ふたり (1973年の映画)

ふたり
Two People
監督 ロバート・ワイズ
脚本 リチャード・デ・ロイ
製作 ロバート・ワイズ
出演者 ピーター・フォンダ
リンゼイ・ワグナー
音楽 デヴィッド・シャイア
撮影 アンリ・ドカエ
編集 ウィリアム・H・レイノルズ
製作会社 ユニバーサル・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 ユニバーサルCIC
公開 アメリカ合衆国の旗 1973年3月18日
日本の旗 1973年4月21日
上映時間 101分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $1,700,000[1]
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ふたり』(原題:Two People)は、1973年制作のアメリカ合衆国恋愛映画ロバート・ワイズ監督。

あらすじ[編集]

モロッコマラケシュ。アメリカ人の青年エバン・ボナーは、アメリカ大使館員のフィッツジェラルドとレストランで食事をしていた。そこへ3人連れの客が入ってきて、フィッツジェラルドに挨拶をした。その中の1人は、ヴォーグの表紙にもなる売れっ子モデルのディアドラという女性だった。

やがてエバンは帰国すべくカサブランカ行きの列車に乗ると、ディアドラと再会した。たちまち2人は意気投合、ディアドラは自分の身の上を語るが、エバンは何故か話したがらない。そして2人は、カサブランカからパリに向かう飛行機に同乗、エバンはそこで初めて重い口を開く。実はエバンはベトナム戦争に出征していたが脱走、モロッコの地まで逃げてきたのだが、逃げ回ることに疲れて出頭し、本国に送還される身だったのだ。

それを聞いたディアドラは平静を装いながらも、その心は思わぬほど強く揺れていた。パリに着くと、ディアドラはエバンにモンパルナスのクラブを教えて去る。これ以上、2人が関わってもどうにもならないことを感じたからだったのだが、やがてそれを後悔したディアドラはもと来た道を戻り、エバンと固く抱き合う。お互いの愛を確かめた瞬間だった。

2人はその後、ニューヨークに着く。エバンは収監される前にディアドラの家族に会い、本当の親子のような束の間の平和な時間を過ごすのだった。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
TBS ?版
エバン・ボナー ピーター・フォンダ 津嘉山正種 井上真樹夫
ディアドラ リンゼイ・ワグナー 田島令子
バーバラ エステル・パーソンズ 京田尚子
フィッツジェラルド アラン・ファッジ英語版 青野武
ジル フィリップ・マーチ 寺島幹夫
マクラスキー夫人 フランシス・スターンハーゲン
ロン ジェフリー・ホーン
ナタリー・バイ[2]
不明
その他
島木綿子
小山茉美
徳丸完
加藤正之
川島千代子
桜本昌弘
谷口節
宮下勝
小関一
政宗一成
日本語版スタッフ
演出 左近允洋
翻訳 額田やえ子
効果 VOX
調整 栗林秀年
制作 グロービジョン
解説 荻昌弘
初回放送 1979年3月5日
月曜ロードショー

脚注[編集]

  1. ^ Two People (1973) - IMDb
  2. ^ クレジットなし

外部リンク[編集]