ステファン・ポンポニャック

ステファン・ポンポニャックStéphane POMPOUGNAC, 1968年 - )はフランスパリ出身のDJ。「Les Bains Doutches」での活動後、パリに実在する同名の高級ホテルをイメージした「Hôtel Costes」シリーズで世界的に有名になる。

略歴[編集]

1968年、心理療法士と歯科医の両親のもとに生まれる。幼少期はボルドーにて過ごす。最初の仕事は、パリのレ・アール地区にあるHôtel Costesの中庭のカフェのウェイターであった。18歳の時に、Ubu、The Colony、The DreamといったボルドークラブにてDJデビューを果たす。

学業と兵役を終えたのち、ロンドンに6ヶ月滞在し、1992年にパリに戻った。パリではQueen、Folies Pigalle、The Locomotive、Diable des Lombards、Privilègeといったクラブで活躍した。その1年後、ホテルLes Bains et DoucheのレジデントDJとなり、Claude Challeと出会う。1997年に、Albert de Panameの紹介によってHôtel Costesの共同所有者であるJean-Louis Costesに出会い、Hôtel CostesのレジデントDJになったと言われている。

1999年には、初のスタジオ・ミックス作品であるHôtel Costes, Vol. 1: France et Choiseulを発表した。次作であるHôtel Costes, Vol. 2: la suiteは、前作を上回る売れ行きを見せた。このVol. 2の3曲目であるPink Martiniの"Sympatique"がフランスにて自動車のCMに採用されたこともあり、Hôtel Costes, Vol. 2: la suiteは100,000枚以上を売り上げた。Vol. 1とVol. 2はフランスのBarclay Universalから発売されたが、Vol. 3以降の作品は、その好調さに目を付けたMSIから発売されている。これらVol. 1〜3だけで100万枚近く売り上げている。

ポンポニャックは20以上のスタジオ・ミックス作品を生み出す一方で、DJとしても活躍を続けている。グッチイヴ・サン=ローランといった有名ブランドのファッションショーでもDJを務めた。

ディスコグラフィ[編集]

スタジオアルバム[編集]

DJミックス[編集]

Hôtel Costesシリーズ[編集]

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Bloody Frenchのライナーノーツより

外部リンク[編集]