テレビ愛知

テレビ愛知株式会社[1]
Aichi Television Broadcasting Co., Ltd.
テレビ愛知本社社屋
種類 株式会社
略称 TVA
本社所在地 日本の旗 日本
460-8325[2]
愛知県名古屋市中区大須
2丁目4番8号[2]
設立 1982年12月1日[2]
業種 情報・通信業
法人番号 9180001038468
事業内容 民間テレビジョン放送[2]
代表者 代表取締役社長 藤井達郎[2]
資本金 10億円(2023年3月31日現在)[3]
発行済株式総数 2万株(2021年6月15日効力発生)
[3]
売上高 103億9826万0000円(2022年度)
[3]
営業利益 10億8248万4000円(2022年度)[3]
経常利益 11億9015万0000円(2022年度)[3]
純利益 8億8106万9000円(2022年度)[3]
純資産 128億9993万円
(2023年3月31日現在)[3]
総資産 151億1515万1000円
(2023年3月31日現在)[3]
従業員数 112人(2021年4月1日現在)[2]
決算期 3月
主要株主 日本経済新聞社 19.9%
テレビ東京ホールディングス 10.2%
中日新聞社 10.0%
主要子会社 株式会社テレビ愛知企画[3][4][5]
株式会社アイプロ[4][6]
株式会社TVAadvance[4][7]
ミラカン合同会社[4][8]
外部リンク https://tv-aichi.co.jp/
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テレビ愛知
英名 Aichi Television
Broadcasting Co., Ltd.
放送対象地域 愛知県
ニュース系列 TXNネットワーク[2]
番組供給系列 TXNネットワーク[2]
略称 TVA
愛称 テレビ愛知
呼出符号 JOCI-DTV
呼出名称 テレビあいち
デジタルテレビジョン
開局日 1983年9月1日
本社 460-8325[2]
愛知県名古屋市中区大須2丁目4番8号[2]
北緯35度9分42.26秒 東経136度54分4.42秒 / 北緯35.1617389度 東経136.9012278度 / 35.1617389; 136.9012278座標: 北緯35度9分42.26秒 東経136度54分4.42秒 / 北緯35.1617389度 東経136.9012278度 / 35.1617389; 136.9012278
演奏所 本社と同じ
リモコンキーID 10
デジタル親局 名古屋 23ch
アナログ親局 名古屋 25ch
ガイドチャンネル 25ch
主なデジタル中継局 豊橋 26ch
主なアナログ中継局 豊橋 52chほか#アナログ放送を参照
公式サイト https://tv-aichi.co.jp/
特記事項:
愛知県のほか、岐阜県三重県静岡県の一部地域でも視聴可能。
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テレビ愛知株式会社(テレビあいち、: Aichi Television Broadcasting Co., Ltd. 略称:TVA)は、愛知県放送対象地域としたテレビジョン放送を行う特定地上基幹放送事業者である。テレビ東京系列(TXNネットワーク)に属している同系列の中核局でもある。

コールサインJOCI-DTV(名古屋 23ch / 1kW)、リモコンキーIDはテレビ東京系列で唯一の「10[注 1]で、「10チャンネル」の通称でも呼ばれる。

放送局概要[編集]

事業所[編集]

※かつては三重県津市に三重支社が存在したが、本社(名古屋)に統合される形で廃止された[2]

特記事項[編集]

テレビ愛知は、在名民放テレビ局では唯一愛知県全域のみを放送対象地域としているため、瀬戸デジタルタワーから放送している地上デジタル放送では、送信出力が広域(岐阜県・三重県をエリアに含む)民放である4社と比べて抑えられている(NHK名古屋総合も愛知県域放送であるが、広域民放4社と同じ出力で放送している)上、スピルオーバー抑止のための指向性がかけられているため、愛知県内でも難視聴地域が一部で発生した。そのため、2010年平成22年)2月10日にはJRセントラルタワーズ名駅地区)・名古屋国際センターに建てたデジタル中継局に予備免許が与えられ、4月30日に試験放送を開始[9]。そして、6月23日に運用および本放送を開始した[10](当初は6月30日を予定していた)。これは瀬戸デジタルタワーから見て高層ビル群の影にあたる名古屋市西部および南部・清須市あま市などの難視聴区域の解消を狙ったものである。名古屋市内にデジタル放送の中継局を設けたのは、NHK名古屋放送局とともに、民放では同社が初ということである。なお、同年秋には名古屋市緑区大高[要曖昧さ回避]に中継局を建てることも発表した[11]。さらに、NHK名古屋放送局のみ開局を予定していた一部中継局でも、デジタル難視聴を解消させるために開局している。その結果、当局のデジタル中継局は、愛知県内では広域民放4社より7局多い17局が設置されている。

