ジョー・アノアイ

ロマン・レインズ
ロマン・レインズの画像
プロフィール
リングネーム ロマン・レインズ
リーキー
ロマン・リーキー
ジョー・アノアイ
本名 リーチ・ジョセフ・アノアイ
ニックネーム ヘッド・オブ・ザ・テーブル
トライバルチーフ(部族長)
ビッグ・ドッグ
ジ・ガイ
パワーハウス
身長 191cm
体重 120kg
誕生日 (1985-05-25) 1985年5月25日(38歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州の旗フロリダ州ペンサコーラ
所属 WWE
スポーツ歴 アメリカンフットボール
トレーナー アファ・アノアイ
シカ・アノアイ
FCWスタッフ
デビュー 2010年8月19日
テンプレートを表示
ジョー・アノアイ
基本情報
ポジション ディフェンスタックル
生年月日 (1985-05-25) 1985年5月25日(38歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フロリダ州ペンサコーラ
身長: 191cm
体重: 130kg
経歴
大学 ジョージア工科大学
ドラフト外 2007年
初出場年 2007年
初出場チーム ミネソタ・バイキングス
所属歴
2007 * ミネソタ・バイキングス
2007 * ジャクソンビル・ジャガーズ
2008年 エドモントン・エスキモーズ(CFL)
*オフシーズンまたはプラクティススクワッドとしての所属のみ

ジョー・アノアイLeati Joseph Anoa'i1985年5月25日 - )は、アメリカ合衆国の元アメリカンフットボール選手であり、プロレスラーフロリダ州ペンサコーラ出身[1]WWEにてロマン・レインズRoman Reigns)のリングネームで所属。

父はワイルド・サモアンズで活躍したシカ・アノアイ。兄はロージーなどのリングネームで活躍したマット・アノアイ

来歴[編集]

アメフト選手として[編集]

ジョージア工科大学にてアメリカンフットボールで活躍。同時期にアメフトを始めた従甥ウーソズとはよく一緒に練習をしており「三つ巴」と呼ばれていた。

2007年NFLドラフト終了後の5月、ドラフト外フリーエージェントミネソタ・バイキングスに入団したが、白血病と診断され、同月下旬に解雇された[2]。同年8月、ジャクソンビル・ジャガーズに加入したが、レギュラーシーズン開幕前に解雇された[3]。なお、バイキングス退団後の7月にWWEにスカウトされたが、サインするまでに至らなかった。

2008年には舞台をCFLに移してエドモントン・エスキモーズに入団。先発3試合を含む計5試合に出場し、9タックルをあげたが同年11月10日に解雇された[4]

WWE[編集]

FCW / NXT[編集]

エスキモーズ解雇後、プロレスラーに転向。父であるシカ・アノアイや、叔父のアファ・アノアイのコーチを受けて2010年にWWEとディベロップメント契約。FCWにてトレーニングを開始。ロマン・リーキーRoman Leakee)のリングネームでデビューし、2011年からはリングネームをリーキーLeakee)に変更。ドニー・マーロウとタッグを組んでFCWフロリダタッグチーム王座奪取を狙ったが失敗し、シングルへと転向。

2012年1月、レオ・クルーガーFCWフロリダヘビー級王座を巡り抗争を開始するが、王座を奪取するに至らなかった。同年8月より成功したビジネスマンギミック、ロマン・レインズRoman Reigns)へと変更して出場。

2012年[編集]

2012年11月18日、WWEのPPVであるSurvivor Series 2012のメインイベントであるCMパンクライバックジョン・シナによるトリプルスレットマッチにてディーン・アンブローズセス・ロリンズと共に乱入。場外へ逃れてきたライバックを捕え、3人で抱え上げて実況席へとパワーボムを見舞った。翌日のRAWにも3人で姿を現し、ライバックを強襲した。それから、WWEの不義を正す正義の盾というギミック、ザ・シールドThe Shield)なるユニットを名乗り活動。主に6人タッグマッチで、数々のスーパースターの急造チームを相手に勝利している。

2013年[編集]

