ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021

ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021
日程 2021年2月13日 - 2021年4月3日
優勝 豊田自動織機シャトルズ
準優勝 近鉄ライナーズ
公式ウェブサイト
www.top-league.jp

ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021は、2021年2月13日から2021年4月3日に行われた[1]の社会人ラグビー(ラグビーユニオン)の2部リーグである。当初は2021年1月17日から2021年3月21日にかけて行われる予定だったがジャパンラグビートップリーグ2021の延期に伴い延期になった[2]

なお、2022年からJAPAN RUGBY LEAGUE ONEにリニューアル(3部制)移行することになったため、「トップチャレンジリーグ/トップリーグ」の名称でのリーグ戦は一旦このシーズンが最終回となった。

参加チーム[編集]

ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021の参加チームは下表の通りである(記載は前年の成績上位順)。

前シーズントップリーグコロナの影響で途中打ち切りになった事を受けて、さらに各地域リーグの優勝3チームによる総当たりのリーグ戦の3地域チャレンジも行われなかったため、トップリーグへの昇格及び地域リーグへの降格チームはなし。しかし地域リーグで唯一新リーグへの参戦を表明した中国電力レッドレグリオンズが地域リーグから自動昇格。

チーム名 前年成績 詳細
近鉄ライナーズ トップチャレンジリーグ 1位
豊田自動織機シャトルズ トップチャレンジリーグ 2位
コカ・コーラレッドスパークス トップチャレンジリーグ 3位
釜石シーウェイブスRFC トップチャレンジリーグ 4位
栗田工業ウォーターガッシュ トップチャレンジリーグ 5位
マツダブルーズーマーズ トップチャレンジリーグ 6位
九州電力キューデンヴォルテクス トップチャレンジリーグ 7位
清水建設ブルーシャークス トップチャレンジリーグ 8位
中国電力レッドレグリオンズ トップキュウシュウA優勝 新リーグ参加表明の伴う自動昇格
2年ぶりの昇格

ルール[編集]

延期決定前のルール[編集]

9チーム1回戦総当たりリーグ(各クラブ8試合づつ。全体では32試合)の勝ち点制で争われて、上位4チームがジャパンラグビートップリーグ2021・2ndステージに進出[3]

延期後のルール[編集]

リーグ戦で9チームを2カンファレンス(A[4]・B[5])に分け、各カンファレンス1回戦総当たりのリーグ戦を行う。そして順位決定戦(2試合/チーム)を行い、上位4チームがジャパンラグビートップリーグ2021・プレーオフトーナメントに進出。なおB組は5チームであるため、5位になったチームは全体の9位とみなし、順位決定戦には出場できない取り決めとなっている。

リーグ戦結果[編集]

Aグループ[編集]

[6]

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 BP 勝点
1 近鉄ライナーズ 3 3 0 0 158 59 +99 3 15 順位決定戦上位リーグへ進出
トップリーグ プレーオフトーナメント
へ進出
2 清水建設ブルーシャークス 3 1 0 2 87 126 -39 1 5
3 釜石シーウェイブス 3 1 0 2 70 81 -11 1 5 順位決定戦下位リーグへ進出
4 栗田工業ウォーターガッシュ 3 1 0 2 71 120 -49 0 4

※2位・3位は勝点同点のため直接対決の結果により清水建設ブルーシャークスが2位。

Bグループ[編集]

[7]

順位 チーム 試合 得点 失点 得失 BP 勝点
1 豊田自動織機シャトルズ 4 4 0 0 251 69 +182 4 20 順位決定戦上位リーグへ進出
トップリーグ プレーオフトーナメント
へ進出
2 コカ・コーラレッドスパークス 4 3 0 1 142 59 +83 3 15
3 九州電力キューデンヴォルテクス 4 2 0 2 70 124 -54 1 9 順位決定戦下位リーグへ進出
4 マツダブルーズーマーズ 4 1 0 3 37 115 -78 1 5
5 中国電力レッドレグリオンズ 4 0 0 4 38 171 -133 1 1 9位確定

順位決定戦[編集]

下位グループ・1節[編集]

