• 国鉄キハ44500形気動車(こくてつキハ44500がたきどうしゃ)は、日本国有鉄道が液体式変速機の実用化を目的として、1953年に試作した気動車である。 本稿では、44500の開発経緯と不可分である「日本の気動車用液体式変速機の起源」についても記述する。 第二次世界大戦前の日本国鉄では気動車...
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  • 国鉄キハ10系気動車(こくてつキハ10けいきどうしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1953年(昭和28年)に開発した一般用の気動車のグループである。1957年(昭和32年)までに728両が製造された。 「キハ10系」という呼称は国鉄制式の系列呼称ではなく、同一設計思想に基づいて製造され、後に国鉄...
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  • 国鉄キハ07形気動車(こくてつキハ07がたきどうしゃ)は、日本国有鉄道(国鉄)が1951年に再生改造した一般形気動車(ディーゼル動車)である。旧形式名はキハ42500(2代目)で、1957年の称号改正でキハ07に改称された。 キハ42500(2代目)の前身であるキハ42000...
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  • 実用化された液体変速機を搭載した最初の液体式気動車キハ44500は1953年に完成、当初は空転などの問題もあったが改良を重ねて克服し、全般に軽量かつ簡素な構造で気動車の総括制御が実現できるようになった。同年から前面貫通構造・半自動ドア装備とした量産型の液体式気動車キハ45000系(後のキハ...
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  • 小田急キハ5000形気動車(おだきゅうキハ5000がたきどうしゃ)は、1955年から1968年まで小田急電鉄(小田急)が運用していた気動車(内燃動車)である。 本項では、小田急小田原線を「小田急線」、初代3000は「SE車」、鉄道省・日本国有鉄道など、が直接関与していた鉄道事業をまとめて「国鉄...
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  • 国鉄キハ42500二代(キハ07)気動車 国鉄キハ44000形気動車 国鉄キハ44100形気動車 国鉄キハ44500形気動車 国鉄キハ08系気動車 国鉄キハ10系気動車 国鉄キハ20系気動車 国鉄キハ35系気動車 国鉄キハ37形気動車 国鉄キハ45系気動車 国鉄キハ55系準急型気動車 国鉄キハ56系急行型気動車...
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  • 国鉄キハ44500形気動車から正式に採用となった。以来、在来車の換装も含め、私鉄を問わず日本のディーゼル鉄道車両のほとんどが液体式変速機を用いるほどの普及を示している。 なお、この駆動システムは気動車での使用が一般的であるが、交流電源の整流技術が未発達の頃、クモヤ790...
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  • ^ 自動車のオートマチックトランスミッションと同じ原理と構造を持つ。 ^ この他、軸重の移動抑止などの手段も採られている。 動力集中方式 動力分散方式 協調運転 重連運転 国鉄キハ44500形気動車 - 日本の気動車用液体式変速機の起源 気動車・ディーゼル機関車の動力伝達方式 フランク・スプレイグ...
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  • 夕張鉄道キハ250形気動車(ゆうばりてつどうキハ250がたきどうしゃ)は、かつて夕張鉄道で使用されていた気動車である。 なお本稿では、増備車のキハ252形気動車キハ252がたきどうしゃ)以降についても記載する。 キハ200の導入の成功により、増備された半鋼製2軸ボギー液体式気動車である。キハ...
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  • 小湊鉄道キハ200形気動車(こみなとてつどうキハ200がたきどうしゃ)は、小湊鉄道が1961年(昭和36年)から導入した気動車である。 自社発注のキハ100国鉄払い下げのキハ41000国鉄払い下げの買収国電を気動車化したキハ6100キハ5800...
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  • キハ42500での2両連結運転試験が成功していた。1953年3月にはキハ44000量産車と同スタイルの液体式試作気動車キハ44500キハ15)が竣工、電気式と比較検討され、実用水準に達した液体式の方が性能に優れることが実証された。その結果を受け、1953年後半からはキハ...
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  • キハ44000キハ44100キハ44200、液体式においてはキハ44500が製作されたが、液体式が実用化され、これを基にキハ10系が製作され、本格的に量産化した車両であった。本系列以後の一般形気動車は特急や民営化後の新系列気動車...
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  • [脚注の使い方] クラッチ トルクコンバータ 無段変速機 - 流体継手以外の一般的な無段変速機についての説明がある。 国鉄キハ44500形気動車 - 鉄道車両用液体式変速機の開発について詳しく記述されている。  安達勤・村上芳則 共著 『システムとしてとらえた流体機械』 培風館 (1998)...