2013年、5月のPPVであるExtreme Rules 2013にてロリンズとのタッグでチーム・ヘル・ノーWWEタッグ王座を賭けて対決し勝利。WWEタッグ王座を奪取した。以降、PPVやRAW、SmackDownで王座を防衛するも10月14日のRAWでコーディ・ローデス & ゴールダストとの王座戦の際にビッグ・ショーの介入に邪魔されてしまい敗戦。王座を奪われた。11月24日、PPVであるSurvivor Series 2013にてサバイバー・シリーズ・エリミネーションマッチに出場し、歴代トップタイとなる4人抜きを達成する快挙を成し遂げた(もう一人はアジャコング)。

2014年

2014年[編集]

2014年1月26日、Royal Rumble 2014に出場。ロイヤルランブルマッチに出場した際にアンブローズに裏切られ落とされかけるが、直後にロリンズがアンブローズを責めたところをアントニオ・セザーロが2人を襲撃し、ロープ際の戦いとなったところで3人まとめて落とした。最終的には大会最高記録となる12人抜きの快挙を達成し、最後まで残るもバティスタとの直接対決にてあと一歩のところまで追い詰めるも投げ落とされてしまい優勝を逃した。以降、上層部に逆いベビーターン。エボリューションと抗争を展開し、6月1日のペイバックにてエボリューションとのノー・ホールズ・バード戦で勝利を納めるなどしたが[5]、6月2日のRAWにてロリンズが突如裏切ってエボリューション入りし、シールドは解散した。

7月にはオーソリティーによりWWE世界ヘビー級王座を賭けた予選バトルロイヤルラダーマッチに出場する事を禁じられるが、ヴィッキー・ゲレロを挑発した事から予選、そして王座戦まで出場するも王座は奪取するに至らなかった。9月21日、Night of Champions 2014が開催される前日に椎間板ヘルニアの症状が悪化。長期欠場する事になった。11月23日のSurvivor Series 2014にて順調に経過している事をPVを通して報告した。12月14日、TLC & S 2014のセス・ロリンズ vs ジョン・シナにおいて、オーソリティーやビッグ・ショーの乱入でシナが劣勢になったところで登場し、スピアーやスーパーマン・パンチを連発してシナの勝利をアシストした。

2015年[編集]

2015年1月25日、Royal Rumble 2015にてロイヤルランブルマッチに19番目で出場。終盤まで残りビッグ・ショー、ケインに攻められるが、ビッグ・ショーとケインが口論したところの隙を突いて脱落させる。憤怒した2人によりリング上で攻められていたところをザ・ロックにより助けられ、最後まで隠れて隙を狙って襲撃に来たルセフを脱落させて優勝を飾った[6]。しかしロックに助けられたことをトリプルHに指摘され、口車に乗せられてダニエル・ブライアンとWWE王座挑戦権を賭けて戦うことを承諾。2月22日、Fastlane 2015にてブライアンに勝利し王座挑戦権を完全に自分の物にした[7]。3月29日、WrestleMania 31でブロック・レスナーに挑戦したが、セス・ロリンズが登場しマネー・イン・ザ・バンクの権利を行使、試合はトリプルスレットに変更され、ロリンズにフォールを奪われ敗退した[8]。11月9日より空位となったWWE世界ヘビー級王座を巡るトーナメントに出場。1回戦でビッグ・ショー、2回戦でセザーロを破る。同月22日、Survivor Series 2015にて準決勝でアルベルト・デル・リオと対戦。終盤にスピアーを狙ったところへカウンターのスーパーキックを浴び、デル・リオのフィニッシャーであるクロスアーム・ブリーカーを仕掛けられるがシットアウト・パワーボムで持ち堪え、最後にスピアーを決めて勝利。同日、決勝でアンブローズと対戦。互いに死力を尽くし終盤にはポスト際でのエルボーとクローズラインの打ち合いになるが最後に助走をつけて走ってきたアンブローズにスピアーを決めて勝利。王座を戴冠してトリプルHから称えられるが直後にシェイマスからブローグ・キックを喰らうとマネー・イン・ザ・バンクの権利を行使され1度は返したものの再度ブローグ・キックを喰らい3カウントを取られ数分間の天下に終わった[9]。同月14日、RAWにてWWE世界ヘビー級王座を保持するシェイマスに挑戦。ビンス・マクマホンが立会人となり中盤にはスーパーマンパンチをシェイマスに決めてフォールするがビンスの介入によって阻止され、ルセフとアルベルト・デル・リオの乱入からピンチに陥るがシェイマスとビンスにスーパーマンパンチを決める。終盤にはシェイマスからブローグキックを喰らいカウント2で返し、再度ブローグキックを決めようとしたシェイマスにカウンターのスピアーを決めて勝利。試合後にWWE世界ヘビー級王者としてベルトを掲げ上げた[10]

