• フランシス水車フランシスすいしゃ、英語: Francis turbine)は、イギリス生まれのアメリカ人技術者、ジェームズ・B・フランシス(英語版)によって開発された水車の一種である。 内側に向かって流れる水を作用させる反動水車で、放射状・軸状それぞれの特徴を兼ね備えている。フランシス水車...
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  • 反動水車にはフランシス水車、カプラン水車、斜流水車などがある。 衝動水車:流水をノズルから加速放出して水車の羽根を回す水車。 高落差、小流量の水車発電所に向いている。羽根に衝突した流水は自然落下させる。 衝動水車にはペルトン水車、ターゴインパルス水車などがある 世界最大とされる、マン島の水車Laxey...
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  • :実物のk倍の相似水車の回転速度 [min-1] Hk :実物のk倍の相似水車の有効落差 [m] Pk :実物のk倍の相似水車ランナもしくはペルトン水車のノズル1個当たりの出力 [kW] Vk :実物のk倍の相似水車の流速[m/s] Qk :実物水車のk倍の相似水車ランナもしくはペルトン水車のノズル1個当たりの流量...
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  • カプラン水車は、発電用水車の進化から見ればフランシス水車を低落差に対応できるようにした型であるといえる。フランシス水車では不可能であった有効落差の低い発電所においても効率的な発電を可能とした。 現在、世界中の至る所の低落差・大流量の水力発電所で広く用いられている。 1912年、ヴィクトル・カプラン...
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  • 水車は水車発電機の原動機であり、水車発電機用に開発された水車を発電用水車ともいう。 発電用水車には流水の衝撃を利用する衝動水車(しょうどうすいしゃ)と、反動力を利用する反動水車(はんどうすいしゃ)に大別される。主として前者にはペルトン水車、クロスフロー水車、ターゴインパルス水車があり、後者にはプロペラ水車(カプラン水車、斜流水車...
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  • 設置する箇所の条件によっては、ペルトン水車フランシス水車よりも有利となる点がある。 ターゴインパルス水車はペルトン水車よりも安価である。 フランシス水車で必要となる、水車を密閉するような筐体が不要である。 比速度が大きく、ペルトン水車よりも使用水量が大きくても利用できる。 このような利点は水車発電機の設置費用削減に結びつくものである。...
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  • turbine)が用いられる。 斜流水車の原型自体は、水車技術発展の過程において何種類か発表されていた。しかし、それらはフランシス水車やカプラン水車の普及に圧倒され実用されることはなかった。1950年代になって、イギリスのイングリッシュ・エレクトリック社のP・デリアが、ラン...
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  • ペルトン水車 クロスフロー水車 ターゴインパルス水車 反動水車 フランシス水車 カプラン水車 斜流水車(デリア水車) 琵琶湖疏水記念館(京都市上下水道局) 蹴上発電所で使用されていたペルトン水車・発電機を展示している。 黒部ダム(関西電力) 黒部川第四発電所で使用されているペルトン水車を同発電所内に展示している。...
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  • turbo 「かき乱し、乱流、渦」といったような意味の言葉が語源。合成語中では「ターボ」となる。 水力タービン 水車 発電用水車 - 水力発電などで水の流れを軸に伝える。ペルトン水車フランシス水車などがある。 蒸気タービン - 高温高圧蒸気を利用する。船舶の動力を得るため、また蒸気を用いた発電(汽力発...
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  • 高遠湖の水は、ダムから約10.6キロメートル離れた場所にあるダム水路式水力発電所・春近発電所に送水されている。発電用水車に立軸フランシス水車を採用し、1958年7月14日に運転を開始した。最大19.0立方メートル毎秒の水を取り入れ、最大有効落差151.80メートルを得て、最大2万3...
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  • 電所が完成するとそこから放流した水も利用している。取水した水は一度調整池に貯めてから228.9mの落差を利用し発電している。 水車は横軸ペルトン水車4台と立軸フランシス水車1台、発電機は横軸三相交流同期発電機1台と立軸三相交流同期発電機1台である。 水力発電 水力発電所データベース 早川第一発電所概要...
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  • 水車のタイプは主に高低差で決定する。水車・発電用水車が詳しい。 高低差2m以下:開放周流形水車・螺旋水車 高低差2-18m:プロペラ水車 中落差5-60m:クロスフロー水車フランシス水車 高落差50-2000m:ペルトン水車 日本で小水力発電所を運営している主体で一番多いのは、農家などがつくる「水土里(み...
