January 2023
  • ココアバターを構成する脂肪酸のうち、95%がオレイン酸(C18:1)、ステアリン酸(C18:0)、パルミチン酸(C16:0)の3種類の脂肪酸である。単純な組成であるため、狭い温度幅で急激に融解する特徴がある。この融点が体温より若干低めのため、常温で保管でき体温で融解する性質がある。またパルミチン酸ステアリン酸...
    5 KB (520 words) - 03:11, 15 June 2023
  • トリアシルグリセロール (category カルボン酸ステル)
    などと表示する。オレイン酸 (Oleic acid) は略してOと示す。 パルミトレイン酸ステアリン酸、リノールがそれぞれ1分子ずつ結合した分子種 前述と同様に、1-パルミトオレオイル-2-ステアロイル-3-リノレオイルグリセロール (PoSL)、1-リノレオイル-2-パルミトオレオイル-3-ステア...
    7 KB (829 words) - 10:20, 20 April 2024
  • 木蝋 (category ISBNマジックリンクを使用しているページ)
    を圧搾するなどして抽出した広義の蝋。果実全体の約20%を占める。化学的には狭義の蝋であるワックスエステルではなく、中性脂肪(パルミチン酸ステアリン酸、オレイン酸)を主成分とする。また粘性の高い日本(Japanic acid)を含んでいる。 搾ってからそのまま冷却して固めたものを「生蝋」(きろう...
    6 KB (957 words) - 11:52, 7 September 2023
  • (section 外部リン)
    に代表されるオメガ3(n-3系)、リノール酸、γ-リノレン酸、アラキドン酸に代表されるオメガ6(n-6系)、オレイン酸に代表されるオメガ9(n-9系)がある。飽和脂肪酸とは炭素鎖に二重結合もしくは三重結合を持たないもののことで、パルミチン酸ステアリン酸等がある。普通、二重結合が多いほど融点は低いが、酸化によって固まりやすく、そのよ...
    7 KB (948 words) - 00:16, 22 November 2023
  • ステアリン酸は共役リノール(CLA)に変換される。 必須脂肪酸を研究したバーとミラーは、エレオステアリン酸とその異性体であるα-リノレン酸と栄養的な機能の比較を行ったところ、α-リノレン酸は必須脂肪酸の欠乏症の治療に効果があるが、エレオステアリン酸にはそのような効果は無いという結果になった。...
    2 KB (290 words) - 22:31, 20 August 2017
  • アスコルビン酸の定量分析は、酸化還元滴定により行える。試料をメタリン酸水溶液に溶かし 0.05 mol/L ヨウ素溶液で滴定する。指示薬は、デンプン試液を用いる。この方法の中で、ヨウ素は酸化剤としてはたらく。 ドイツ連邦リスク評価研究所 (BfR) の報告によれば、清涼飲料水中に安息香とアスコルビン酸...
    10 KB (1,160 words) - 11:04, 4 August 2023
  • オレンジ色をした、常温では固体の油脂で、独特の芳香と甘味を持つ。主な成分はパルミチン酸約50%、オレイン酸約45%、リノール約10%で、その他ステアリン酸約5%、ミリスチン酸約1%が含まれている。常温で固体であるのは飽和脂肪酸であるパルミチン酸を多く含むためで、組成全体としては牛脂に近い性質を持つ。...
    13 KB (1,699 words) - 04:43, 24 October 2023
  • ステアリン酸)に達すると、体内でステアロイルCoA 9-デサチュラーゼ(Δ9-脂肪酸デサチュラーゼ)によりステアリン酸のw9位に二重結合が生成されてω-9脂肪酸の一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸が生成される。例えば豚の体脂肪であるラードや牛の体脂肪であるヘットにはオレイン酸...
    5 KB (669 words) - 11:36, 2 August 2023
  • ン酸9%–15%、パルミチン酸約5%、ステアリン酸約2%であり、エルカは1%未満である。キャノーラ油は、ω-3脂肪酸とω-6脂肪酸の比率は 1:2で一般的な食用油として他に例を見ない理想的な比率を保ち(ω-3脂肪酸及びω-6脂肪酸を参照のこと)、残りの大半は一価不飽和脂肪酸のオレイン酸...
    15 KB (1,816 words) - 16:12, 1 December 2023
  • 合、融点は摂氏27~30度、ヨウ素価は67~70である。 ヘットなどの動物性油脂と同じく、オレイン酸、パルミチン酸ステアリン酸などで構成されるグリセリドを主成分とする。このほかラード(豚脂)はリノールも豊富である。 ラード(豚脂)は揚げ物・フライに使う揚げ油のほか、製菓や製パンの材料にも用いられ...
    7 KB (909 words) - 03:01, 14 February 2024
  • ヨウ素価124–139の半乾性油。淡黄色で脂肪酸組成はリノール酸約50%、オレイン酸20%強、パルミチン酸約10%、リノレン酸約10%、ステアリン酸約5%。CAS登録番号は [8001-22-7] で、ケン化価は189–195、比重は0.916–0.922。精製大豆油の引火点は...
