• ワラジムシ亜目ワラジムシあもく、Oniscidea)とは、ダンゴムシワラジムシ、フナムシなどの陸生の甲殻類の分類名である。すべて炭酸カルシウムを含む硬い外骨格を備えており、体節は頭部1節・胸部7節・腹部5節、胸部の7節に1対ずつ計14本の脚を持つ。 陸上で生活するが、乾燥に弱いため、石や木材の下...
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  • 甲殻類 (redirect from 甲殻)
    Valvifera : ヘラムシなど ヤドリムシ亜目 Epicaridea ワラジムシ亜目 Oniscidea : ワラジムシ、ダンゴムシ、フナムシなど ハマダンゴムシ亜目 Tyloidea : ワラジムシ亜目に内包されることもある。 端脚 Amphipoda ヨコエビ亜目 Gammaridea :...
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  • ワラジムシ(草鞋虫、鼠姑、蟠、Porcellio scaber)は、等脚ワラジムシ亜目ワラジムシ科に属する甲殻類の一種のこと、あるいはワラジムシ亜目のかなりの種を総称する呼び名である。 種としてのワラジムシ (Porcellio scaber) は、体長12mm程度の動物で、人家周辺の石の下や草の...
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  • ワラジムシワラジムシもく)および等脚(とうきゃくもく、学名: Isopoda)は、軟甲綱真軟甲綱フクロエビ上に属する甲殻類の分類群である。等脚類(とうきゃくるい、英: isopod)と総称され、ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシなどを含む。陸上、海水、淡水に住み、体長は0.5 - 1.5...
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  • 単細胞生物の運動性のあるもの、つまり原生動物でもゾウリムシ・ラッパムシなどがある。 いずれにしても、節足動物の陸生を主体とする分類群(多足門、六脚門、鋏角門の蛛形綱、甲殻類のワラジムシ亜目)が中心となる。 カマキリやコオロギなど、和名で「ムシ」と付かないものも存在する。 貝の種類を表す漢字には虫偏のものが多い(「蛤」など)。...
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  • ダンゴムシ(団子虫、英: woodlouse, pl. woodlice)とは、ワラジムシ(等脚)の動物のうち、陸生で刺激を受けると体を丸める(団子のような体勢になる)習性を持つものを指す。一般に「ダンゴムシ」と呼ばれるものはオカダンゴムシである。 広範囲の土壌に生息して分解者の役割を担い、土...
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  • 1925) [脚注の使い方] ^ 甲殻類のワラジムシにも同名のキクイムシ科 Limnoriidae があり、キクイムシ Limnoria tripunctata などが属するが、これは海に棲む動物で、水中に没した木材などに穿孔する。[1] ウィキスピーシーズにキクイムシ亜科に関する情報があります。...
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  • ハエ (category ハエ)
    系統などからはクロバエ科に比較的近いとされ、クロバエ科の科 Mystacinobiinae ともされる。 ヒツジバエ科 Oestridae の幼虫は哺乳類に寄生する。 ワラジムシヤドリバエ科 Rhinophoridae の幼虫はワラジムシ亜目やカタツムリなど、陸生の節足動物や軟体動物に寄生するとされる。...
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  • ワラジムシ亜目の他の科(ワラジムシやダンゴムシ)と区別する特徴は、針のように細長い尾。尾の毛細管現象を利用し、鰓に水を供給する。 フナムシ属は浸透圧が4.1%と高いので、海水に適応しており、海岸に住む。一方、ヒメフナムシ属は、浸透圧が1.5%と低く、ワラジムシ亜目...
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  • の和名である。 ゴミムシは、コウチュウ(鞘翅)オサムシ亜目 (Caraboidea) 陸生オサムシ類 (Geadephaga) に属する甲虫のうち、比較的大型の種が多いオサムシ科 (Carabidae) オサムシ亜科 (Carabinae) に属するものと、粘菌食で形態の特殊化の著しいセスジムシ科 (Rhysodidae)...
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  • ヤゴ(水蠆)とはトンボ(蜻蛉)、特にトンボ亜目(不均翅亜目)のものの幼虫を指す通称(俗称)。肉食性の水生昆虫として有名である。語源は成虫であるトンボを表す「ヤンマの子」を略して「ヤゴ」と称された。別名タイコムシ(タイコウチとは別)、あるいはワラジムシともいう(甲殻綱ワラジムシとは無関係)。...
