シャドウランド

シャドウランド
Shadowland
出身地 イギリスの旗 イギリス
ジャンル プログレッシブ・ロック
ネオ・プログレッシブ・ロック
活動期間 1992年 -
(休止期間:1996年-2009年)
レーベル Verglas Music
公式サイト www.shadowlanduk.com
メンバー クライヴ・ノーラン
カール・グルーム
ニック・ハラデンス
マイク・ヴァーティ
マーク・ウエストウッド
旧メンバー イアン・サーモン

シャドウランドShadowland)は、イギリスのプログレッシブロック・バンド。1992年に結成。音楽性は、メロディックでエモーショナルな強さを保ちながら、ポップな要素を内包している。

概要・略歴[編集]

1992年ポンプロック・バンド「ペンドラゴン」のキーボード奏者、クライヴ・ノーランらを中心に結成。同年にアルバム『リング・オヴ・ローゼス』 でデビュー。

しかしバンドは3rdアルバム『マッド・アズ・ア・ハター』のリリース以降、長い休止期間に入る。この間ノーランは、本業のペンドラゴンのほか、より重い音楽スタイルを持つプログレバンド「アリーナ」を結成したり、「Caamora」というバンド名義でAgnieszka Switaとパートナーシップを組み『She』と題するロックオペラを書いてツアーを行うなど[1]、別プロジェクトで多忙な日々を送った。

2008年後半にノーランは、2009年からシャドウランドの復活ツアーを発表。このツアーでは、3枚のアルバムからバンドお気に入りの楽曲と、同年にリリースする新曲をフィーチャーしたベスト・アルバム『A Matter of Perspective』をプロモートした。

ツアー中に、シャドウランドは「Metal Mind Productions」がリリースしたDVD『Edge of Night』のためライブを撮影した。同時に、Metal Mindは、ボーナストラック付きの過去の全アルバム、DVD『Edge of Night』、DVDと同音源のCDという2枚組のライブ作品『Live in Poland』を含む、ナンバー入りのボックス・セット『Cautionary Tales』もリリースしている。

マーク・ウエストウッド(Caamora、Neo)が、2009年の編成からベースのイアン・サーモンと交代したが、1990年代からのラインナップの残りのメンバーは変更されていない。

ラインナップ[編集]

※2021年5月時点

現ラインナップ[編集]

  • クライヴ・ノーラン (Clive Nolan) - ボーカル、ピアノル (1992年-)
  • カール・グルーム (Karl Groom) - ギター (1992年-)
  • ニック・ハラデンス (Nick Harradence) - ドラム (1992年-)
  • マーク・ウエストウッド (Mark Westwood) – ベース、アコースティックギター (2009年-)
  • マイク・ヴァーティ (Mike Varty) - キーボード (2009年-)

旧メンバー[編集]

  • イアン・サーモン (Ian Salmon) - ベース、アコースティックギター (1992年–1996年)

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 『リング・オヴ・ローゼス』 - Ring of Roses (1992年)
  • 『スルー・ザ・ルッキング・グラス』 - Through the Looking Glass (1994年)
  • 『マッド・アズ・ア・ハター』 - Mad as a Hatter (1996年)
  • A Matter of Perspective (2009年) ※コンピレーション

EP[編集]

  • Dreams Of The Ferryman (1994年)

DVD[編集]

  • Edge of Night (2009年)

ボックス・セット[編集]

  • Cautionary Tales (2009年)

脚注[編集]

  1. ^ Caamora.net

外部リンク[編集]