沿革[編集]

  • 1982年昭和57年)
    • 7月13日 - 予備免許交付。
    • 12月1日 - 設立。当初は「テレビ名古屋」(略称 TVN:TV Nagoya[注 2])の社名で開局を目指していたが、登記時社名がテレビ朝日系列名古屋テレビと酷似しているとして却下され、さらには名古屋テレビに商標権を登録されていたため、「愛知」を社名に使用した[12]
  • 1983年(昭和58年)
    • 社屋竣工:地下1階、地上6階建て。敷地面積は1,430㎡、総床面積は6,994㎡[12]
    • 8月25日 - サービス放送を開始。同時にカラー放送(中京地区では同時が2番目・トータルが5番目)と音声多重放送(JOCI-TAM、在名民放5局中4番目)を開始。
    • 9月1日 - 午前5時58分にテレビ本放送を開始。日本の民放テレビ局では100局目の開局となる。
      • 開局後初めて放送された番組は清元・四季三葉草。初めて放送されたネット番組は午前6時30分からのビジネスマンNEWS。7時5分から放送のおはようスタジオは開局を記念して名古屋からも生放送した(テレビ愛知社史より参考・引用)。
  • 1985年(昭和60年)5月12日 - 大分県新大分球場で行われた広島東洋カープ主催試合を自社制作による初の中日ドラゴンズ戦中継として放送した。翌1986年(昭和61年)にはヤクルトスワローズ(現在の東京ヤクルトスワローズ)の放送権を獲得する(テレビ愛知社史より参考・引用)。
  • 1995年平成7年)9月1日 ‐ マスコットキャラクター『ティーバ・ファミリー』がデビューする。
  • 1996年(平成8年)5月7日 - プロ野球・中日ドラゴンズ戦の中継で、在阪局以外では初となった阪神甲子園球場での対阪神タイガース戦を中継した(テレビ愛知社史より参考・引用)。
  • 1997年(平成9年)
    • それまで他局でも採用されていた天気予報のスタイルから、日本気象協会とテレビ愛知をケーブルで結び、昼夜問わず協会職員による生音声の予報を実現した「気象情報番組自動送出システム」でのスタイルに変更(気象協会側に放送機器を操作するスタッフが必要なことから、子会社のアイプロから派遣)。国際放送機器展でも公開した。
    • 6月13日 - 後に開催された2005年日本国際博覧会の開催決定を、モナコで12日(現地時間)に開催されたBIEの総会会場とを衛星中継で結ぶなどの特別番組編成を組んで様子を伝えた。放送時間は0:45 - 1:15。
  • 1998年(平成10年)
  • 2000年(平成12年)3月1日 ‐ マスコットキャラクター『A』がデビューする。また、同時に局ロゴを「テレビあいち」とひらがな表記されるようになる(ただし、一部を除いて製作著作クレジットもテレビ愛知のまま)。
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)
    • 3月22日 - アナログ・デジタル統合マスターに更新(東芝製)。
    • 10月1日 ‐ マスコットキャラクター『デジタル10チャンネル』がデビューする。
  • 2007年(平成19年)9月6日 - プロ野球・中日ドラゴンズ戦の中継で、対読売ジャイアンツ(巨人)戦(ナゴヤドーム)に参入。ただし、制作はテレビ愛知ではなくテレビ東京が一貫して全て担当した。それ以前の同年5月13日にも巨人対中日戦(東京ドーム)の中継を放送。同年11月1日には中日が53年ぶりの日本一を決めた日本シリーズ第5戦・対北海道日本ハムファイターズ戦(ナゴヤドーム)を、日本シリーズでは民放初となる完全中継を行った。
  • 2008年(平成20年)
    • 1月28日 - マスコットキャラクター『といろちゃん』がデビューする。
    • 9月1日 ‐ 開局25周年。
  • 2009年(平成21年)4月 - ハイビジョン対応の報道用SNG中型中継車(車両は三菱ふそう・キャンター)を導入。同月に三重県桑名市で行われた東建ホームメイトカップの中継より本格稼動した。なお、この中継車は雑誌『放送技術』2009年(平成21年)10月号でテレビ愛知の担当者の執筆した文章と中継車の写真などとともに紹介された。
  • 2010年(平成22年)10月 - 中部日本放送(CBC、現・CBCテレビ)と系列局で世界バレー女子東京大会の放送があるため、同局系列はプロ野球日本シリーズ中日ドラゴンズ対千葉ロッテマリーンズ中継の放送権を獲得せず、当放送局が愛知ローカルで第1戦(ナゴヤドーム)の放送権を獲得した。なお、当該枠(10月30日)はローカルセールスであるためテレビ大阪にもネット中継するが、他の系列4局には放送しない[13]
  • 2011年(平成23年)7月24日 - アナログ放送終了。
  • 2013年(平成25年)9月1日 - 開局30周年。
  • 2018年(平成30年)9月1日 - 開局35周年。5時間の生放送番組など特別番組を放送する。
  • 2020年令和2年)3月27日 - 在名4局(東海テレビ中京テレビ、CBCテレビ)と共同で在名民放局共同配信サービス『Locipo』を開始した[14]
  • 2021年(令和3年)4月1日 - デジタルコンテンツなどを手掛ける子会社、TVA advanceを設立[15]