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  • ハエ亜目(短角亜目、Brachycera)は、ハエ(双翅)に属する分類群の一つ。いわゆるハエ、アブを含む大きなグループである。 ハエ亜目は世界中に分布する分類群で、現生種だけで約95科約80000種が記録されている。約200万年以上前に分岐して発生した分類群と考えられており、現生で非常に繁栄して...
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  • シダムシ、キンチャクムシ、フジツボ、エボシガイ、フクロムシなど ヒメヤドリエビ綱 Tantulocarda - ヒメヤドリエビ 橈脚綱(カイアシ亜綱) Copepoda - カイアシ類(ケンミジンコ、ゾコミジンコ、ヒジキムシなど) 鰓脚綱 Branchiopoda - アルテミア、ホウネンエビ、カブトエビ、カイエビ、ミジンコなど...
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  • “世界遺産・小笠原の土壌動物壊滅-意外な生物が原因だったことを解明- 小笠原 外来ヒモムシ、土壌に痛手 ワラジムシなどを捕食”. 東北大学 プレスリリース (2017年10月2日). 2017年10月2日閲覧。 ^ 下位分類は岩波生物学辞典第4版に基づく ^ 岩田文男「紐形動物・原紐の分類学上の標徴としての口位置の重要性について」『動物学雑誌』第92巻...
    17 KB (2,311 words) - 13:11, 6 April 2024
  • ウィキスピーシーズにカ亜目に関する情報があります。 カ亜目(カあもく、Nematocera)は、ハエ(双翅)に分類される亜目の一つ。ハエの中では長い糸状の触角を持つことから、長角亜目(ちょうかくあもく)、糸角亜目(しかくあもく)ともいわれる。カ亜目に所属する種としては、全世界に約33000種ほどが知られている。...
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  • 軟甲綱 (redirect from エビ)
    8節の胸部と6節以上の腹部を基本とし、様々な形態に多様化している。カニやエビなどの十脚類から、ダンゴムシワラジムシなどの等脚類・ヨコエビやワレカラなどの端脚類・シャコ類・オキアミ類などまで十数のが含まれる。甲殻類全体の大半を占めるほど最大の綱で、28,000以上の種が知られている。最古の化石記...
    21 KB (2,530 words) - 23:52, 2 December 2023
  • ヨコエビ(横蝦、横海老)は、甲殻門・軟甲綱・端脚(ヨコエビ)に含まれ、ワレカラとクジラジラミを除くSenticaudata亜目に、Hyperiopsidea亜目,Amphilochidea亜目,Colomastigidea亜目の3亜目を加えたものを指す。かつてはヨコエビ亜目...
    69 KB (8,276 words) - 04:34, 7 January 2024
  • コシビロダンゴムシ科(学名:Armadillidae)はワラジムシ亜目に分類される科で、おおよそ80属近く700種以上からなるとされる。ワラジムシ亜目のなかで最も種の多いグループであり、等脚類全体を見ても最も種が豊富な科となっている。。 コシビロダンゴムシ科は多くが中央が高まった長円形であり、いくつかの種はよりなだらかである。...
    9 KB (904 words) - 18:04, 23 August 2022
  • く退化しており、体はのっぺりした細長い、あるいは平たい形をしている。外見的には糸角亜目の場合にはタマバエ科などわずかな例外を除くと明確な頭蓋を持ち、頭部が区別できる(例えばカの幼虫であるボウフラのように)が、短角亜目のものでは頭蓋が退化し、外見上頭部の判別が困難である(ウジ)。幼虫は地中生活や水中...
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  • アミ (甲殻類) (redirect from アミ)
    に属するヨコエビ類やクーマワラジムシなどが近縁となる。 アミは現在までに全世界でおよそ1,000種が知られ、そのうち200種ほどが日本周辺に生息すると言われる。ただし、今後さらに新種が発見されることにより、種数が大きく増える可能性が高い。アミ科までの分類は以下の通り。...
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  • 小笠原諸島には陸棲のフナムシなど、ワラジムシの土壌生物にも貴重な種が見られる。フナムシではオガサワラフナムシ、アシナガフナムシの二種の固有種があり、特に母島の乳房山周辺のみに生息するオガサワラフナムシは、ヒキガエルに捕食されている可能性が指摘されており、生息が危ぶまれている。また父島、兄島には未記載種のフナムシが生息している可能性が高い。...
