ツギクルブックス

ツギクルブックスは、SBクリエイティブの子会社であるツギクルが刊行する新文芸系の小説レーベル。2017年2月創刊[1]

コンセプトは「大人が本当に読みたい作品の発掘」。

概要[編集]

2017年2月創刊。Webサービス「ツギクル」や「小説家になろう」に投稿された作品を主に書籍化しており[1]、いわゆるKADOKAWAが新たなジャンルとして提唱した「新文芸」と見做されている[2]。刊行はツギクルが行い、出版は親会社であるSBクリエイティブが行う。

創刊前の2016年には「ツギクルブックス創刊記念大賞」が開催され、大賞に作:咲夜の『カット&ペーストでこの世界を生きていく』が、佳作に作:佐藤真登『迷宮にて、没落少女は縦ロールを武器に成り上がる』、作:うみ『ぼっちでもなんとか生きてます(惑星探査物)』、作:原幌平晴『栄光の昭和』の3作品が選出。大賞受賞作品は同レーベルより書籍化された[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b 新たなレーベル「ツギクルブックス」は2017年2月創刊 ファンタジー小説からお仕事小説まで幅広いジャンルで展開へ”. ラノベニュースオンライン (2016年10月29日). 2021年2月27日閲覧。
  2. ^ 愛咲優詩 (2018年3月3日). “意外と知らない「ライトノベル」ブームの現在”. 東洋経済オンライン. p. 3. 2021年3月13日閲覧。
  3. ^ ツギクルブックス創刊記念大賞の最終選考結果が発表”. ラノベニュースオンライン (2016年12月9日). 2021年2月27日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]