2016年[編集]

2016年1月24日、Royal Rumble 2016のロイヤルランブルマッチ形式であるWWE世界ヘビー級王座戦にて1番手で登場。29人を相手に防衛する形となり開始。2番手のルセフ、4番手のタイラー・ブリーズと落として順調なスタートを切るが14番手で登場したルーク・ハーパーが入場したところへ突如リング外からリーグ・オブ・ネーションズ(ルセフ & シェイマス & アルベルト・デル・リオ)から場外へ引きずり降ろされ襲撃を受けて退場。29番手のシェイマスが登場したところへ復活するとスーパーマンパンチで襲撃。続けてザ・ミズ、アルベルト・デル・リオを脱落させる。しかし、シェイマスへスーパーマンパンチを放ち落としたところへ背後から30番手のトリプルHより落とされ脱落。王座から陥落した[11]。4月3日、Wrestle Mania 32にてWWE世界ヘビー級王座戦を保持するトリプルHに挑戦。中盤に場外で大きな助走をつけてスピアーを決めてフェンスを突き破った際に左腕を痛めてしまい、負傷箇所を徹底的に攻められる。終盤には場外からリングに入ってきたトリプルHにスピアーを決めてフォールするがステファニー・マクマホンに邪魔されて3カウントを取れず、スピアーで吹き飛ばすが直後にトリプルHよりペディグリーを喰らったもののカウント2で返し、最後にはスレッジハンマーを取り出したトリプルHにスピアーを決めて勝利。ベルトを奪取した[12]。9月25日、Clash of Champions 2016にてWWE US王座を保持するルセフに挑戦。終盤にアコレードを極められるが脱出に成功するとスピアーを決めて勝利。ベルトを奪取した[13]

2017年[編集]

2017年4月2日、WrestleMania 33にてジ・アンダーテイカーと対戦。終盤に満身創痍となったアンダーテイカーに対してスーパーマンパンチとスピアーを何度も繰り返し、最後にスピアーを決めて勝利した[14]。同月18日、実兄ロージーが逝去。10月9日、RAWにてザ・ミズが行うトークショー、MizTVにてミズにリングから出るよう告げるが挑発されているところにアンブローズとロリンズが登場。リングに上がりミズとシェイマス、セザーロ、カーティス・アクセルを襲撃。最後にはミズにトリプル・パワーボムを決めてザ・シールドの復活をアピール。続いてブラウン・ストローマン vs マット・ハーディーの試合でストローマンが勝利。退場しようとしたところ襲撃すると実況席にトリプル・パワーボムを決めた[15]。11月20日、RAWにてWWE IC王座を保持するザ・ミズに挑戦。終盤にセザーロ & シェイマスの介入によりミズからスカル・クラッシング・フィナーレを喰らうがカウント2で返す。そしてバックステージからディーン・アンブローズとセス・ロリンズが登場してセザーロとシェイマスを襲撃するアシストを受けると最後にミズにスピアーを決めて勝利。ベルトを奪取した[16]

2018年[編集]