ネットワークの変遷[編集]

社史・記念誌[編集]

  • テレビ愛知10年史(1993年9月発行、162ページ)
  • テレビ愛知15年史(1998年9月発行、195ページ)

ともにテレビ愛知株式会社社史編纂委員会編集。

資本構成[編集]

企業・団体は当時の名称。出典:[16][17][18][19][20]

概要[編集]

かつては読売新聞社毎日新聞社もテレビ愛知の主要株主であったが、現在では名を連ねていない。なお、読売新聞社は日本テレビ放送網(NTV)との間には資本関係があるが、その在名系列局の中京テレビ放送(CTV)との間には読売新聞東京本社・読売新聞グループ本社ともに主要株主としての資本関係は無く[注 3]、同じく在名局で朝日新聞社テレビ朝日(EX)などが資本の主体である名古屋テレビ放送(NBN・メ〜テレ)とは東京本社・グループ本社ともに資本関係がある。また、毎日新聞社はメ〜テレとの間に資本関係がある。

2021年3月31日現在[編集]

資本金 発行済株式総数 株式数
10億円 20,000株 36
株主 株式数 比率
日本経済新聞社 4,180株 20.90%
テレビ東京 2,035株 10.17%
中日新聞社 2,000株 10.00%
ナゴヤドーム 1,600株 08.00%
テレビ大阪 1,390株 06.95%
愛知県知事 0,600株 03.00%
三菱UFJ銀行 0,600株 03.00%
名古屋鉄道 0,600株 03.00%
中部電力 0,600株 03.00%
トヨタ自動車 0,600株 03.00%
岐阜新聞社 0,600株 03.00%
朝日新聞社 0,600株 03.00%
三重テレビ放送 0,600株 03.00%

過去の資本構成[編集]

備考[編集]

