• デネエニセイ語族デネエニセイごぞく、Dené–Yeniseian languages)は2008年にエドワード・ヴァイダが発表した説に基づく語族名。既存のナ・デネ語族エニセイ語族からなる。 エニセイ語族とナ・デネ語族は、抱合語・能格言語的な特徴や[要検証 –...
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  • エニセイ語族(えにせいごぞく、Yeniseian languages)はシベリアのエニセイ川流域に分布する語族。ケット語のみが現存する。便宜上「古シベリア諸語」に含まれることがあるが、他のシベリアの言語とは大きく異なる。 プロト・エニセイ語 (紀元前500年以前; 紀元1世紀に分岐) 北エニセイ語群...
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  • サンカルロス・アパッチ語(英語版) シベリア先住民のエニセイ語族(ケット語)や、ヒマラヤ西側のブルシャスキー語などに似た点があり、これらと同系とする説もあったが、言語学的に広く認められたものではなかった。しかし、2008年にエドワード・ヴァイダによりエニセイ語族とナ・デネ語族...
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  • 語族を含む。タイ・カダイ語族、ミャオ・ヤオ語族を含むこともある。 東アジア大語族 シナ・チベット語族、モン・ミエン語族、オーストロネシア語族、オーストロアジア語族、クラ・ダイ語族を含む。日琉語族、朝鮮語族を含む場合もある。 デネ・コーカサス大語族 en:John...
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  • デネ・コーカサス大語族デネ・コーカサスだいごぞく、Dené–Caucasian languages)とは仮説段階の大語族。シナ・チベット語族、北コーカサス語族(北東コーカサス語族、北西コーカサス語族)、バスク語、ブルシャスキー語、デネエニセイ語族、(ナデネ語族エニセイ語族)を含む。Edward...
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  • さらにアイヌ語やエスキモー・アレウト語族を古シベリア諸語に含めることもある。 ユカギール語族はウラル語族と共にウラル・ユカギール語族を形成し、エニセイ語族はナデネ語族デネエニセイ語族を形成するとする説が有力である。ウラル語族、ユカギール語族、チュクチ・カムチャツカ語族にエスキモー・アレウト語族を含んだウラル・シベリア語族...
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  • エニセイ系民族、エニセイ人(Yeniseisan peoples)は、エニセイ語族の言語を話すシベリアの民族集団である。歴史的には、中央シベリアと北モンゴル全体にエニセイ系民族が存在していた証拠があるが、今日生き残っているのはケット人だけである。現代のケット人は、シベリア北部のエニセイ川の東中部に沿って住んでいる。...
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  • イ語族を含む。日琉語族、朝鮮語族を含む場合もある。 デネ・コーカサス大語族 en:John Bengtsonが主張する。シナ・チベット語族、ナ・デネ語族エニセイ語族、バスク語、古典アキテーヌ諸語(語族)、北東コーカサス語族、北西コーカサス語族、ブルーシャスキー語を含む インド・太平洋大語族...
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  • ナ・デネ語族との近縁性が一部で指摘されている。同じくナ・デネ語族と近縁なエニセイ語族(両者でデネエニセイ語族を成す)やブルシャスキー語、コーカサス諸語、バスク語等とともに、デネ・コーカサス大語族を成すという仮説もある。 オーストロネシア語族とシナ・オーストロネシア語族を成すという見方もある。...
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  • ある。かねて歴史比較言語学において共通点が指摘されてきた。歴史的にはウラル・アルタイ語仮説に由来し、一般にテュルク語族、モンゴル語族、ツングース語族からなりたつ。これらの諸言語が共通の祖先(祖語)を持ち、アルタイ語族をなすという仮説がながらく提唱されており、1960年代までは広く受け入れられていた...
