• 2ストローク機関(ツーストロークきかん)は内燃機関の一種で、2行程で1周期とする2ストローク1サイクルレシプロエンジン式の名称。英語のtwo-stroke cycleの省略で、昭和年間以前には2サイクル機関2行程機関とも呼ばれた。 2ストロークエンジンは1往復(行程換算2回 (=2...
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  • 4ストローク機関(フォーストロークきかん、英: Four-stroke cycle engine)は容積型内燃機関の一種で、エンジンの動作周期の間に4つの工程を経る、4ストローク/1サイクルエンジンのことである。4サイクル機関や4工程機関、略して4ストとも呼ばれる。 4ストローク機関...
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  • 6ストローク機関(ろくストロークきかん、Six-stroke cycle engine)は、1回の動作周期が6ストロークから成る内燃レシプロエンジンの一種である。ガソリンを燃料とする6ストローク機関が低燃費競技にて抜群の好成績を出した事例がある。 専用車両による燃費競技が日本で行われはじめたのは19...
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  • 2ストロークオイルとは2ストローク機関に用いられるエンジンオイルである。2サイクルオイルや2ストオイル、2stオイルと呼ばれる場合もある。この項目では便宜上燃料と2ストロークオイルを混合した混合燃料(こんごうねんりょう)についても併せて記述を行う。 2ストロークガソリンエンジンでは、ピスト...
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  • スコットランド生まれのデュガルド・クラーク(英語版)がクラーク2ストロークエンジンを製作。1881年に英国特許を取得。オットー型4ストローク機関と競合する売れ行きを見せた。 1879年: カール・ベンツは、高信頼の2ストロークガスエンジンの特許を取得。これはオットーの4ストローク機関の設計に着想を得たものである。...
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  • 内燃機関のレシプロエンジンは様々に分類されるが、主な分類法を列記すると以下のようなものがある。 火花点火機関 圧縮着火機関 熱面着火機関 焼玉機関ローエンジン 2ストローク機関 4ストローク機関 6ストローク機関 一般に気筒の配置と数とを組み合わせて呼称さ...
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  • 力程度からそれ以上にすることも可能である。 一般的な中速、高速ディーゼルエンジンには4ストローク機関が使われ、大型船舶や大型発電には、低速2ストローク・ユニフロー掃気ディーゼルエンジンが使われている。2ストロークエンジンで新気をシリンダーに送り込むためには、何らかの過給が必要となる。ガソリンエンジ...
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  • 機関を実用化した。トヨタのハイブリッドカーであるプリウスのエンジンはアトキンソンサイクル機関と称しているが、そのうちのミラーサイクル機関である。 吸気と圧縮、膨張と排気の2つの行程をとる2ストローク機関はクラークサイクルである。 ごく少数ではあるが、6つの行程を経る6ストローク機関も存在する。...
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  • KV75 KM90 AR125(リードバルブ併用) KE125 A1/A7 KR250 スリーブバルブ方式は大別すると、円筒状のスリーブを直線的に往復させるか、回転させるかで分けられるが、後者をロータリーバルブと言うことがある。 エアロック 2ストローク機関ストンバルブ リードバルブ ポペットバルブ...
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  • 上質燃料を使いシリンダーとクランクケースがつながっている通常の構造はトランクピスト機関と呼ぶ。舶用ディーゼルでも4ストローク機関はトランクピスト機関である。過去には2ストロークの舶用トランクピスト機関も存在したが、現在は無い。 効率の高い静圧過給が行われているため頭上排気弁は中央に一つ...
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  • ボアストローク比(ボアストロークひ 英: bore/stroke ratio)とは、レシプロエンジンにおけるシリンダーボア(内径)とピストストローク(行程)の比率のことで、ストロークをボアで割った値である。エンジンの性格を類別する際に使用されることが多く、この値が1...
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  • カムシャフト (category 往復動型内燃機関)
    2回転する間に、カムシャフトは1回転する。多くの2ストローク機関やバンケルロータリーエンジンでは使用されない(不要な)部品である。OHV星型エンジンのバルブ開閉にもカムが使われているが、その形態は環状の板カムであり、星型以外のエンジンのようなカムシャフトはない。 また、鉄道車両の電気車(電気機関...