3月20日
11:30
栗田工業ウォーターガッシュ
(Aグループ4位)
10 - 9 九州電力キューデンヴォルテクス
(Bグループ3位)
AGFフィールド, 東京都調布市
観客数: 0人
レフリー: 手束伊吹
report

3月20日
14:00
釜石シーウェイブス
(Aグループ3位)
20 - 7 マツダブルーズーマーズ
(Bグループ4位)
AGFフィールド, 東京都調布市
観客数: 0人
レフリー: 佐藤芳昭
report

上位グループ・1節[編集]

3月20日
11:30
清水建設ブルーシャークス
(Aグループ2位)
21 - 83 豊田自動織機シャトルズ
(Bグループ1位)
東大阪市花園ラグビー場, 大阪府東大阪市
観客数: 1,711人
レフリー: 八木聖也
report

3月20日
14:01
近鉄ライナーズ
(Aグループ1位)
71 - 11 コカ・コーラレッドスパークス
(Bグループ2位)
東大阪市花園ラグビー場, 大阪府東大阪市
観客数: 2,690人
レフリー: 滑川剛人
report

下位グループ・2節[編集]

7位決定戦[編集]

4月3日
11:30
九州電力キューデンヴォルテクス
(Bグループ3位)
50 - 7 マツダブルーズーマーズ
(Bグループ4位)
広島県総合グランドラグビー場, 広島県広島市
観客数: 650人
レフリー: 広瀬亮治
report

5位決定戦[編集]

4月3日
14:15
栗田工業ウォーターガッシュ
(Aグループ4位)
22 - 29 釜石シーウェイブス
(Aグループ3位)
広島県総合グランドラグビー場, 広島県広島市
観客数: 650人
レフリー: 大澤昂平
report

上位グループ・2節[編集]

3位決定戦[編集]

4月3日
11:30
清水建設ブルーシャークス
(Aグループ2位)
21 - 47 コカ・コーラレッドスパークス
(Bグループ2位)
布引グリーンスタジアム, 滋賀県東近江市
観客数: 1,049人
レフリー: 古瀬健樹
report

優勝決定戦[編集]

4月3日
14:00
豊田自動織機シャトルズ
(Bグループ1位)
36 - 17 近鉄ライナーズ
(Aグループ1位)
布引グリーンスタジアム, 滋賀県東近江市
観客数: 1,302人
レフリー: 吉原崇宏
report

豊田自動織機シャトルズが初優勝。

最終順位[編集]

順位 チーム
1 豊田自動織機シャトルズ トップリーグ プレーオフトーナメントへ進出
2 近鉄ライナーズ
3 コカ・コーラレッドスパークス
4 清水建設ブルーシャークス
5 釜石シーウェイブス
6 栗田工業ウォーターガッシュ
7 九州電力キューデンヴォルテクス
8 マツダブルーズーマーズ
9 中国電力レッドレグリオンズ

出典[編集]

  1. ^ ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2021開幕延期による代替フォーマットならびに日程について . 関西ラグビーフットボール協会(2021年1月26日). 2021年1月26日閲覧。。
  2. ^ 【TCL】開幕日の延期について . 関東ラグビーフットボール協会(2021年1月15日). 2021年1月15日閲覧。
  3. ^ 2020年 関東・関西・九州ラグビーフットボール協会主催 ジャパンラグビートップチャレンジリーグ スケジュールについて . 関東ラグビーフットボール協会(2020年9月28日). 2020年12月19日閲覧。
  4. ^ 近鉄ライナーズ・釜石シーウェイブスRFC・栗田工業ウォーターガッシュ・清水建設ブルーシャークスの4チーム
  5. ^ 豊田自動織機シャトルズ・コカ・コーラレッドスパークス・マツダブルーズーマーズ・九州電力キューデンヴォルテクス・中国電力レッドレグリオンズの5チーム
  6. ^ トップチャレンジリーグ Aグループ 星取表 . 関東ラグビーフットボール協会. 2021年3月21日閲覧。
  7. ^ トップチャレンジリーグ Bグループ 星取表 . 関東ラグビーフットボール協会. 2021年3月21日閲覧。

関連項目[編集]