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  • 語族を成す。 エニセイ語族 ケット語 古シベリア諸語 アメリカ・インディアン諸語 - アメリカ州の先住民族 ナ・デネ語族 アルゴンキン・ウォキャシ大語族(英語版) アルギック語族 アルゴンキン語派 ウィヨット語(英語版)† ユロック語 ベオサック語(英語版)† セイリッシュ語族 | チマクアン語族(英語版)...
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  • ット語(エニセイ語族)は他のシベリアの言語とは大きく異なる。2008年、エドワード・ヴァイダの研究で北米先住民のナ・デネ語族と同系統の言語であることが明らかにされ、デネエニセイ語族という呼称が提案されている。 ケット人のY染色体ハプログループはアメリカ先住民で高頻度のQ系統が93...
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  • ケット語 (category エニセイ語族)
    エニセイ語族としてまとめられている。 便宜上「古シベリア諸語」に含めることもあるが、他のシベリアの言語とは大きく異なる。ただしテュルク諸語からの借用語と見られるものは多い。 抱合語・能格言語的な特徴や、人称代名詞などに関して、北米先住民のナ・デネ語族...
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  • タイ・カダイ語族(タイ・カダイごぞく、Tai-Kadai languages)またはクラ・ダイ語族(クラ・ダイごぞく、Kra-Dai languages)は、東南アジア(タイ、ラオス、ベトナム)から中国南部で話される言語の語族であり、代表的なものとしてタイ語、ラーオ語があり、その他多数の少数民族の言語を含む。...
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  • 葉(で)」という単語であり、言語名として捉えるのは誤解である。 孤立した言語であるブルシャスキー語だが、一部でエニセイ語族との関係が議論されている。仮説段階の大語族であるデネ・コーカサス語族にも含まれている。 [脚注の使い方] ギルギット・バルティスタン ブルシャスキー語版のウィキペディアがウィキメ...
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  • 文法的に似ていることから、エドワード・サピアはハイダ語をナ・デネ語族に含めた。しかしその後の研究により孤立言語とするのが定説となっている。2008年に、ナ・デネ語族とシベリアのケット語(エニセイ語族)を同系とする研究が発表され有力視されているが、この研究でもハイダ語を同系とする証拠は見出されていない。...
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  • オーストロネシア語族(オーストロネシアごぞく)は、台湾から東南アジア島嶼部、太平洋の島々、マダガスカルに広がる語族である。アウストロネシア語族とも。日本語では南島語族とも訳される。台湾諸語が言語学的にもっとも古い形を保っているとされる。 かつてはマレー・ポリネシア語族...
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  • メリット・ルーレンは、ユーラシア大語族の地理的分布は、ユーラシア大語族デネ・コーカサス大語族が別々に移住拡散した結果であるとしている。2つの大語族うち、デネ・コーカサス大語族が古くに拡散し、ユーラシア大語族はより最近拡散したとしている。ユーラシア大語族の拡大により、デネ・コーカサス語族...
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  • 分布がチュルク語族と隣接するモンゴル語族、ツングース語族とはいくつかの言語の特徴を共有するため、チュルク語族とこれらとをあわせてアルタイ諸語という説もあるが、多くの言語学者はその説を否定している。 アルタイ諸語の相互の系統関係は証明されていないが、もしアルタイ諸語を同一の祖語を共有する「アルタイ語族...
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  • アメリンド大語族(アメリンドだいごぞく、Amerind)は、ジョセフ・グリーンバーグが1960年に提唱した大語族 。 グリーンバーグはアメリカ先住民の言語をエスキモー・アレウト語族、ナデネ語族とその他全ての言語群の3つに大別し、最後のグループをアメリンド大語族と名付けた。しかしこの大語族は一般には受け入れられていない...
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  • アフロ・アジア語族(アフロ・アジアごぞく、Afro-Asiatic)は、アラビア半島を中心とする西アジアおよび北アフリカに分布する語族。古くはセム=ハム語族(または「ハム=セム語族」)と呼ばれ、現在もこの語を使う学者もあるが、ひとつのまとまりをもつ「ハム語派」の存在は否定されている。 アフロ・アジア語族の言語の多くは咽頭音...
