ツリフネソウ科(つりふねそうか、学名:Balsaminaceae)は双子葉植物に属する科。2属900種以上を含むが、1種を除いてツリフネソウ属に属する。牧野 (1940) などはホウセンカから取ってホウセンクワ科としている。 やや多肉で多汁な草本。花は左右相称で多くは距がある。がく片は5枚または3枚...
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ソウ科もこのグループに含まれる。これらはすべてツツジ科にまとめられた。 24科に約12000種を擁する、かなり大きな分類群である。 ツリフネソウ科 Balsaminaceae - 2属1001種 マルクグラフィア科 Marcgraviaceae - 7属130種 テトラメリスタ科 Tetrameristaceae...
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少なくとも一部の花弁が距をもつ花冠をいう。科としての共通性はない。キンポウゲ科オダマキ属、ケシ科エンゴサク属、ツリフネソウ科ツリフネソウ属に見られる。 壺形花冠 合弁・放射相称花冠。花冠の上部が壺のようにくびれ、くびれた部分から裂片が開出する。ツツジ科やカキの花冠。 高坏形花冠...
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ツリフネソウ(釣船草、吊舟草、学名: Impatiens textorii Miq.)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属に分類される一年草の1種。ムラサキツリフネ(紫釣船)とも呼ばれる。 草丈は、40-80 cmほどに生長する。葉は鋸歯(縁がギザギザになる)で、楕円形から広披針形、キツリフネより広披針形に近い傾向がある。...
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科、ウマノスズクサ科、ヤマノイモ科、ユリ科(下図2a)、ラン科、アヤメ科(下図2b)、ツユクサ科、ミズアオイ科、イグサ科、ケシ科、ユキノシタ科、フウ科、ニシキギ科、スミレ科(下図2c)、ヤナギ科、オトギリソウ科、トウダイグサ科、カタバミ科、アカバナ科、ミソハギ科、ナデシコ科、アジサイ科、ツバキ科...
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Posidoniaceae ヒルムシロ科 Potamogetonaceae カワツルモ科 Ruppiaceae ホロムイソウ科 Scheuchzeriaceae チシマゼキショウ科 Tofieldiaceae アマモ科 Zosteraceae †サクライソウ目 Petrosaviales サクライソウ科 Petrosaviaceae...
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横裂(transverse dehiscence)(右図9b) 葯が横方向に裂開する。シュロソウ属(シュロソウ科)、ツリフネソウ属(ツリフネソウ科)、フヨウ属(アオイ科)、ネコノメソウ属(ユキノシタ科)、トウダイグサ属(トウダイグサ科)などに見られる。 孔開(poricidal dehiscence, porous...
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(ミソハギ科) では果実を包む萼が硬化して鋭い刺を形成する (下図5d)。また花後に発達した萼が、ハエドクソウ (ハエドクソウ科) では鉤に、ツクバネウツギ (スイカズラ科) では翼に、シラタマノキ (ツツジ科) では可食部になり (下図5e)、それぞれ種子散布に寄与する。特殊な萼である冠毛もふつう宿存性であり...
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ホウセンカ (category ツリフネソウ科)
ホウセンカ(鳳仙花、染指草; 学名: Impatiens balsamina)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草。東南アジア原産で、世界各地で観賞用に栽培される。日本での開花時期は夏の6月-9月頃。離弁花類に分類されていた。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。...
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ノウゼンハレン科 Tropaeolaceae ツリフネソウ科 Balsaminaceae 新エングラー体系では古生花被亜綱(≒離弁花類)に属し、以下の科を含む。 リムナンテス科 Limnanthaceae カタバミ科 Oxialidaceae フウロソウ科 Geraniaceae ノウゼンハレン科 Tropaeolaceae...
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ツリフネソウ属(学名:Impatiens)は、ツリフネソウ科の1属で、900種以上が知られる。日本では、ツリフネソウ、キツリフネ、ハガクレツリフネなどが自生する。ホウセンカやアフリカ原産のアフリカホウセンカ、園芸用に品種改良したニューギニアインパチェンスなどもよく栽培されている。...