    3 KB (375 words) - 12:58, 19 August 2022
  • (吸排気それぞれ2バルブ) で、4バルブ×4気筒=総数16バルブのDOHCエンジンを表している。 エンジンの構造や燃焼行程の異なる2ストローク機関においては、吸気側のみあるいは排気側のみにバルブがあるように見えるものが多いが、実際には別体のバルブが無い側の気流は、シリンダー内面の吸排気ポートがピスト...
    21 KB (2,986 words) - 20:11, 1 November 2023
  • split-single)とは、2ストローク機関のうち、二つのシリンダーが一つの燃焼室を共有する方式である。ドイツやオーストリアではDoppelkolbenmotorと呼ばれ、日本ではU型気筒エンジン、U型燃焼室エンジン、ダブルピストンエンジンなどと呼ばれる。 スプリット・シングルには単気筒(シリンダー2本)と2...
    36 KB (4,914 words) - 12:10, 6 April 2024
  • 2.5ps/kgを発生し、これをつんだブレリオ単葉飛行機は1909年にドーバー海峡横断に成功した。1907年には競技会としてマン島におけるオートバイレースが開催されており、そこではデイ式2ストローク機関エンジンの小型化に適した特性を利用したスコット式2ストローク...
    86 KB (11,178 words) - 20:14, 7 April 2024
  • クランクとの組み合わせで往復動と回転を変換するメカニズムが多く利用される。ピストン・クランク機構の動作は相互性で、ピストン側に蒸気圧や燃焼膨張圧を供給すれば蒸気機関やレシプロエンジンとなり、クランク側を回転させれば流体を駆動するポンプやコンプレッサーになる。クランクの他に回転斜板との組み合わせも利用される。...
    9 KB (1,242 words) - 00:25, 18 September 2023
  • ストローク機関を搭載しており、従来型2ストローク機関を搭載したものは4機種(すべて定員1名)と少数派になっていたが、2021年現在、日本国内で販売されている量販モデルは全て4ストローク機関を採用している。 環境対応型の2ストローク機関...
    23 KB (3,413 words) - 05:58, 8 March 2024
  • 鉄道の蒸気機関車でのレシプロ式複式機関では各シリンダーのピストンの力を釣り合わせるために、高圧シリンダーと低圧シリンダーの容積の比を慎重に決定する必要がある。通常、低圧シリンダーの直径とストロークの長さのどちらかあるいは両方が大きくされる。サイクル中で凝縮の起きない機関では、高圧対低圧の容積比は通常1対2...
    31 KB (4,653 words) - 01:19, 12 July 2023
  • オートバイ用オイル (category 外部リンクがリンク切れになっている記事/2014年2月)
    ショックアブソーバーに用いるオイルがある。 エンジンオイルは、2ストローク機関用と4ストローク機関用があり、それぞれにオートバイ用がある。オートバイのトランスミッションは多くの場合は4ストロークエンジンオイルで潤滑されるが、2ストロークエンジン搭載車のトランスミッション向けとして、オートバイ用トラ...
    10 KB (1,289 words) - 04:42, 12 October 2023
  • 自動二輪用や汎用エンジンのような小型の2ストロークガソリンエンジンでは、ユニフローディーゼルなどの大型2ストローク機関に見られるような過給機や送風機を掃気用補機の代わりに、掃気にクランクケース内の圧縮力を利用する。イギリスのジョゼフ・デイ(英語版)により開発され、今日の2ストローク機関の主流であるデイ式2ストロークエンジンでは、ピスト...
    19 KB (2,541 words) - 05:01, 29 April 2024
  • 昭和50年暫定規制 - 2ストロークの軽自動車のために51年規制内に別枠で設けられた規制値。1976年4月1日より1977年9月30日までに製造される2ストローク車には、暫定措置として若干緩い規制値が適用された。なお、軽貨物車向け2ストローク機関...
