アルプス乙女

アルプス乙女(アルプスおとめ)はリンゴ品種

ふじ」と「紅玉」を混植していた長野県松本市の農園で発見され、育成されたもので、「ふじ」と「紅玉」の偶発実生種とされている。しかし、近年DNAフィンガープリント法による鑑定で「ふじ」と「姫リンゴ」の可能性が高いという結果も出ている[1]

特徴[編集]

果物の重さは40g~60g位のミニリンゴで、果実全体が濃紅色になる。果肉はやや硬く、甘味、酸味がしっかりとあり、濃厚な味。また、皮は渋みを強く感じる[1]。お祭りなどの屋台にあるりんご飴に使用されることが多い。全日空機の機内食に取り上げられたことでも話題になり、広く知られることとなった[2]

主な産地[編集]

主な産地は、発祥の地の長野県で20ヘクタール。次に青森県の4ヘクタール、続いて、山形県の1.5ヘクタール、北海道の1.5ヘクタールとなっている[1]

収穫時期[編集]

長野県だと9月中旬頃から収穫が始まり、青森県産なども含め、出回るのは11月下旬ごろまでとなる[1]

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旬の時期は9月下旬から11月上旬となっている[1]

出典[編集]

  1. ^ アルプス乙女(あるぷすおとめ) - りんご大学”. www.ringodaigaku.com. 2023年7月19日閲覧。