ステュアート・ランダル

セント・ビュードーのランダル男爵ステュアート・ジェフリー・ランダル英語: Stuart Jeffrey Randall, Baron Randall of St Budeaux1938年6月22日 - 2012年8月11日)は、イギリスの政治家一代貴族1983年から1997年にかけて庶民院議員を務めた。

経歴[編集]

1938年にプリマスに生まれ育ち、市造船所の整備士として働いた。カーディフ大学に入学して電気工学学士課程を修めたのち、電子関連企業で2年間勤務した[1]。1966年に労働党に入党し、1974年10月にサウス・ウスターシャー選挙区英語版候補として出馬してその議席を争った[1]。また、1979年欧州議会選出総選挙にも立候補してミッドランズ・ウェスト選挙区英語版選出に挑戦した[1]。その後は労働党副党首ロイ・ハッターズリー英語版の私設秘書や農漁業、自治に関する野党スポークスマンとして活動した。1983年に東キンストン・アポン・ハル選挙区英語版から庶民院議員として立候補して初当選、1997年の引退まで同議員を務めた[2][3]

引退後の1997年9月25日連合王国一代貴族としてデヴォン州セント・ビュードーの,セント・ビュードーのランダル男爵(Baron Randall of St Budeaux, of St Budeaux in the County of Devon)に叙された[3][4]

1998年から翌年にかけての貴族院法制定を巡っては、「爵位の相続資格を奪って世俗貴族を段階的に廃止すべきだ」との提言を寄せている[5]

2012年に74歳で亡くなった[2]

出典[編集]

  1. ^ a b c Daily Telegraph Obituary - Lord Randall of St Budeaux”. 2012年8月21日閲覧。
  2. ^ a b “Lord Randall, former Hull West MP, dies aged 74”. BBC News (BBC). (2012年8月16日). https://www.bbc.co.uk/news/uk-england-humber-19270869 2012年8月16日閲覧。 
  3. ^ a b Mr Stuart Randall (Hansard)”. api.parliament.uk. 2020年5月4日閲覧。
  4. ^ No.24274”. The Gazette 3 October 1997. 2020年5月4日閲覧。
  5. ^ BBC News | UK Politics | Labour peer attacks 'degrading' Lords reform”. news.bbc.co.uk. 2020年5月4日閲覧。

外部リンク[編集]

グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会
先代
ジェームズ・ジョンソン英語版
東キンストン・アポン・ハル選挙区英語版
選出庶民院議員

1983–1997
選挙区廃止