  • 周波数割当てに広域放送には空きが無く県域放送に空いていたことと、開局以前より岐阜放送三重テレビがテレビ東京の番組を多くネットしていた関係で、中京広域圏ではなくテレビ大阪と同様の愛知県のみを対象地域とする県域放送局として放送免許が下りた。ただし、岐阜・三重両県内にもテレビ愛知の事業所がある。
  • アナログテレビ放送の送信は、中京テレビの当時の敷地内にある東山タワーを間借りしていた。これは以前に日経が同局との関係があったため、同局と同じ東山タワーからの送信ができるようになったという経緯がある。
  • 送信出力が他の在名民放4局が設定している数値の3分の1であるにもかかわらず、愛知県とその周辺地域3,698,000世帯(中京広域圏の総世帯数の約93%)をカバーしている。
    • ただし、愛知県内にも難視聴世帯はあり、県内約2,522,600世帯中、アナログは視聴可だがデジタルは視聴不可の世帯は約4,100 - 約11,400世帯(直接受信)・約2,360世帯(共聴)、アナログ・デジタルともに視聴不可の世帯は約4,610世帯である[21]。これを解消するため、2010年平成22年)2月15日未明と2月21日未明に瀬戸デジタルタワーのアンテナ指向性改善工事が行われ、これまで難視聴地域だった地域での受信状況が改善された[22]。また、テレビ愛知専用の中継局(一部はNHK名古屋との共用)も順次整備された。
    • 名古屋親局の放送区域(中距離受信用アンテナで受信できる地域)は、愛知県のほぼ全域(東三河などでは中継所で対応)と岐阜県岐阜市海津市羽島市羽島郡各務原市大垣市安八郡、三重県桑名市朝日町川越町木曽岬町の約230万世帯である。中京広域圏は、濃尾平野伊勢湾といった放送電波が遮断されにくい好条件に恵まれた場所が多く、放送区域から外れる地域でもパラスタックアンテナなどを使用するなどして視聴されている。アナログ波に関しては特に指向性は掛けられていないが、デジタル波に関しては瀬戸デジタルタワーの低い位置から送信していることや指向性を持たせている(電波の強さが8方向別に異なる)こと、親局のERPが広域局(34kW)の15%(5.1kW)の弱さ[注 4]により、アナログ波では受信可能な地域でも受信困難になったとの報告も見られ、現在よりも素子数の多いUHFアンテナへの付け替えや高い場所へのアンテナの再設置が必要になった世帯もある。
  • テレビ愛知のロゴが「愛」の字のうち「心」の部分がハートマークになっているのは1983年昭和58年)の開局当初から変わっていない。
    • TXN系列局で開局当初からのロゴを現在使用しているのはテレビ愛知(略称・社名とも)のほか、テレビ北海道(略称・社名とも)にもある。
  • 2007年平成19年)5月31日、テレビ東京の菅谷定彦社長(当時)は、定例会見においてテレビ大阪の京都府兵庫県への放送エリア拡大(系列局新規開局の可能性もあり)に加えて、宮城静岡広島の3県に系列局を新設するとし、そのうち静岡県内に関しては系列局の新規開局かテレビ愛知の同県への放送エリア拡大が検討されていると表明したものの、その後の具体的な動きはない。

新聞の番組表での掲載扱いの違い[編集]