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ヒナノシャクジョウ科 Burmanniaceae (単系統ではない) ヤマノイモ科 Dioscoreaceae タコノキ目 Pandanales ホンゴウソウ科 Triuridaceaes ウェロジア科 Velloziaceae ビャクブ科 Stemonaceae パナマソウ科 Cyclanthaceae...
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Aextoxicaceae ツリフネソウ科 Balsaminaiceae クロンキスト体系におけるムクロジ目は、バラ亜綱に属し、以下の科を含む。 ミツバウツギ科 Staphyleaceae メリアントゥス科 Melianthaceae ブレッシュネイデラ科 Bretschneideraceae アカニア科 Akaniaceae...
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キツリフネ(黄釣船、学名: Impatiens noli-tangere)は、ツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草である。 リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである。 ユーラシア・北米大陸に広く分布する。基準標本はヨーロッパとカナダのもの。...
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シキミ(マツブサ科)やスミレ(スミレ科)、カラスノエンドウ(マメ科)、ゲンノショウコ(フウロソウ科)などでは、果実の果皮が乾燥・収縮することで種子を弾き飛ばす(上図18a–d)。またホウセンカ(ツリフネソウ科)やムラサキケマン(ケシ科)では果皮の細胞の膨圧上昇によって果実がはじけ、種子を弾き飛ばす(上図18e)。...
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アフリカホウセンカ (category ツリフネソウ科)
アフリカホウセンカ(学名:Impatiens walleriana)とはツリフネソウ科の植物。花を観賞する園芸植物である。園芸方面ではインパチェンス(インパチエンス)とも。 本来インパチェンス(Impatiens)とは、ツリフネソウ属のラテン名であるが、日本でインパチェンスというとアフリカホウセンカの意味で使うことが普通である。...
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イチジク(フィカス)属、ドルステニア属 ゴマ科 Pedaliaceae - ウンカリーナ属 ツヅラフジ科 Menispermaceae - ハスノカズラ(ステファニア)属 ツリフネソウ科 Balsaminaceae - インパチェンス属 ツルムラサキ科 Basellaceae - ウルクス属 トケイソウ科 Passifloraceae...
34 KB (2,104 words) - 00:19, 22 January 2024
科)やスミレ(スミレ科)、カラスノエンドウ(マメ科)、ゲンノショウコ(フウロソウ科)、コクサギ(ミカン科)では、果皮が乾燥によって収縮し、果皮をつなぎ止めている力や種子を保持する力を上回った瞬間に種子をはじき飛ばす。またムラサキケマン(ケシ科)やコミカンソウ(コミカンソウ科...
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ガマ科 Typhaceae トウエンソウ科 Xyridaceae ショウガ目 Zingiberales カンナ科 Cannaceae オオホザキアヤメ科 Costaceae オウムバナ科 Heliconiaceae ロウイア科 Lowiaceae クズウコン科 Marantaceae バショウ科 Musaceae...
31 KB (2,002 words) - 03:16, 12 February 2020
ダールグレン体系 (section パナマソウ上目 Cyclanthanae)
Corynocarpaceae ニシキギ科 Celastraceae ヒルギ目 Rhizophorales ヒルギ科 Rhizophoraceae ホルトノキ科 Elaeocarpaceae ツリフネソウ目 Balsaminales ツリフネソウ科 Balsaminaceae ブドウ目 Vitales ブドウ科 Vitaceae...
30 KB (2,030 words) - 04:01, 12 February 2020
植物のカテゴリ一覧 (section 植物名・科・目の50音順目次)
Category:ハエモドルム科 - ハエモドルム科 Category:ハゴロモモ科 - ハゴロモモ科 Category:バショウ科 - バショウ科 Category:ハスノハギリ科 - ハスノハギリ科 Category:ハス科 - ハス科 Category:ハゼリソウ科 - ハゼリソウ科 Category:ハナイ科 - ハナイ科...
21 KB (2,168 words) - 22:23, 1 December 2023
科のもの(モミジの仲間)やアオギリなどの果実がある。同じ風を利用するにも、キク科のタンポポ(セイヨウタンポポの痩果)などは、果実の一端から多数の毛を生じて、これが風を捉える方法を取っている。同様なものは、キョウチクトウ科(旧分類ではガガイモ科)のガガイモの種子、イネ科のススキの果実など、多くのものに見られる。...
