カンタスサウルス

カンタスサウルス（Qantassaurus）は、白亜紀前期に生息していた鳥脚類である。オーストラリアで化石が発見された。

概要[編集]

全長約1.8m・体重約45kgという小型の植物食恐竜であった。1996年に、パトリシア・ヴィッカース・リッチと、その夫であるトム・リッチによって発見され、1999年に化石が記載された。

名前の由来[編集]

「カンタスサウルス」とは、「カンタスのトカゲ」という意味であるが、これは化石を展示する際に輸送に協力した航空会社「カンタス航空」にちなんだものである。

参考文献[編集]

• 松田眞由美『語源がわかる 恐竜学名辞典』小林快次・藤原慎一（監修）、北隆館、2017年1月20日。ISBN 978-4-8326-0734-7。 
• "The Hypsilophodontidae from southeastern Australia", by Tom H. Rich, and Patricia Vickers-Rich. October, 1999. In ''Proceedings of the Second Gondwana Dinosaur Symposium'', edited by Y. Tomada, Tom H. Rich. and Patricia Vickers-Rich. National Science Museum Monographs, number 15, pages 167 to 180. (technical)

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