カポネ大いに泣く

カポネ大いに泣く』(カポネおおいになく)は、梶山季之が1971年に発表した小説。また、これを原作とした1985年公開の日本映画である。

概要[編集]

映画[編集]

ケイエンタープライズ製作、松竹松竹富士配給で1985年2月16日に公開された。監督は鈴木清順、キャストは萩原健一沢田研二田中裕子ほか。音楽は萩原や沢田の映画・ドラマでお馴染みの井上堯之が担当。上映時間は130分。

英題:Capone Cries a Lot/Al Capone Weeps With Passion

ストーリー[編集]

太平洋戦争以前、芸者の小染は旅回りの役者桃中軒海右衛門と出会い、深い仲になり、サンフランシスコへと駆け落ちする。 浪花節で日本人移民を慰問しようとするが、周旋業者にだまされ、小染は職業売春婦に、海右衛門は職業無職になる。 そんな時、二人は大西鉄五郎と出会い、鉄五郎はビックマネーを得るためアルカポネと取引をするが、やがて小染は死んでしまう。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

製作[編集]

萩原健一の相手役を務めるリリアンこと、ローリー・ベリス(文献によりロリー・ベリス)[1]は、アメリカミズーリ州生まれで、ニューヨークで活動していた現役モデル[1]資生堂CMキャンペーンガール(商品名不明)として来日中に本作のオーディションに合格し抜擢された[1]。身長175cm。B86cm、W61cm、H89cm(映画製作当時)[1]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d “『カポネー』萩原の相手役ロリー・ベリス 裸でデビュー”. サンケイスポーツ (産業経済新聞社): p. 17. (1984年12月7日) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]