  • 同局の大株主で資本力の強い中日新聞のテレビ番組表の扱いも、紙面の一番左に掲載されるNHK名古屋放送局(総合・Eテレ)より右側の掲載位置が中京圏の各県それぞれで異なっている。
    • 愛知県版では、さらに中日資本が強いCBCテレビと東海テレビの次にフルサイズで掲載されている。
    • 三重県版では、愛知県版でテレビ愛知の番組欄を掲載している位置に中日資本の地元県域局・三重テレビの番組をフルサイズで掲載しているため、テレビ愛知は解説欄のハーフサイズ扱いで掲載している。一時期はさらに中日資本が無いメ〜テレ(名古屋テレビ)と中京テレビの番組の隣にフルサイズで掲載していた。また、同県でも伊賀・紀州地域は直接受信が不可能であることや、近畿広域圏のテレビ放送が受信可能なことなどを配慮して掲載していない。なお、三重版夕刊では中京テレビの隣にフルサイズで掲載されていた。
    • 岐阜県版では、CBCテレビと東海テレビの隣は中日資本が無いメ〜テレと中京テレビの番組表を掲載し、さらにその隣にフルサイズでテレビ愛知の番組表を掲載している。同県内でも半数近くの世帯が受信可能で、特に岐阜市大垣市可児市周辺など愛知県境に近い南部地方で視聴者が多い。そして直接受信不可能な地域でもケーブルテレビでの再送信(先述のとおり岐阜県内全域でコミュファ光テレビ経由による再送信)が行われており、それらの世帯に配慮してフルサイズで掲載されている。
    • 夕刊に関しては2011年(平成23年)7月23日付まで東海3県共朝刊と同様の配列だったが、同年7月25日付からは3県(広域)共通のものに変更された。
  • 東海3県で販売される中日スポーツでは、中日新聞の愛知県版と同様にCBCテレビと東海テレビの次にテレビ愛知の番組表を掲載している。また毎週日曜日の中日新聞朝刊に折り込まれる別刷り特集『週間テレビガイド』(中日サンデー版に内包)の番組欄では東海3県(伊賀・紀州除く)と共に、CBCテレビと東海テレビの次にテレビ愛知の番組表が掲載されている。
  • 岐阜新聞では開局以来、他局とは違った並びのところにハーフサイズで掲載されている。なお岐阜新聞社は前述の通りテレビ愛知に出資しており、愛知県に現在のテレビ愛知となる電波が割り当てられたときも社会面でわりと大きく報じていた(2010年(平成22年)、岐阜放送に中日新聞本社が資本参加する)。
  • 伊勢新聞では岐阜新聞と違い同じ並びに掲載されているが、三重テレビと同様にハーフサイズでの掲載となっている。伊勢新聞は現在は三重テレビとの関係が切れているが、三重テレビの放送対象地域が地元三重県であるため、同じ列で三重テレビが上、テレビ愛知が下に掲載されている。
  • 静岡新聞では2011年(平成23年)7月24日から全県共通版になった事から在京キー局とtvk・在名局と共にハーフサイズ扱いで掲載している。同じ列で在京キー局とテレビ神奈川が上、在名局が下に掲載されている。
  • 朝日新聞名古屋本社版では、2009年(平成21年)3月29日付けまでは在名局の他局と同様に朝刊にフルサイズで掲載していたが、紙面スペースなどの都合(BSデジタル放送の番組表を最終面に移設したため)により、同3月30日付けからの朝刊は約2/3サイズに縮小し、残り1/3サイズに岐阜放送が入る仕様に変更されていた(夕刊は従来と同じでフルサイズである)。2010年(平成22年)3月29日から再び朝刊もフルサイズに戻している。なお朝日新聞は1986年(昭和61年)頃の一時期、愛知・岐阜・三重の3局ともハーフサイズにしていたことがある。
  • 産経新聞大阪本社が発行する東海地方向けの新聞(朝刊6版。伊賀地方は除く)はハーフサイズで収録されている。
  • 上記以外の全国紙の名古屋発行の新聞は伊賀・熊野を除きフルサイズで掲載されているが、中日以外の三重県伊賀・熊野地域向けの新聞(原則として大阪本社発行だが、読売新聞は熊野向けのみ中部支社発行)においても、先述したように直接受信が不可能であることや近畿地方のテレビ局が受信できる地域に配慮する形で多くは掲載されていないが、朝日新聞の三重熊野版(大阪本社発行)では右端にハーフサイズで同局の番組表が掲載されている。なお同じテレビ東京系のテレビ大阪についても、伊賀・熊野向けの新聞、並びに和歌山県地方紙には番組表が収録されていない(他はハーフかクォーターサイズで収録)。

送信所・中継局[編集]

デジタル放送[編集]

この物理チャンネルは、キー局のテレビ東京東京タワー東京スカイツリーと同一周波数であり、かつてのテレビせとうちアナログ親局周波数でもあった。またデジタル中継局はTVQ九州放送デジタル親局と同じ26chが多い。
下記の通り、TXNネットワーク唯一の「10」であるうえに、それをも通り越した“7以外”。更に他局を含めても2桁IDは「10」同士で日本テレビ系列局読売テレビアナログ親局を踏襲)と本局、過去を含めても「12」の放送大学だけである(CATV自主放送エリア放送を含めるとこの限りではない)。

1桁でも「9」は全国5大民放ネットワーク加盟はどの局も未使用で独立局2局(東京都TOKYO MX奈良県奈良テレビ)のみが使用しており、3大都市圏以外は「8」以下に集約されている。