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  • サロンエクスプレスアルカディア (category 日本国有鉄道の気動車)
    国鉄キハ58系気動車 > サロンエクスプレスアルカディア 国鉄キハ58系気動車 > Kenji (鉄道車両) 画像提供依頼:Kenjiへの改造直後の写真の画像提供をお願いします。(2017年10月) サロンエクスプレスアルカディア(Salon Express Arcadia)は、日本国有鉄道(国鉄...
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  • 国鉄70系電車 国鉄クモヤ93電車 国鉄EF58電気機関車 国鉄キハ44000キハ44100キハ44200形気動車 国鉄キハ44500形気動車 国鉄キハ02国鉄キハ03形気動車 国鉄DD50ディーゼル機関車 国鉄DF90ディーゼル機関車 東武5700系電車(5700のみ) 東武キハ2000形気動車...
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  • 1 5 10 40 45 50 60 70 ア3 ア4 ア5 B20 5 A3 90 100 105 110(←A2。10号機関車) 115(170の再買収機) 120(←A4) 130(←A4) 140 150(←A1。1号機関車) 160(←A6形・A7形)...
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  • 気動車の試作時には、液圧式と云われた)気動車の試作車キハ44500用として本形式(DT18)を改修したDT19・TR49が採用され、これはキハ55系・キハ20系でDT22・TR51へ移行するまで国鉄制式気動車用台車として量産された。 国鉄では唯一の直角カルダン駆動装置を搭載する。...
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  • ばり式やSUミンデン式など、軸箱案内装置の案内にガタや摩擦が生じにくいタイプでない場合、問題が発生するケースがある。軸箱守式の国鉄DT18台車採用のキハ44500形気動車では当初両抱き式だったものが、ブレーキ時の軸ばねロックによる著しい乗り心地悪化の回避として片押し式に改造された。...
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  • 川越線 (section 気動車)
    キハ42000・キサハ40800 キハ10系の登場前に使用されていた。 キハ44500キハ15 新製当初に配置された。 キハ10系 キハ20系 キハ35系 通勤輸送の増加に伴い、1964年からキハ10系・キハ...
    61 KB (7,836 words) - 09:14, 9 February 2024
  • そのため、液体式変速機を搭載したキハ44500でも軸距を2,000 mmへさらに短縮し、端梁を省略した上でこの設計を踏襲した台車がDT19・TR49として採用され、以後電車用のDT21系(1957年設計)を基本に、揺れ枕部などを一部手直ししたDT22・TR51系(1958年設計)で置き換えられるまで、これらの台車が国鉄気動車用制式台車として大量生産された。...
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  • 川口駅構内において発生した列車脱線転覆火災事故である。 駅員の分岐器切り替えの不正操作により、列車通過中に分岐器を転換したため、気動車(ガソリン動車)列車のキハ420003両編成のうちの最後尾の1両が2対のレールにまたがったまま進行し、同駅構内の島屋町踏切(現在も同じ名前で存在する)付近の構築物に...
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  • 着とする客車列車が東北地方までの長距離を走行していたが、その後の高度経済成長と相まって鉄道輸送も高速化・速達化が図られ、中距離輸送ではキハ4500044500などのディーゼルカーが、さらに電化に伴い80系や157系電車が投入されると、上野駅 - 宇都宮駅・黒磯駅間を運行する電車列車が徐々に増...
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  • キハ44000は、日本国有鉄道(国鉄)が1952年に導入した電気式気動車である。総括制御が可能なディーゼル動車の試作車として、1952年と1953年に15両が製造された。 第二次世界大戦後の国鉄では動力伝達方式に機械式を採用したディーゼル動車の投入が開始され、1950年(昭和25年)には日野ヂーゼ...
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  • キハ44100は、日本国有鉄道(国鉄)が1953年に導入した電気式気動車である。キハ44000に続く総括制御が可能なディーゼル動車の試作車として、キハ4410010両・キハ442005両の15両が製造された。 総括制御に対応した電気式気動車の試作車として房総地区に導入されたキハ44000...
    14 KB (2,180 words) - 06:01, 16 December 2023
  • 1953年には2扉車のキハ4410010両とその中間車キハ442005両も製造され、キハ44000増備車同様の湘南顔とバス窓が採用されている。同年には動力方式の比較として液体式試作車のキハ445004両も製造され、車体はキハ44000増備車に準じた3扉車となった。 1953年より液体式で量産されたキハ...
    64 KB (10,439 words) - 21:53, 31 March 2024