2018年8月19日、SummerSlam 2018にてWWEユニバーサル王座を保持するブロック・レスナーに挑戦。試合前にマネー・イン・ザ・バンク・ラダー・マッチの勝利者であるブラウン・ストローマンがキャッシュインを行えるように場外で待機する状態で試合を開始。中盤にスピアーを仕掛けるも回避されて場外にいるストローマンに直撃。これを受けてレスナーが自身をリングに投げ込みストローマンを攻撃。リングに上がったレスナーにスピアーを決めて勝利。ベルトを奪取した[17]

10月22日、RAWにてアメフト選手時代の22歳の頃に診断された白血病が再発した事を発表。WWEユニバーサル王座を返上すると共に治療に専念するため離脱を宣言した[18][19]

2019年[編集]

2月25日、約4か月ぶりにRAWに登場。白血病が寛解状態まで回復したとし、復帰を発表した。

4月16日に放送されたSmackDown LIVEに登場。スーパースター・シェイクアップ(例年レッスルマニア後の放送で行われる、ブランド間の所属選手の異動)によりSmackDown LIVE所属となる事が発表された[20]

2020年[編集]

2月28日に放送されたSmackDown LIVEに登場。前日の2月27日のサウジアラビア大会(スーパーショーダウン)にてWWEユニバーサル王座を獲得したゴールドバーグに対して挑戦を表明し、4月5日のレッスルマニア36にてWWEユニバーサル王座を行うことが発表された[21][22]。しかし、新型コロナウイルスの影響と前述の白血病による重篤化を懸念したため、出場辞退、以降欠場している。

8月23日に放送されたSummerSlam 2020にてストローマンvsブレイ・ワイアットの試合後に両者を襲撃。ワイアットが戴冠したWWEユニバーサル王座のベルトを掲げ、王座再挑戦をアピールし電撃復帰した[23]。翌週のSmackDownでは、PayBack 2020で行われるWWEユニバーサル王座戦の契約書にサイン。さらにブロック・レスナーの元マネジャーだったポール・ヘイマンと結託関係にあることを示唆しヒールターンを果たした[24]

8月30日、PayBack 2020にてワイアットとストローマンとの三つ巴戦を行うが、試合が始まっても契約書にサインせず、リングにも現れなかった。そしてワイアットとストローマンが消耗した終盤に契約書にサインしてリングに上がると、疲弊した二人を攻め立て、最後はストローマンにスピアーを決めてWWEユニバーサル王座に返り咲いた。

9月27日、実のいとこのジェイ・ウーソクラッシュ・オブ・チャンピオンズ2020でユニバーサル王座を賭けて対戦しTKO勝利し王座防衛に成功した。

10月25日、ヘル・イン・ア・セル2020で ヘル・イン・ア・セル・“アイ・クイット”戦でジェイ・ウーソと再戦し、勝利した。

11月23日、サバイバー・シリーズ2020WWE王座ドリュー・マッキンタイアと王者vs王者の試合を制した。

その後、ケビン・オーエンズが家族の侮辱をしたことから新たな抗争に発展。 12月20日、TLC2020でのTLC戦にてケビン・オーエンズに勝利した。

2021年[編集]

1月31日、ロイヤルランブル2021でのラストマン・スタンディング・マッチで、ケビン・オーエンズと再戦し勝利した。

2月21日、エリミネーション・チェンバー2021で直前にエリミネーション・チェンバー戦を制した、ダニエル・ブライアンと対戦し、1分程で勝利した。

4月11日、レッスルマニア37ロイヤルランブル2021で優勝したエッジ、抗争が続いていたブライアンとトリプルスレッド形式で対戦。エッジからクロスフェイス、ブライアンからイエスロックを同時に極められるなどピンチを招くが、最後は2人にコンチェアト(イス2脚を使った頭部への攻撃)を決め、2人同時にフォールして王座を防衛した。

5月16日、レッスルマニアバックラッシュにて、セザーロWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し王座防衛に成功した。

7月18日、マネー・イン・ザ・バンクにて、エッジWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し王座防衛に成功した。

8月21日、サマースラムにて、ジョン・シナWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し王座防衛に成功した。

9月26日、エクストリーム・ルールズにて、ザ・デーモン・フィン・ベイラーWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し王座防衛に成功した。