    5 KB (539 words) - 15:28, 12 November 2023
  • 油、樹脂、香水、化粧品等に広く用いられる。また、様々な種類の軟膏の保水剤、乳化剤、増粘安定剤等にも用いられ、シャンプーやリンスの成分ともなる。 ステアリルアルコールは、ステアリン酸やその他の脂肪酸を触媒を用いて水素化することにより生成される。低い毒性を持つ。 ^ Merck Index, 11th Edition...
    3 KB (142 words) - 13:05, 7 April 2023
  • 他の脂肪油と異なり、脂肪酸成分はパルミチン酸が主であるがステアリン酸、ミリスチン酸、アラキジン酸、オレイン酸、ヘキサデセン酸などを含む。また、エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などのω-3脂肪酸である高度不飽和脂肪酸や不鹸化物成分の含量も多...
    6 KB (588 words) - 13:26, 4 February 2024
  • 50度、ヨウ素価は42 - 48である。オレイン酸、パルミチン酸ステアリン酸などに富み、ラードに比べて不飽和脂肪酸が多いは以下の通りである。 ステーキやカツレツを調理するときに使うと、独特の旨みと風味が生まれる。すき焼きなどにも使われる。日本国内では、すき焼き用やステ...
    5 KB (473 words) - 11:59, 5 March 2024
  • 2段積可能。 141 - 146 森永乳業所有。牛乳専用。 147 日本石油輸送所有(サンノプコ借受)。 ステアリン酸カルシウム専用。 148 日本石油輸送所有(サンノプコ借受)。 ポリカルボン酸ナトリウム専用。 149 日本陸運産業所有。 脂肪酸専用。 ※ 保護枠付き四角形外観。 2段積可能。 150...
    9 KB (950 words) - 00:33, 26 December 2022
  • ステアリン(Stearin)またはトリステアリン(Tristearin)、グリセリルトリステアラート(Glyceryl tristearate、トリステアリン酸グリセリル)は、3つのステアリン酸ユニットからなるトリグリセリドである。ほとんどのトリグリセリドは、少なくとも2つ以上、通常は3つの異なる...
    7 KB (473 words) - 08:15, 8 May 2020
  • 必須脂肪酸 (category ISBNマジックリンクを使用しているページ)
    短鎖の飽和脂肪酸からステアリン酸、オレイン酸へと合成が進む経路。 ω-6脂肪酸のリノールからγ-リノレン酸、アラキドン酸へ合成が進む経路。 ω-3脂肪酸のα-リノレン酸からEPA、DHAへと合成が進む経路。 しかしながら、ω-6脂肪酸のリノールとω-3脂肪酸のα-リノレン酸は合成できない。リノール...
    20 KB (3,009 words) - 03:33, 25 March 2024
  • 金属石鹸 (category カルボン酸塩)
    ステアリン酸、ラウリン酸、リシノール、オクチルなどの脂肪酸と、リチウム、マグネシウム、カルシウム、バリウム、亜鉛などの金属が使われる。下記に挙げたうち、ステアリン酸・ラウリン酸の金属塩は常温で白色微粉末、リシノールの金属塩は淡黄色の粉末、オクチル亜鉛は無色の粘性のある液体。 ステアリン酸リチウム...
    3 KB (404 words) - 13:54, 26 December 2020
  • EC番号 (酵素番号) (category 日本語版記事がリダイレクトの仮リンクを含む記事)
    -(エステル加水分解酵素) EC 3.1.1.-(カルボン酸ステル加水分解酵素) EC 3.1.2.-(3価のアルコールのエステル加水分解酵素) EC 3.1.3.-(1価のリン酸ステル加水分解酵素) EC 3.1.4.-(リン酸ジエステル加水分解酵素) EC 3.1.5.-(三リン酸モノエステル加水分解酵素)...
    26 KB (4,577 words) - 04:24, 26 September 2023
  • カルボン酸亜鉛、例えば塩基性酢酸亜鉛(英語版)は、複雑な構造で、単に亜鉛のジカルボン酸塩ではない。ほとんどのカルボン酸亜鉛の式はZn4O(O2CR)6であり、Zn4O6+で構成されているコアとカルボン酸配位子がエッジにまたがっている。 ステアリン酸亜鉛は、ゴム、ポリウレタン、ポリエステル加工システ...
    3 KB (416 words) - 02:34, 22 August 2021
  • 不飽和結合を1つもつ脂肪酸をいう。ヒトの体内では、ステアロイルCoA 9-デサチュラーゼ(Δ9-脂肪酸デサチュラーゼ)によりステアリン酸(18:0)のΔ9位(ω9位でもある)に二重結合が付加されて18:1のオレイン酸となる。オレイン酸はω9位に不飽和結合をもつため、ω-9脂肪酸に分類される。...
    34 KB (4,512 words) - 03:05, 24 December 2022