オットー式建築

ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂


オットー式建築(おっとーしきけんちく)は、オットー1世(936年-975年)の時代に発展した建築様式である。この様式はドイツで発見され、10世紀中葉から11世紀まで続いた。

オットー式建築はカロリング建築英語版ビザンティン建築から発想を得ている。オットマルザイム英語版のような八角形アーヘンの宮殿礼拝堂英語版(11世紀、アルザス)やエッセンの聖なる三位一体大聖堂の後陣に影響を受けた例から分かれて、宗教建築は中央から放射状に広がる傾向がある。ローマバシリカから得た着想は、今も一致していて、オットー式建築は教会の後陣のあるカロリング建築英語版とそっくりのものを維持している。

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関連項目[編集]