10月21日、クラウン・ジュエルにて、ブロック・レスナーWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し王座防衛に成功した。

11月21日、サバイバー・シリーズにて、ビッグEWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し王座防衛に成功した。

2022年[編集]

1月1日、Day1に出場する予定だったが、新型コロナウイルス感染症に感染したことにより欠場した。

1月30日、ロイヤルランブルにてセス・ロリンズWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し、王座防衛に成功した。

2月20日、エリミネーション・チェンバーにてゴールドバーグWWEユニバーサル王座戦を行い勝利し、王座防衛に成功した。

4月3日、レッスルマニア38WWE王座ブロック・レスナーと対戦して勝利し、WWE王座WWEユニバーサル王座を獲得して統一王者になった。

5月8日、レッスルマニア・バックラッシュにて6人タッグマッチを行い、ランディ・オートンマット・リドルドリュー・マッキンタイア相手にウーソズとタッグを組み勝利する。

6月17日、スマックダウンにてマット・リドルと統一王座戦を行い、勝利して王座防衛に成功した。

7月30日、サマースラムにてラストマン・スタンディング・マッチブロック・レスナーと統一王座戦を行い、勝利して王座防衛に成功した。

9月3日、クラッシュ・アット・ザ・キャッスルにてドリュー・マッキンタイアと統一王座戦を行う。試合終盤にクレイモアをくらってしまいフォールされてしまうが、ウーソズの弟ソロ・サコアの介入により勝利して王座防衛に成功した。

11月5日、クラウン・ジュエルにてローガン・ポールと統一王座戦を行う。ローガン・ポールのラッキーパンチが当たり、ローガンが勝つかと思われたが試合終盤のウーソズソロ・サコアの介入により勝利して王座防衛に成功した。

11月26日、サバイバー・シリーズの男子ウォー・ゲーム戦のチームブラッドラインとしてチームシェイマスブッチリッジ・ホランドケビン・オーエンズドリュー・マッキンタイアと戦い、勝利した。

2023年[編集]

1月29日、ロイヤルランブル2023にてケビン・オーエンズ相手にタイトルの防衛戦を行い勝利。試合後にはブラッドラインのメンバーであるサミ・ゼインを裏切りボコボコにする。

2月18日、エリミネーション・チェンバー2023にて、サミ・ゼイン相手にタイトルの防衛戦を行い勝利する。

その他[編集]

  • プロレス界を代表するレスリング・ファミリーであるアノアイ・ファミリーの一員。
  • ベビーフェイス時代にはブーイングを受けることが多く、かつてのジョン・シナと同じような扱いを観客から受けていた。
  • 白血病を患っており、王座を返上し暫定的に引退したことがある。

得意技[編集]

スピアー
スーパーマンパンチ
スーパーマンパンチ
トリプルパワーボム

フィニッシュ・アピール[編集]

下記のフィニッシュホールドをする前に行うアピールであり、ザ・シールド結成後にフィニッシュホールドとして重宝しているスピアーシールド・ボムの前に行う(その他の合体技でも使うことが多数ある)。モチーフはサモアン式の雄叫び(WOO AHH)。

フィニッシュ・ホールド[編集]

スピアー
WWE昇格後、ザ・シールドの一員となってから重要な場面で起死回生の必殺技として使用している。コーナー付近で行われるフィニッシュアピールから、相手の胴に素早く組み付き、なぎ倒す。ロープに走った際など、カウンターとして使うこともある。
2014年にシールドが解散しシングルプレイヤーになった後はフィニッシャーになった。
スーパーマンパンチ
助走をつけ(時にはカウンターで)相手の顔面や顎(あご)へ放つパンチ。技を出す前にコーナー付近にて、右腕をショットガンの銃器で引き金を引くジェスチャーから助走して迫り、相手を殴り付けるパフォーマンスが定番だが、攻勢において不利になった場面においては予告なしにカウンターとしても使用する。
入場時や試合中盤などに、引き金を引くジェスチャーの後、思い切り床に向かって拳を叩きつけるスーパーマンパンチのロングアピールを行うこともある。(現在はこの入場アピールはなし)
ギロチン・チョーク
2020年のヒールターン後からフィニッシャーとしての使用が増えている。レフェリーストップで決着になることが多い。
シールド・ボム(トリプル・パワーボム)
元々の技名はトリプル・パワー・ボムで、2017年の再結成の頃からシールド・ボムと呼ばれるようになった。
ザ・シールドの合体必殺技であり、ディーン・アンブローズセス・ロリンズは、相手の脇に首を入れてアトミック・ドロップの形で高々と持ち上げた状態でレインズが「WOO AHH!」と一声上げてから相手の脚を抱えて三人がかりで相手をリング(テーブル実機席)に叩き落とすのが特徴的。また、ロリンズが倒れて居る状態で、アンブローズが相手の背後からアトミック・ドロップの形で相手を高々と持ち上げ、レインズは相手の脚を抱えて2人で相手を叩き落としたこともある。ザ・シールド時代の最高位の必殺技。

