サゴ脾

サゴ脾(サゴひ、sago spleen)とは馬、犬、猫、鶏などで認められる、白脾髄リンパ濾胞の小血管にアミロイドAタンパク質が沈着した状態の脾臓。脾臓のアミロイド症で観察され、アミロイドの沈着に伴い、濾胞が腫大し、その割面は半透明顆粒状を呈する。赤脾髄にアミロイドが沈着したものはハム脾と呼ばれる。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学総論』 文永堂出版 1998年 ISBN 4830031832
  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 文永堂出版 1998年 ISBN 483003162X
  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104