    59 KB (8,739 words) - 12:05, 8 May 2024
  • 2ストローク機関においては、1954年にスペインのデルビがモンジュイック24時間耐久レース用のロードレーサーのデルビ・4を製造しているが、エンジン破損でリタイアし、その後市販車両が発売される事もなかった。ロードレースにおいてはヤマハの500ccワーク...
    14 KB (1,974 words) - 10:08, 21 May 2023
  • Expansion Chamber)とは、主に2ストロークガソリンエンジンにおいて、混合気の充填効率を高めるためにエキゾーストパイプに設けられた膨張室である。通常はエキゾーストパイプと一体化した部品となっており、全体をチャンバーと呼ぶことが多い。 2ストローク機関のエキゾースト...
    8 KB (1,167 words) - 21:54, 30 October 2023
  • 。T360以来の4ストローク機関の技術蓄積のあったホンダや、L50型エンジンの開発で2ストロークのまま規制を通過したスズキを除く各社は、貨物車の4ストローク機関への移行を試みるものの、非力な360cc4ストローク機関では貨物運搬時などに運用上の無理が顕在化することとなり、すでにある程度移行が進んでい...
    133 KB (15,621 words) - 06:50, 16 April 2024
  • 4はW型16気筒機関で動作する。W18機関2つのV型8気筒配置が隣同士に置かれ、同じクランクシャフトを共有するW型を作ることを意味する。 これまで作られた最大の内燃機関はバルチラ-スルザー RTA96-Cである。これは、世界最大のコンテナ船であったエマ・マースクの動力として設計された14気筒、2ストローク...
    40 KB (5,673 words) - 16:50, 21 April 2023
  • ビッドソン・WL)、陸王はモデル末期のRT-2から自動式のオイルポンプに変更されたが、こうした機構が備わる前はエンジンを壊さないために適切なタイミングでオイルを圧送する必要があり、ライダーの熟練度が問われる車両であった。 2ストローク機関では、2ストロークオイルと燃料を混合せずに別々のタンクに給油す...
    7 KB (937 words) - 12:23, 10 February 2024
  • ロータリーエンジンの実質吸気量は「単室容積xローター数x2」となる。このため、内燃機関工学分野においては2ストロークレシプロエンジン同様に、当初から現在まで一貫して換算係数2が用いられている。 日本の自動車税課税時の排気量区分では、「単室容積×ローター数×係数1.5」として換算される。これはロー...
    102 KB (14,713 words) - 12:25, 7 May 2024
  • 次振動も完全に釣り合う。従って1回転につき1回点火の2ストローク機関では完全バランスが得られることになるが、4ストローク機関では点火位相が240度間隔となることから、同様に完全バランスの直列6気筒エンジンとは異なり、対称の位置で同方向に動くピストンがないため、両端のシリンダー内を上下する往復運動系...
    17 KB (2,386 words) - 02:30, 1 January 2024
  • 独自機構(上死点・下死点の位置が2回転周期で変動する)による高膨張比サイクル ミラーサイクル - 吸気弁の閉じ時期の独自設定(早閉じまたは遅閉じ)による高膨張比サイクル 2ストローク1サイクル - 2ストローク機関 4ストローク1サイクル - 4ストローク機関 6ストローク1サイクル - 6ストローク機関  ※ 主に自動車に関して例示する。...
    4 KB (394 words) - 19:57, 25 August 2022
  • し、その電気エネルギーでボイラー内の水を沸騰させて蒸気を得るという機関車がスイスに存在した。これはSBB(スイス国鉄)のE3/3形と呼ばれる軸配置0-6-0の入れ替え用タンク機関車であり、第二次世界大戦中の石炭の入手難に対応すべく2両が試作されたものである。この形式の場合、電気を動力源(熱源)とし...
    128 KB (20,339 words) - 15:23, 11 May 2024
  • るために搭載されたものであり、T360より遅れて開発が始まったスポーツ360には同エンジンに更にチューンを加えたものが搭載されていた。その後、2ストローク機関のものが数多く存在するオートバイにおいてもDOHCは広く採用されるようになった。日本のオートバイでは1965年にホンダ・CB450、1972年...
    11 KB (1,305 words) - 03:32, 12 April 2024