打撃技[編集]

ナックル・パンチ
アッパーカット
地獄突き気味に放つ。
クローズライン
通常のクローズライン、コーナーにもたれかかっている相手に連発でクローズラインを打ち込むバージョンも使用。
フライング・クローズライン
バックエルボー
ビッグブーツ
ドライブ・バイ
相手の頭部をリング内からエプロンに突き出るように据え、自らは場外に降りリングサイドを助走して相手に跳び上がり式の前蹴りを見舞う。自らは尻餅を付くようにエプロンに着地する[25]

投げ技[編集]

スープレックス
スーパープレックス
ベリー・トゥー・バック・スープレックス
抱え上げ式バックドロップを使用。
シングルアームDDT
ダウンサイズ
ジャックナイフ・パワーボム
サモアンドロップ
アノアイファミリー伝統の技。レインズの場合は片手で相手を持ち上げて勢いよく落とす形を用いている。
ポップアップ・サモアンドロップ
正面から走ってくる相手をに上方に放り投げ、そのままキャッチしサモアンドロップに移行する。
スプラッシュマウンテン
モメント・オブ・サイレンス
FCW時代のフィニッシャー。
バックスープレックス・サイドスラム
抱え式バックドロップの体勢で相手を担ぎ上げ、空中で相手の体を旋回させながら体重を浴びせてマットに叩きつけるバック・スープレックス・サイドスラム。NXT時代のフィニッシャーであり、現在も愛用。
チェックメイト
相手をスタンディング式ヘッドロックに捕らえた状態でリング内を助走して自ら、ジャンプして遠心力で相手を顔面からマットに叩きつける変形ブルドッキング・ヘッドロック。
シットダウン・パワーボム
相手をパワーボムの体勢で肩の高さまで持ち上げて両足を開きながら尻餅をつき、前方へと落下させた相手の背中を自身の両足の間へ叩きつける。
ワンアーム・シットダウン・パワーボム
スクールボーイで丸めた勢いで持ち上げてからのシットダウンパワーボム。
裏投げ
投げっぱなしで放つ。

飛び技[編集]

ノータッチ・トップロープ・プランチャ

絞め技・ 関節技[編集]

スリーパーホールド
グランド・ヘッドロック
相手が倒れた状態で自身は、グラウンド上でが横に倒れた体勢でサイド・ヘッドロックを仕掛ける技。
チンロック
チンとは「顎」の意味。
相手の顎と上頭部を自身の腕をフックして首を捻る。

獲得タイトル[編集]

WWE世界ヘビー級王座
WWEユニバーサル王座(RAW)
ユニバーサル王者(smackdown)
WWE US王座
WWEタッグ王座
WWE
w / セス・ロリンズ
FCW
w / マイク・ダルトン

入場曲[編集]

  • Special Op
  • The Truth Reigns
  • Head of the Table - 現在使用中

脚注[編集]