デジタル放送のチャンネルについて[編集]

テレビ東京系列のリモコンキーID地図
  • 地上デジタル放送のリモコンキーIDは、日本テレビ系列局の準キー局の読売テレビと同じ「10」を使用している。原則としてテレビ東京やテレビ大阪TVQ九州放送など他のTXNネットワークの系列局がリモコンキーIDを「7」で統一する中、唯一テレビ愛知だけが「7」を使用していない。
  • 当初はリモコンキーIDをテレビ東京系列局の他局と同じ「7」に統一したかったが、本局より14年早く開局した三重県三重テレビ(独立局)が先に獲得したために使えなかった。
    • その隣接番号である「8」は隣県のFNS系列局(長野放送テレビ静岡)と重複するため避け、渡りに船で岐阜県岐阜放送(独立局、中京圏で唯一「8」希望)が獲得。
    • 最終的にNHK名古屋放送局Eテレがかつてのアナログ放送で使用していた「9」及びメ〜テレテレビ朝日系列局)がかつてのアナログ放送で使用していた「11」も避けつつ残るは「10」または「12」と何れも2桁番号しか無く、アナログ時代にも本局等のUHF波を登録するプリセット番号として使われることもあった「10」を選択することとなった[注 5]
  • 先述のようにTXNではテレビ愛知のみリモコンキーIDが異なるため、TXNネットワーク各局で2011年に放送された「地デジ7チャン」の告知ジャンクションにおいては本局での放送分のみ、ナレーションも含めて「地デジ10チャン」といった専用のスポットに差し替える措置がとられていた。他の番組でも紹介があり、差し替えを行わない場合、但し書きによる補足「※テレビ愛知は10チャンネル」が加えられることもあった。

デジタル中継所[編集]

アナログ放送[編集]

2011年7月24日停波時点

  • チャンネル JOCI-TV 25ch 
  • リモコンポジションはアナログ時代も10か、当時のテレ東と同じ12のどちらかが多かった。
  • 送信所 東山タワー(中京テレビ放送旧本社内)
  • 空中線電力 映像10kW 音声2.5kW

アナログ中継所[編集]

区域外再放送[編集]

以下のケーブルテレビで区域外再放送をしている。

中京広域圏内[編集]

岐阜県[編集]

三重県[編集]

熊野地方ではテレビ和歌山 (WTV) の再放送により、三重テレビ (MTV) では放送されないテレビ東京系番組の一部が視聴できる(新宮市に最も近い紀宝町などでは新宮中継局の直接受信もできる)。

中京広域圏外[編集]

長野県[編集]

静岡県[編集]

廃止[編集]

特記を除いてアナログ放送の終了に伴い、2011年平成23年)7月24日をもって終了。

岐阜県[編集]

長野県[編集]

スタジオ[編集]

本社[編集]

  • 第1スタジオ(95坪)- 主に情報・バラエティ番組を中心に使用。
  • 第2スタジオ(12坪)- 主に報道番組を中心に使用。

その他[編集]

栄サテライトスタジオ
  • サテライトスタジオ - 2002年平成14年)12月24日に、テレビ愛知にとっては初となるサテライトスタジオとしてオープンした。日本経済新聞名古屋支社ビル1F。現在、道路側のガラスにはといろちゃんを紹介するボードが掲げられている。
  • 愛知万博(グローバルコモン4) - 同万博期間限定で使用。

情報カメラ設置場所[編集]

在名テレビ各局の中では中継カメラの設置ポイントが一番少ない。

現在のカメラ設置場所[編集]

  • テレビ愛知本社屋上 ※SD - 一時期ハイビジョンだったが、わずか2週間でSDに戻った。
  • 名古屋駅近辺 ※SD
  • 中部国際空港 ※SD
  • ほか

過去のカメラ設置場所[編集]

アナウンサー[編集]

現在在籍中のアナウンサー[編集]

出典[25]

男性[編集]

女性[編集]

かつて在籍していたアナウンサー[編集]

男性[編集]

