• 鋏角類。第1体節の付属肢は祖先形質としてはさみ型の鋏角/鋏肢。 †ハベリア目 Habeliida - ハベリア類。基盤的な鋏角/真鋏角。前述参照。 †モリソニア目 Mollisoniida - モリソニア類。基盤的な鋏角/真鋏角。前述参照。 ウミグモ綱(皆脚綱) Pycnogonida - ウミグモ。体節は円筒状、吻と担卵肢をもつ。...
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  • ハベリア(Habelia)は、約5億年前のカンブリア紀に生息した化石節足動物の一属。こぶのある体表と長い尾をもつ、カナダのバージェス頁岩で見つかったハベリア・オプタタ(Habelia optata)という1種のみによって知られる。サンクタカリスなどと共に、ハベリア類という基盤的な鋏角と思われるグループに分類される。...
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  • など。甲殻としての位置は不確実。石炭紀 - 白亜紀に生息。 Cyclus americanus(化石) Brittaniclus rankini ハベリア目 Habeliida ハベリア類ハベリア、サンクタカリスなど。鋏角/真鋏角のいずれかのステムグループ。カンブリア紀に生息。 ハベリア サンクタカリス...
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  • サンクタカリス (category 鋏角)
    (Sanctacaris)は、カンブリア紀に生息した化石節足動物の一属。左右に突出した背甲と平たい尾をもつ、カナダのバージェス頁岩で見つかった Sanctacaris uncata という1種のみによって知られる。ハベリアなどと共にハベリア類という、基盤的な鋏角と思われるグループに分類される。...
    12 KB (1,333 words) - 08:13, 31 August 2023
  • 触手冠動物、ヒオリテスハベリア(Habelia 節足動物 、ハベリア類) ハルキエリア(Halkieria 軟体動物、Halwaxiida) ハルキゲニア(Hallucigenia 葉足動物) バルフティカリス(Balhuticaris 節足動物、Hymenocarina) パクカリス(Pakucaris...
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  • オファコルス (category 鋏角)
    の節口、特にカブトガニに似て、相同性が示唆される。一方で、オファコルスの第2-5付属肢にある歩脚状の外肢は、カブトガニ・ウミサソリ・クモガタなど他の真鋏角には見当たらず、むしろ基盤的な鋏角とされるカンブリア紀のハベリア類ハベリア...
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  • ディバステリウム (category 鋏角)
    リア紀のハベリア類ハベリア、サンクタカリスなど)を思わせる特徴である。ダイバステリウムが6対の書鰓をもつことも、それが5対以下のみをもつ前述の真鋏角とは異なる。 これらの性質に基づいて、ダイバステリウムはオファコルスと共に多くの系統解析において基盤的な真鋏角...
    19 KB (2,361 words) - 03:48, 25 October 2023
  • モリソニア (category 鋏角)
    現生真鋏角類であるカブトガニの腹側。ほぼ全ての前体付属肢が摂食用の顎基をもつ歩脚(2-6)となり、後体は書鰓を有する蓋板(9-13)をもつ。 基盤的な鋏角として有力視されるカンブリア紀の節足動物は、2010年代後期までハベリア、サンクタカリスなどのハベリア類ハベリア目 Habeliida)が知られるが、この...
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  • (多足・甲殻・六脚)全般の口器(大顎・小顎・顎脚など)に多く見られるほか、鋏角のカブトガニとウミサソリ(節口)、およびハベリア、三葉虫やシドネイアなどの化石節足動物の付属肢も顎基をもつ。 カブトエビの第2胸肢の顎基(en1) カブトガニ...
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  • バージェス動物群 (category カンブリア紀の生物)
    Perspicaris Plenocaris メガケイラ レアンコイリア Leanchoilia ヨホイア Yohoia アラルコメネウス Alalcomenaeus ヤウニク Yawunik Actaeus 鋏角 サンクタカリス Sanctacaris ハベリア Habelia モリソニア Mollisonia...
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  • 合体節 (section 六脚)
    絶滅した葉足動物の体は多くがほぼ同じ体節構造の繰り返しで、合体節を認められない。しかしルオリシャニア類とハルキゲニア類の葉足動物は胴部の分化が進み、前後それぞれ摂食と移動の役割を担った2つの合体節に分けられる。ルオリシャニア類の場合、前5-6胴節の葉足は採餌用の羽毛状に、それ以降の葉足は爪が付着生物を掴んで登れ...
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  • 節口綱 (redirect from 節口)
    にも含まれる場合もあるが、一般に残りの節口より基盤的な真鋏角と見なされる。カブトガニとウミサソリの場合、少なくとも第1-4脚は単枝型で完全に外肢を欠けているが、これらの種類は、発達した歩脚状の外肢を前体第1-4脚に有し、これはハベリアやサンクタカリスのような基盤的な鋏角から受け継いだ祖先形質と考えられる。...
    50 KB (5,517 words) - 03:34, 25 December 2023
  • ウミグモ綱 (redirect from 皆脚)
    に含まれ、そのうちダニやコヨリムシに近い系統関係が与えられたが、これらは長枝誘引がもたらす誤推定として疑問視される。また、ウミグモの形態は特異のため、基盤的な鋏角とされる化石節足動物(ハベリア・サンクタカリス・モリソニアなど)と比較しにくく、関係性は難解である。 鋏角説と幹性...
    92 KB (10,900 words) - 13:06, 31 March 2024