グレイプニル

グレイプニルグレイプニールGleipnir)は、北欧神話に登場する魔法の紐(足枷)。フェンリルを捕縛するためにドウェルグ(ドワーフ)たちによって作られ、テュールによってフェンリルに繋がれた[1]。語意は「貪り食うもの」。

の足音」「」「」「」「」「唾液」から作られた。これらは、グレイプニルを作るのに使用されたため、この世に存在しなくなったといわれる[1]

脚注[編集]

17世紀のアイスランドの写本『AM 738 4to』の挿絵のフェンリル。四肢を拘束する紐が描かれている。
  1. ^ a b 『エッダ 古代北欧歌謡集』250頁。

参考文献[編集]