  • 亀関開(1984年 - 不明、アナウンサーユニオン所属の契約アナウンサー、元 東海ラジオアナウンサー)
  • 福井豊治(1984年 - 1994年、アナウンサーユニオン所属の契約アナウンサー、元 中部日本放送アナウンサー) - 契約期間中に死去
  • 西田修(1992年 - 1999年)
  • 本保和也(1996年 - 2003年) - 現 報道記者、『3時のつボッ!』放送当時は同番組のディレクターを兼任
  • 陶山慎晃(2003年4月 - 2007年3月)
  • 中本克樹(1991年 - 2016年6月)
  • 高木大介(2001年 - 2016年6月) - 2022年2月をもって退社

女性[編集]

外部からの所属[編集]

テレビ愛知との関わりが深い同系列のテレビ東京からの出向先となる

  • 石井真知子(テレビ東京の広報担当も兼務)

番組編成[編集]

  • 沿革からもわかるように、テレビ愛知が中日ドラゴンズの主催試合の中継を開始したのは、中日新聞社系列の在名テレビ局の中では最も遅く、ホーム戦の中継権が認められるまではビジター戦を中継するという形が2000年まで続いていたが、2001年からは徐々にホーム戦の中継を増やしている。そのうちの一部は近隣の岐阜放送(設立母体の岐阜新聞社との競合関係上、中日新聞社の資本参加が遅かったため[注 6]、ビジター戦のみ[注 7])や三重テレビでも放送されていたが、テレビ愛知がホーム戦の中継権を持つようになってからは放送されていない。
  • 名古屋グランパスに関しては、Jリーグ発足当初はホームのナイトゲームの試合も積極的に中継していた。1990年代中期以降のJリーグブームの後押しもあって、一時はドラゴンズ戦の中継数よりもグランパス戦の中継数が上回ることもあったが、ブームの沈静化からその後は中継が無くなった。2005年に1試合を録画中継したが、以降はドラゴンズ・グランパス両チームの応援番組を放送する程度に留まった。ただし、グランパスファン感謝デーの放送は、試合中継が無くなった後でも実施していた。
  • 株主に日本経済新聞社が名を連ねることやネットワークの特性から、ニュースやデータ放送では経済に関する情報を多く取り扱っており、かつては平日昼のローカル経済情報番組『Second Call』や『NEXT 革命への挑戦者たち』、テレビ東京系全国ネットの自社制作番組『大前研一の平成談義』などを放送していた。
  • テレビ愛知のみで放送されるローカル深夜番組のうち、半数は外部製作の番組である。かつてはテレビ愛知も自社でバラエティに富んだ深夜番組群を制作・放送していたが、これらは短期打ち切りによって淘汰されていき、結果として番販購入・海外の人気番組の買い付けとジャンルの先鋭化が進んでいった[注 8]。さらにはUHFアニメの放送本数が大幅に減少したという事情も重なり、これらが撤退した枠では現在海外ドラマテレビショッピングなどが放送されている。一部の番組は昼の時間帯に再放送されていた。
  • テレビ東京系全国ネットの深夜番組については、かつては「スポパラ」枠で一部のテレビ東京制作番組を切り捨てて自社制作番組に差し替えるなど、独自の編成を組んでいた。しかし、番組の短期打ち切りや放送曜日の移動などによって、結局はテレビ東京制作番組の放送へと戻るケースも見受けられた。
  • 自社制作のローカルニュース番組は常勤アナウンサーが少ないこともあってか、2020年8月現在では平日においては17:15 - 17:20(金曜は17:25まで)。土日においては17:25 - 17:30の同じ5分間のみであった。しかし、2020年4月6日より平日17:00 - 17:25の枠で『5時スタ』を開始した。年末年始の場合、近年まで昼下がりから夕方頃に5分程度『TVAニュース』として放送していたが、2013年-2014年の年末年始以降、ローカルニュースの放送が全くない状況である。なお、平日の生放送による自社制作ワイド番組は『山浦ひさしのトコトン!1スタ』(2012年4月16日 - 2013年3月29日)の終了以降、東海3県の放送局では唯一存在しない。
  • 在名テレビ局で唯一自己批評番組を放送していない(2023年9月現在)が、放送番組審議会が開催された際には上記の『5時スタ』で審議内容を紹介する。
  • 愛知県唯一の県域放送局でありながら、愛知県議会および名古屋市議会の生放送を行ったことがない[注 9]

