イクツヒコネ

イクツヒコネとは、日本神話である。活津日子根命(『古事記』)あるいは活津彦根命(『日本書紀』)と記される。

概要[編集]

誓約によって生まれた五男三女の男神で、天照大神が左手に巻いていた玉から生まれたとされる。

出口延経の死後、外宮神官の桑原弘雄、弘世父子によって整理、1733年に完成し、『延喜式神名帳』記載神社の考証を行った『神名帳考証』によると、忍坂と住吉にある生根神社の祭神(現在は少彦名命等)とされる。

生國魂神社の祭神とも同神とされる。他に天田郡生野神社、養父郡伊久刀神社等の祭神。

滋賀県にある彦根の地名はこの神の名に起こるという説もある[1]

イクツヒコネを祀る主な神社[編集]

出典[編集]

  1. ^ 彦根市について”. 彦根市. 2002年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月25日閲覧。