  1. ^ Roman Reigns”. Online World of Wrestling. 2015年11月22日閲覧。
  2. ^ Tim Yotler (2007年5月30日). “Vikings Release Two Linemen”. scout.com. 2013年8月13日閲覧。
  3. ^ Jason Taylor (2010年7月1日). “WWE Signs Joe Anoa'i To Developmental Contract”. bleacherreport.com. 2013年8月13日閲覧。
  4. ^ CHRIS O'EARY (2013年5月26日). “Former Eskimos defensive lineman finds new career with World Wrestling Entertainment”. エドモントン・ジャーナル. 2013年8月13日閲覧。
  5. ^ Dilbert, Ryan. “WWE Payback 2014 Results: Winners, Grades, Reaction and Highlights” (英語). Bleacher Report. 2023年9月2日閲覧。
  6. ^ 『週刊プロレス』2015年2月25日号 pp106 - 109 「WWEリポート」
  7. ^ 『週刊プロレス』2015年3月25日号 pp108 - 109「WWEリポート」
  8. ^ 『週刊プロレス』2015年4月22号(No1787)pp90「海外リポート WWE3・29レッスルマニア31」
  9. ^ WWE Survivor Series PPV Results - 11/22/15 (New Champion)”. Wrestleview.com. 2015年11月22日閲覧。
  10. ^ WWE RAW Results - 12/14/15 (New WWE Champion)”. Wrestleview.com. 2015年12月14日閲覧。
  11. ^ WWE Royal Rumble PPV Results - 1/24/16 (30 Man Rumble)”. Wrestleview.com. 2016年1月24日閲覧。
  12. ^ WWE WrestleMania 32 Results – 4/3/16 (Live in Dallas, Triple H vs. Roman Reigns, The Undertaker vs. Shane McMahon)”. Wrestleview.com. 2016年4月3日閲覧。
  13. ^ WWE Clash of Champions Results – 9/25/16 (Live from Indianapolis, Kevin Owens vs. Seth Rollins headlines)”. Wrestleview.com. 2016年9月25日閲覧。
  14. ^ WrestleMania 33 Results – 4/2/17 (The Undertaker vs. Roman Reigns)”. Wrestleview.com. 2017年4月2日閲覧。
  15. ^ WWE RAW Results – 10/9/17 (The Shield reunites, New Champion)”. Wrestleview.com. 2017年10月9日閲覧。
  16. ^ WWE RAW Results – 11/20/17 (Fallout from WWE Survivor Series)”. Wrestleview.com. 2017年11月20日閲覧。
  17. ^ WWE SummerSlam Results – 8/19/18 (Lesnar vs. Reigns, Styles vs. Joe, Bliss vs. Rousey)”. Wrestleview.com. 2018年8月19日閲覧。
  18. ^ Roman Reigns reveals he’s battling leukemia, Forced to vacate Universal Championship”. Wrestleview.com. 2018年10月22日閲覧。
  19. ^ WWE star Roman Reigns reveals he’s battling leukemia”. NYPost.com. 2018年10月22日閲覧。
  20. ^ Mr. McMahon revealed the biggest acquisition in SmackDown LIVE history” (英語). WWE. 2019年4月17日閲覧。
  21. ^ Roman Reigns answers Universal Champion Goldberg’s call” (英語). WWE. 2020年3月4日閲覧。
  22. ^ Universal Champion Goldberg vs. Roman Reigns” (英語). WWE. 2020年3月4日閲覧。
  23. ^ Powell, Jason (2020年8月23日). “WWE SummerSlam results: Powell’s review of Drew McIntyre vs. Randy Orton for the WWE Championship, Braun Strowman vs. The Fiend for the WWE Universal Championship, Mandy Rose vs. Sonya Deville in a No DQ, loser leaves WWE match, Asuka challenges for two titles”. Pro Wrestling Dot Net. 2020年8月23日閲覧。
  24. ^ Konuwa, Alfred. “Roman Reigns Shocks WWE SmackDown; Becomes A Paul Heyman Guy” (英語). Forbes. 2020年8月29日閲覧。
  25. ^ 『週刊プロレスEXTRA』Vol11.「WWE完全攻略ガイド」(2014年、ベースボール・マガジン社)pp6に片足で蹴りを入れる写真が掲載されている

外部リンク[編集]