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クロンキスト体系詳細 (section フウチョウソウ目 Capparales)
ノウゼンハレン科 Tropaeolaceae ツリフネソウ科 Balsaminaceae ウコギ科 Araliaceae セリ科 Apiaceae マチン科 Loganiaceae リンドウ科 Gentianaceae サッキフォリア科 Saccifoliaceae キョウチクトウ科 Apocynaceae...
24 KB (1,361 words) - 13:22, 25 December 2018
下位葉から黄化や部分的萎凋を生じ、上位葉に進展して全身的な萎凋となり枯死する。 クルクマ(クルクマ青枯病) ベンケイソウ科 カランコエ(カランコエ青枯病) - 葉の黄化や落葉を生じ、重症の株は枯死する。 ツリフネソウ科 ホウセンカ(ホウセンカ青枯病) - 地上部の急性萎凋を生じ、枯死することがある。...
5 KB (608 words) - 17:17, 4 December 2023
新エングラー体系詳細 (section マツムシソウ目)
キブシ科 Stachyuraceae カミニンギョウ科 Scyphostegiaceae トゥルネラ科 Turneraceae マレシェルビア科 Malesherbiaceae トケイソウ科 Passifloraceae アカリア科 Achariaceae ハンニチバナ科 Cistaceae ベニノキ科...
27 KB (1,957 words) - 21:33, 2 July 2023
ニューギニアインパチェンス (category ツリフネソウ科)
ニューギニアインパチェンス (学名Impatiens hawkeri)はツリフネソウ科の多年生植物。 インパチェンスの仲間は19世紀にはアフリカ原産のものが知られていたが、1970年にアメリカ合衆国の探検隊によってニューギニア島の亜熱帯高地に自生している、インパチェンス属の植物が採集された。...
2 KB (191 words) - 14:22, 7 May 2014
rubiginosa rubiginosa の好むブドウ科の蔓植物、クロスズメ Sphinx caliginea caliginea の食べるマツ科の針葉樹、モモスズメが多く見られるバラ科の植物、エビガラスズメ Agrius convolvuli の好むヒルガオ科の植物などが挙げられるが、これらはほんの一部...
18 KB (2,700 words) - 18:14, 26 April 2023
(アカバナ科) Oenothera biennis アカバナ (アカバナ科) Epilobium pyrricholophum オトギリソウ (オトギリソウ科) Hypericum erectum オミナエシ (オミナエシ科) Patrinia scabiosaefolia キキョウ (キキョウ科) Platycodon...
22 KB (1,505 words) - 03:06, 18 January 2023
て植物に利益をもたらしている。一方、訪花動物の中には、蜜のみを奪って受粉に関与しないものもおり、盗蜜者(nectar robber)と呼ばれる。ツリフネソウでは送粉者として振舞うトラマルハナバチが、ゼンテイカでは盗蜜者となるなど、盗蜜・送粉の別は植物と動物の相互関係で定まる。 盗蜜のパターンは田中(1993年)によれば、...
4 KB (666 words) - 12:55, 24 February 2023
カザグルマ クヌギ コウホネ コナラ コバギボウシ サギソウ サクラ サワギキョウ サワシロギク スギ タカトウダイ チダケサシ(イタリア語版) ツリフネソウ トキソウ ヌマトラノオ ノハナショウブ ハンノキ ヒナノカンザシ(ベトナム語版) ヒノキ ヒメミクリ(ベトナム語版) ホザキノミミカキグサ(英語版)...
26 KB (3,200 words) - 17:25, 5 December 2023
なども混じり、ブドウ属、ツタ属、マタタビ属などの蔓植物が絡みついていた。遺跡近辺ではイネ科が比較的多く、やはりオモダカ属、ミズアオイ属などの水田雑草も見られる。そのほか、乾燥したところにイボクサ属、ツリフネソウ属など、幾分乾き気味のところにヨモギ属などが生育していた。...
23 KB (2,766 words) - 14:13, 12 December 2022