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  • セイリッシュ語族セイリッシュごぞく、英: Salishan languages)は太平洋岸北西部(カナダのブリティッシュコロンビア州、およびアメリカ合衆国のワシントン州、オレゴン州、アイダホ州、モンタナ州)で用いられている言語群である。 サリシュ語族 セイリッシ語族 セイリッシュ語族の分類に関しては、まず...
    9 KB (922 words) - 00:58, 28 May 2023
  • ウラル・アルタイ語族(ウラル・アルタイごぞく)は、過去に考えられていた言語の分類の一つであり、かつては、インド・ヨーロッパ語族、セム・ハム語族(現在のアフロ・アジア語族)とともに世界の3大語族とされていた。現在はウラル語族とアルタイ諸語に分けられている。 ウラル語族...
    5 KB (568 words) - 18:25, 9 January 2022
  • イロコイ語族(イロコイごぞく、英: Iroquoian languages)は北米の先住民族が使用する言語の語族の一つである。一般的に、唇音を使用しないことで知られる。 イロコイ語族は名詞の数が比較的少ない、輯合的で主要部標識言語である。 今日、現存するイロコイ語族...
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  • オーストロアジア語族(オーストロアジアごぞく、Austroasiatic languages)あるいはアウストロアジア語族は、東南アジアからインド東部・バングラデシュに散在する言語の語族である。南アジア語族と訳されることもあるが、地域名の南アジアとは異なる。このうちベトナム語、クメール語およびモン...
    12 KB (1,301 words) - 11:32, 29 April 2024
  • この項目では色を扱っています。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合があります。 インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)は、インドからヨーロッパにかけた地域に由来する語族である。 英語・スペイン語・ロシア語などヨーロッパに由来する多くの言語と、ペルシア語やヒンディー語などの西ア...
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  • コリャーク人(コリャーク自治管区) アリュートル人 (コリヤーク自治管区) カムチャッカ グループ イテリメン人(カムチャッカ半島) エニセイ派(デネエニセイ語族) ケット人(エニセイ川・ケット川流域 旧称オスチャーク族である) エスキモー・アレウト系 アレウト派 アレウト族(アリューシャン列島の先住民族)...
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  • 語族やタイ・カダイ語族に属する言語が多く、これらに比べるとモン・ミエン語族の言語数・話者数ははるかに少ない。 かつてはシナ・チベット語族に含められたが、現在では別の語族とされる。故地は中国中部から南部と考えられる。この語族...
    3 KB (331 words) - 12:23, 28 December 2023
  • ニジェール・コンゴ語族(ニジェール・コンゴごぞく)は、大きな語族の一つであり、サハラ砂漠以南のアフリカの大部分の言語を含む。アフリカで面積・話者数・言語数からいって最も大きい語族であり、世界的にも言語数では(言語の分類にもよるが)最も大きいといわれる。 多くの言語に共通する特徴として名詞クラス(名詞...
    28 KB (3,185 words) - 01:13, 11 October 2023
  • アサバスカ諸語(Athabaskan languages)は、北アメリカ西部(カナダおよびアメリカ合衆国)に住むアメリカ先住民の言語。デネ諸語ともいう。ナ・デネ語族に属し、同語族の中で特に大きいグループである。またイヤック語(死語)とまとめてアサバスカ・イヤック諸語と呼ばれることもある。話者数の多い言語としてはナバホ語がある。...
    2 KB (220 words) - 01:45, 13 March 2021
  • ユーマ語族(ユーマごぞく、Yuman languages)は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島とソノラ州、およびアメリカ合衆国のカリフォルニア州、アリゾナ州に分布する諸言語からなる語族。大部分の言語は危機に瀕した言語になっている。 コチミ語を別な語族として分ける説があり、コチミ語を含むことを明確...
    7 KB (818 words) - 14:00, 8 June 2022