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  • フォイト (category 自動車トランスミッションメーカー)
    約13億ユーロ(グループ全体の23%) 従業員 5,087人(2012年9月) 製品 フランシス水車、ペルトン水車、カプラン水車などを含む水力発電用の総合的な装置、各種タービン向けの発電機、センサー、診断システム、周波数変換装置、保安装置、開閉装置、変圧器、発電所の自動制御装置、遠隔制御装置、コ...
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  • 4坪)からなる。本館1階には水車・発電機室と主要変圧器室、2階には配電盤室・避雷器室を配置する。 水車は横軸複流渦巻フランシス水車を設置。建設当初は米国モルガン・スミス製の水車を設置していたが、水車ケーシングの破裂事故が相次いだことから、1923年(大正12年)1月よりケーシングを新造し、あわせて水車出力を4,200馬力から4...
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  • 力では、貴重な調整力として活用されていた。 スプリッタランナは東芝と東京電力が共同で研究・開発した、新しいフランシス形ポンプ水車ランナである。 従来のフランシス形ポンプ水車ランナは羽根(ランナベーン)の長さが一様であったのに対し、スプリッタランナでは長い羽根(長翼)と短い羽根(短翼)とが交互に配置...
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  • 皆野のコンニャク水車 東秩父の精米水車 大洞第二発電所向けフランシス水車 渓流観察窓 ^ 埼玉県立川の博物館 かわはく(2019年12月14日閲覧) ^ a b 【ぐるっと首都圏】埼玉県立川の博物館(埼玉県寄居町)ヒノキ香る巨大水車で涼『日本経済新聞』朝刊2019年8月16日(首都圏経済面)2019年12月14日閲覧...
    7 KB (796 words) - 05:44, 18 March 2023
  • 恋人の聖地 芝桜の丘 湯〜らんどパルとよね 八嶽山 大入渓谷 漆島川 みどり湖(新豊根ダム湖) 建築 豊根大橋 豊根発電所フランシス水車 レジャー バンガロー村「古里とみやま」 とよねランドオートキャンプ村 文化施設 生涯学習・みんなの森大学 豊根村民俗館 とみやま来富館 豊根村教育文化センター・森遊館...
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  • 0メートルの圧力トンネルによる導水路でサージタンクへ導水し、約65 - 70メートルの水圧鉄管4条にて水を落として4組の水車発電機を稼働させる。水車は立軸単輪単流渦巻フランシス水車を採用し、発電機は容量1万3,800キロボルトアンペアのものを備える。周波数は60ヘルツを採用する。発電所建屋は鉄筋コンクリート構造2階建てで、面積は1...
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  • いる。この柿其川にも取水堰があり、支水路が水路橋の上流で本水路に合流する。 上部水槽から水車発電機へ水を落とす水圧鉄管は長さ297メートルで3条設置。水車発電機は3組の設置で、水車は立軸単輪単流渦巻フランシス水車を採用し、発電機は容量1万7,000キロボルトアンペアのものを備える。発電所建屋は鉄筋コンクリート構造2階建てで、面積は1...
    22 KB (3,075 words) - 01:27, 20 April 2023
  • 利根川の水は1号機から3号機までの発電機をフランシス水車で駆動し、吾妻川の水にて4号機の発電機をプロペラ水車で駆動している。発電を終えた水は広瀬桃木用水として放流され、群馬県企画局の各発電所にて再利用されたのちに広瀬川として再度利根川と合流する。 発電所にそびえ立つ巨大なサージタンクは遠方からも眺められるため、近隣のラン...
    8 KB (1,008 words) - 17:19, 14 April 2024
  • 500キロワット。導水路や水路はなく、ダム取水塔につながるダム堤体埋設の水圧鉄管(長さ68.25メートル・1条)により落差を得る。水車発電機は1組のみの設置で、水車は電業社製立軸単輪単流渦巻フランシス水車を採用し、発電機は東芝製の容量9,000キロボルトアンペアのものを備える。...
