コ・ジンヨン

 コ・ジンヨン(高眞榮) 
Jin Young K0
基本情報
名前 コ・ジンヨン(高眞榮)
生年月日 (1995-07-07) 1995年7月7日(28歳)
身長 168 cm (5 ft 6 in)
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 ソウル特別市
経歴
大学 成均館大学校
プロ転向 2013年
優勝数
LPGAツアー 6
韓国LPGA 9(KEBハナバンク選手権はLPGAツアーに含む)
LPGAメジャー選手権最高成績
(優勝: 2)
ANA 優勝(2019)
全米女子プロ T11(2018)
全米女子OP T15(2017)
全英女子OP 2(2015)
エビアン 優勝(2019)
成績
初優勝 韓国女子:Nefs Masterpiece(2014年)
米国女子:KEBハナバンク選手権(2017年)
賞金王 全米女子(2019)
世界ランク最高位 1位(2019年4月8日付)
賞金ランク最高位 韓国女子:2位(2016)
全米女子:1位(2019)
2019年12月14日現在
テンプレートを表示

コ・ジンヨン(高 眞榮[1]、ハングル:고 진영、英語:Jin Young K0[2]1995年7月7日 - )は、大韓民国ソウル特別市出身の女子プロゴルファーである。

経歴[編集]

両親の影響で7歳からゴルフを始める[2]

2013年韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)3部ジャンプツアーで3勝をあげ[3]、同年9月KLPGA入会[1]

2014年からはKLPGAツアーに参戦[4]。同年8月同ツアー「Nefs Masterpiece」でレギュラーツアー初優勝し[5]、年間獲得賞金ランキング(賞金ランク)8位となる[4]

2015年、第7代KLPGA広報モデルにアン・シネ、チョン・インジ(田仁智)、ユン・チェヨン等と共に選出され、その後2017年まで3年連続選出された[6]。(KLPGA広報モデルは前年度KLPGAツアー賞金ランク60位以内の選手から10名程度選出される[7]

同年全米女子プロゴルフ協会(LPGA)ツアー「全英リコー女子オープン」(大会名は当時)で3日目を終えて首位に立つが、同じ韓国出身のインビー・パーク(朴仁妃)に最終日に逆転され単独2位となる[8]。同年KLPGAツアーでは3勝で賞金ランク5位[9]

2016年10月、KLPGAツアー「ハイト真露チャンピオンシップ」で初メジャータイトルを獲得[10]。最終的に3勝をあげ賞金ランク2位となる[11]

2017年5月、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」に出場し、キム・ハヌルに次いで2位となる[12]。同年10月、LPGAツアー「KEBハナバンク選手権」(KLPGA共催)で同ツアー初優勝[13]、この優勝により同年11月に2018年シーズンからのLPGAツアーカードを得た[2]。同年KLPGAツアーでは前述のハナバンク選手権を除き2勝をあげ、賞金ランク4位[14]

初めてLPGAツアーメンバーとして迎えた2018年は、「ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン」で初日から首位を譲らない完全優勝を果たす[15]。ツアーメンバーとして初出場で初優勝したのは1951年の「イースタンオープン」を優勝したビバリー・ハンソン(Beverly Hanson)以来の出来事であった[2]

同年は最終的に13回のトップ10フィニッシュを果たし、「ルーキーオブザイヤー」を受賞、賞金ランク10位[2]

2019年3月のLPGAツアー「バンク・オブ・ホープ ファウンダーズカップ」で優勝[16]。さらに同年4月の「ANAインスピレーション」でメジャー初優勝を果たすと[17]、同大会で52位タイに終わったパク・ソンヒョン(朴城炫[18]に代わって、直後の同年4月8日付女子ゴルフ世界ランキング(世界ランク)で自身初の1位となった[19]。その後6月の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」でパク・ソンヒョンがシーズン2勝目をあげると[20]、直後の同年7月1日付世界ランクでパク・ソンヒョンに逆転され2位に陥落した[21]。同年7月「エビアン選手権」でメジャー2勝目をあげ[22]、パク・ソンヒョンが6位タイに終わった事もあり[22]、直後の同年7月29日付世界ランクで再び1位に返り咲いた[23]。同年8月の「カナディアン・パシフィック女子オープン」で優勝[24]