    91 KB (15,425 words) - 13:04, 9 July 2023
  • しており、今でも古い建物の便所や風呂などでそのような生物を見ることができる。それらを指して使う言葉である。 オカダンゴムシ カマドウマ - 便所コオロギ ワラジムシ亜目 ザトウムシ - 便所グモ チョウバエ - 便所バエ ミズアブ科 - 便所バチ、便所アブ、便所バエ コウカアブ アメリカミズアブ 便所...
    1 KB (238 words) - 18:01, 17 March 2024
  • ることもある。しかし、エビ類はカニ類・ヤドカリ類などと共に十脚、これは更に等脚(ダンゴムシワラジムシなど)・端脚(ヨコエビ、ワレカラなど)などとともに真軟甲綱という別綱に属しており、軟甲類の中でシャコ類(トゲエビ綱シャコ、後述参照)との類縁関係はかなり遠い。両者の各細部も軟甲類全般...
    168 KB (21,326 words) - 03:58, 19 April 2024
  • アンフィキオン。ネコ) アメベロドン(Amebelodon ゾウ) アルクトドゥス (クマ) アルケオテリウム(ウシ イノシシ亜目) アルシノイテリウム(重脚) アルティカメルス(エピカメルス。ウシ ラクダ科) アロデスムス(Allodesmus ネコ) アンドリューサルクス(肉歯。既知で史上最大の陸上肉食哺乳類)...
    186 KB (17,726 words) - 10:37, 7 April 2024
  • (Amphipoda) Latreille, 1816 クーマ (Cumacea) Kroyer, 1846 ワラジムシ (Isopoda) Latreille, 1817 ロフォガスター (Lophogastrida) G. O. Sars, 1870 ミクトカリス (Mictacea) Bowman, Garner...
    7 KB (841 words) - 22:55, 24 November 2022
  • フナムシ(船虫、海蛆、学名:Ligia exotica)は等脚フナムシ科に属する甲殻綱の一種。同科の代表種として知られ、日本を含む熱帯から温帯の海岸に広く分布する代表的な海岸動物である。 体長は最大5cmほどで、等脚類の中でも大型である。体は上から押しつぶされたように平たく、多くの節にわかれ、7対...
    6 KB (675 words) - 10:13, 30 October 2023
  • ヒツジバエ上科 (category ハエ)
    の一分類である。クロバエ科、ヒツジバエ科などの衛生害虫を含む。 ウィキスピーシーズにヒツジバエ上科に関する情報があります。 クロバエ科 Calliphoridae Mystacinobiidae Mystacinobiidae ヒツジバエ科 Oestridae ワラジムシヤドリバエ科...
    1 KB (68 words) - 13:31, 18 January 2023
  • 漢字表記:小灰蝶科)はチョウの科のひとつ。 形態は多様だが、いっぱんに成虫は小型で、幼虫はワラジムシ型の種が多い。アリと関係の深い分類群としても知られる。本科の分類にかんしては議論があり、シジミタテハ科 Riodinidae を科として含む分類体系などがあるが、本項では基本的にシジミタテハ科を含めない(狭義の)シジミチョウ科を扱う。...
    65 KB (5,805 words) - 13:16, 24 November 2023
  • ユスリカ (redirect from アカムシ)
    ユスリカ(揺蚊)はハエ(双翅)・糸角亜目・ユスリカ科(Chironomidae)に属する昆虫の総称。和名は幼虫が体を揺するように動かすことに由来する。 大部分の種は幼虫が水生で、川、池などほとんどあらゆる淡水域に棲んでいる。他には海の潮間帯に棲むものや陸生のもの、水辺の朽木の中や土壌中などに棲...
    16 KB (2,180 words) - 08:24, 3 February 2024
  • ムカデ (redirect from 背気門)
    com/current-biology/abstract/S0960-9822(04)00518-4.  ^ a b c “気になる害虫の知識 | ムカデ・ヤスデ・ゲジ・ワラジムシ対策 | 環境機器株式会社”. www.semco.net. 2019年2月8日閲覧。 ^ a b c d e f g h i j k l m n...
    103 KB (12,966 words) - 01:28, 6 May 2024
  • ウス幼生をとばして、より発達した段階で孵化するものもある。孵化時にすでに成体と同じ姿となる、直接発生を行うものもある。特に、ザリガニやサワガニ、ワラジムシなど、淡水や陸生のものに直接発生を行うものが多い。 棘皮動物は、五放射相称の体制を持つが、孵化後しばらく間の幼生は左右相称の体制である。ウニの場...
    16 KB (2,473 words) - 20:21, 14 February 2024