    14 KB (2,020 words) - 15:35, 25 December 2023
  • する3門の取水口から水を取り入れ、水門背部の上部水槽に水圧鉄管(3条設置)を繋いで3台の水車発電機を稼働させて発電する。発電所建屋は鉄筋コンクリート構造地上3階建て。 水車は縦軸・単輪単流渦巻型のフランシス水車(出力2万馬力)、発電機は容量1万5000キロボルトアンペアのものを設置。屋外変圧器は敷...
    12 KB (1,596 words) - 01:25, 20 April 2023
  • 完成、送水先の小俣ダムも1960年(昭和35年)に完成した。新中地山発電所には2台の水車発電機が設置され、最大出力7万3,000キロワットで運転を開始。2006年(平成18年)には老朽化した発電用水車フランシス水車)の更新作業を、まず2号機について完了し、1号機についても2007年(平成19年)に完了した。これによって、合計1...
    5 KB (575 words) - 07:24, 6 January 2024
  • 低落差・大流量地点ということで、発電用水車は電業社原動機製作所製の横軸4輪単流露出双子フランシス水車を採用。4輪のフランシス水車が連結され、長さは27メートルもあった。当時すでに低落差・大流量地点に特化した発電用水車としてカプラン水車が開発されていたにもかかわらず、なぜあえて4輪のフランシス水車...
    15 KB (1,956 words) - 09:31, 24 July 2023
  • 20メートル前後の水圧鉄管2条にて水を落として2組の水車発電機を稼働させる。なお、落差に比して水圧鉄管が長いため、水圧鉄管と発電設備の間にサージタンクを置いている。水車はスウェーデン・ボービング (Boving) 製の立軸単輪単流渦巻フランシス水車を採用し、発電機はアメリカ合衆国・ゼネラル・エレクトリック...
    16 KB (2,206 words) - 01:27, 20 April 2023
  • 河川名:久慈川水系里川 発電所出力:最大850キロワット 使用水量:3.06立方メートル毎秒 有効落差:34.30メートル 水車:横軸フランシス水車 発電機:同期発電機 2017年(平成29年)に土木学会選奨土木遺産に選ばれた。 町屋発電所は1908年(明治41年)12月に久原鉱業によ...
    30 KB (3,668 words) - 11:34, 1 December 2023
  • 540キロワット横軸フランシス水車から成る。本発電所の竣工当初は、発電設備は二組の発電機と水車から構成されていた。一組目はゼネラル・エレクトリック(GE)製の1,000キロワット発電機とエッシャーウイス製の横軸フランシス水車で、二組目も同じくGE製の3,000キロワット発電機とエッシャーウイス製の横軸フランシス水車であった。...
    42 KB (5,506 words) - 08:47, 28 December 2023
  • 航空機から自動車へ』下、講談社 ISBN 4062065819 NCID BN09468958 ウィキメディア・コモンズには、ターボチャージャーに関連するカテゴリがあります。 フランシス水車 過給機 スーパーチャージャー インタークーラー ウェイストゲートバルブ ブローオフバルブ ツインチャージャー ターボチューン ツインターボ...
    26 KB (3,644 words) - 15:29, 12 March 2024
  • 水車発電機は初期設備の3組(1 - 3号機)と1922年(大正11年)増設分の1組(4号機)で規模が異なる。水車については、初期設備が横軸二輪単流渦巻フランシス水車、増設設備が立軸単輪単流渦巻フランシス水車を採用。4台とも東芝製であるが、1973年(昭和49年)3月の発電所改修にて交換されており、元はスウェーデンのボービング社...
    17 KB (2,435 words) - 01:25, 20 April 2023
  • 96メートルの有効落差を得て、最大1万1,500キロワットの電力を発生する。ダム管理所より常時監視を行っている。 関川村大字大石にある水力発電所。発電用水車に立軸単輪単流渦巻型フランシス水車を採用、1978年(昭和53年)3月20日に運転を開始した。発電所から1キロメートル上流にある大石ダム(国土交通省直轄ダム)より最大15立方メートル毎秒を取水し、87...
    5 KB (485 words) - 12:59, 1 December 2023
  • ジャン=ヴィクトル・ポンスレ (category フランスの数学者)
    (疲労)という言葉を造った。また、タービンと水車の設計に特に興味を持っていて、1838年まで造られることはなかったが、水を外側から内側へ流す水車フランシス水車)を1826年に提案していた。さらに1829年の著書、「Introduction a la mécanique...
    5 KB (633 words) - 13:48, 15 December 2023