タマーラ・トゥマーノワ

1940年代に撮影されたポートレイト
タマーラ・トゥマーノワ

タマーラ・トゥマーノワ(Тамара Туманова / Tamara Toumanova, 1919年3月2日 - 1996年5月29日)は、ロシア生まれのバレエダンサー。

チュメニで生まれる。両親はグルジア人で、本名はタマラ・トゥマニシヴィリ(Tamara Tumanishvili)である。

ロシア革命によりロシアを脱出、日本を経て上海に住んだ。4歳の時パリへ行き、オリガ・プレオブラジェンスカの門下生となり、天才少女舞踊家として名をなした。1929年パリのオペラ座に特別出演、「ジャンヌの扇」を踊る。ジョージ・バランシンに認められ、1932年にバレエ・リュス・ド・モンテカルロに参加。翌年、バランシンの「バレエ1933年」に参加。以来、バレエ・リュス・ド・モンテカルロをはじめ、オペラ座、スカラ座に出演し、世界的な舞姫として成功した。古典モダンも踊っており、そのレパートリーは広い。映画やミュージカルにも出演している。

ハリウッドへ移り、アメリカ国籍を取得した。

1996年、カリフォルニア州サンタモニカで死去。