同年は最終的に4勝をあげ「プレイヤーオブザイヤー」と「賞金女王」に輝く[2]、また同年末時点で世界ランク1位を継続中[25]

ツアー優勝歴[編集]

LPGAツアー[編集]

※本項はLPGAプロフィールページに基づく[2]。大会名は優勝当時で表記し太字はメジャー大会である。

  • 2017年:KEBハナバンク選手権
  • 2018年:ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン
  • 2019年:バンク・オブ・ホープ ファウンダーズカップ、ANAインスピレーションエビアン選手権、カナディアン・パシフィック女子オープン

LPGAメジャー大会の成績[編集]

※本項の成績はResult|JIN YOUNG KO(英語)の各年度に基づく

大会 2015 2016 2017 2018 2019
ANAインスピレーション DNP T71 CUT T64 1
全米女子プロゴルフ選手権 DNP DNP DNP T11 T14
全米女子オープン DNP DNP T15 T17 T16
全英女子オープン 2 DNP DNP CUT 3
エビアン選手権 28 T39 DNP T26 1

脚注[編集]

  1. ^ a b 고진영” (朝鮮語). KLPGA. 2019年7月27日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g Bio | Jin Young K0”. LPGA. 2019年7月27日閲覧。
  3. ^ 고진영|KLPGA(朝鮮語)の2013년参照
  4. ^ a b 고진영|KLPGA(朝鮮語)の2014년参照
  5. ^ Nefs Masterpiece 2014” (朝鮮語). KLPGA (2014年8月17日). 2019年7月27日閲覧。
  6. ^ KLPGA広報モデル10年分を大公開(3ページ目)”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年7月27日閲覧。
  7. ^ KLPGA広報モデル10年分を大公開(1ページ目)”. スポーツソウル (2019年2月2日). 2019年7月27日閲覧。
  8. ^ 朴仁妃が逆転でメジャー4大会を制覇”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2015年8月3日). 2019年7月27日閲覧。
  9. ^ 박성현|KLPGA(朝鮮語)の2015년参照
  10. ^ 제17회 하이트진로 챔피언십” (朝鮮語). KLPGA (2016年10月9日). 2019年7月27日閲覧。
  11. ^ 고진영|KLPGA(朝鮮語)の2016년参照
  12. ^ 【2017】ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ”. 日本女子プロゴルフ協会. 2019年7月27日閲覧。
  13. ^ LPGA KEB Hana Bank Championship” (朝鮮語). KLPGA (2017年10月15日). 2019年7月27日閲覧。
  14. ^ 고진영|KLPGA(朝鮮語)の2017년参照
  15. ^ コ・ジンヨン完全優勝”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2018ー02-18). 2019年7月27日閲覧。
  16. ^ コ・ジンヨン4打差逆転V”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019ー03-25). 2019年7月27日閲覧。
  17. ^ 23歳コ・ジンヨンがメジャー初制覇”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年4月8日). 2019年7月27日閲覧。
  18. ^ 2019年 ANAインスピレーション 最終日 スコア結果”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年4月7日). 2019年7月27日閲覧。
  19. ^ Rankings2019-04-08” (英語). Women's World Golf Rankings (2019年4月8日). 2019年7月27日閲覧。
  20. ^ パク・ソンヒョンが今季2勝目”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年7月1日). 2019年7月27日閲覧。
  21. ^ Rankings2019-07-01” (英語). Women's World Golf Rankings (2019年7月1日). 2019年7月27日閲覧。
  22. ^ a b 2019年 エビアン選手権 最終日 スコア結果”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2019年7月28日). 2019年7月28日閲覧。
  23. ^ Rankings2019-07-29” (英語). Women's World Golf Rankings (2019年7月29日). 2019年7月29日閲覧。
  24. ^ コ・ジンヨンが今季4勝目 畑岡奈紗は5位”. ゴルフダイジェスト・オンライン. 2019年12月14日閲覧。
  25. ^ Rankings2019-12-30” (英語). Women's World Golf Rankings (2019年12月30日). 2019年12月31日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]