アンリ・オネゲル

アンリ・シャルル・オネゲル(Henri Charles Honegger, 1904年6月10日 - 1992年8月4日[1]は、スイスチェロ奏者。

ジュネーヴの生まれ。ライプツィヒ音楽院でユリウス・クレンゲルの薫陶を受け、パリでディラン・アレクサニアンやパブロ・カザルスの指導も受けた。アドルフ・ブッシュの主宰するブッシュ室内管弦楽団に参加したり、エルネスト・アンセルメの創設したスイス・ロマンド管弦楽団の首席チェロ奏者を務めたりする傍らで、フランク・マルタンらと交流を深め、彼のピアノ伴奏でリサイタルを開くなどした。1940年にはボフスラフ・マルティヌーからチェロのためのソナタ・ダ・カメラを献呈されている。1950年からパテやヴァロワなどのレーベルに録音を行い、妻クレールをピアノ伴奏に立ててヨーロッパ各地でリサイタルを開いた。

スイスのコンシュにて死去。

脚注[編集]

  1. ^ highbeam.com”. 2016年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月5日閲覧。