ウェドモーアの和議

ウェドモーアの和議(ウェドモーアのわぎ、: Treaty of Wedmore)は、878年イングランドアルフレッド大王とデーン王グスルム英語版古英語: Guthrum)の間に結ばれた和議。

和議の内容[編集]

デーン人デーンロウ地域を保有し、デーン王グスランは洗礼を受け、イングランド王アルフレッドの養子になるという内容で、アルフレッド優位の下に結ばれた。

その後[編集]

デーン人たちは、デーンロウ地域に居住し定住を許され、グスランはその地の支配者となった。886年にアルフレッド大王によってロンドンが奪還されたため、デーン人たちは勢力を失い、デーンロウにおいて農民化したが、アルフレッド大王の支配下には入らず独自性を残していった。

脚注[編集]

参考文献[編集]