テレビアニメ[編集]

現在、テレビ愛知では自社製作枠を含むTXN全国ネットの全日枠アニメは全て(ごく一部を除いてテレビ東京から同時ネットを受けている)、テレビ東京発の深夜アニメに関してもごく一部の例外を除いて放送している[注 10]テレビ東京アニメ番組一覧も参照)。また、稀にではあるが、他系列キー局製作作品をネットする場合もある。

自社制作アニメ[編集]

土曜朝8時枠は、1998年10月からテレビ愛知制作・テレビ東京系全国ネットのアニメ枠(関連情報番組含む)として使われている。

ただし、2008年4月期からの2年間は特撮ドラマ枠となっていた。

名古屋ローカルアニメ[編集]

2007年10月から史上初の名古屋ローカルアニメ枠として『やっとかめ探偵団』を放送していたが、2008年1月6日をもって打ち切りとなっている。なお、テレビ愛知は同作品の製作には関与していなかった。その後、厳密な名古屋ローカルではない[注 11]が、2019年4月から6月まで5分のミニ番組枠を利用して『八十亀ちゃんかんさつにっき』が放送された。

UHFアニメに関する事情[編集]

UHFアニメ草創期から中京圏でのネット局には番組制作会社やスポンサーの意向によってテレビ愛知が選択される例が多く、中京圏におけるUHFアニメの受け皿的放送局として機能しているが、近年では中京圏での地上波放送自体が無い作品も目立っている。

キー局であるテレビ東京の深夜アニメに加えてUHFアニメも多数放送するという事情が重なり、特にアニメ制作本数の多かった2006年から2007年頃までは深夜枠が逼迫していた(時には限りなく早朝に近い枠で放送された例もある)。現在でもテレビ愛知での作品放送本数は多いものの、かつての状況と比べれば落ち着いている。ただ2010年に入るまでは深夜枠が逼迫していた時でも平日のみの編成が主で週末の編成は稀だったが、2012年頃からは積極的に週末にも編成されるようになった。編成に関しては、深夜(翌日未明)帯の中でも26時(2時)台に設定される例が最も多い。

2000年代末期からはUHFアニメにおいても表現規制が厳しくなりつつあるが、つい最近まで緩い部類に入っていたテレビ愛知も2008年頃から一転して厳格な規制を敷くように転じていた時期があった。

なお、16:9マスター制作作品に関しては2007年以降フルサイズ放送が基本となっている。

2016年7月期の『orange』では、朝日放送テレビが設立したアニメ専門子会社・ABCアニメーションおよびキー局のテレビ東京の子会社であるアニメ専門チャンネル・AT-Xと共同で深夜アニメの製作委員会に参加している。

これ以降も深夜アニメの製作委員会にテレビ愛知が参加するケースが見られる(特にKADOKAWAが関与する作品が多い。)。但し、いずれも複数の放送局(及びその子会社)と共同で参加しており土曜朝枠のように放送局ではテレビ愛知のみが参加する作品は存在しない。

2021年以降は子会社のTVAadvanceがアニメの製作委員会に参加するケースが増えている(同社は主な事業内容のひとつにアニメ作品への出資を挙げており[26]、当該作品では同社の代表取締役である廣澤二郎の名前が表示されている)。

テレビアニメ再放送枠[編集]

かつてのテレビ愛知の木曜18時枠と平日18時30分枠は他系列局から購入したテレビアニメによって賄われており、これら過去の作品群の再放送枠『マンガのくに』として機能していた。

また、月曜 - 土曜7時枠も他系列局から購入したアニメや過去のTXNアニメを再放送する枠として使われていた。そのため、キー局のテレビ東京を含むTXN局では平日18時枠18時30分枠にて放送されていたアニメがテレビ愛知では別の時間帯に放送されたり、場合によってはネットそのものがなかった(いわゆる名古屋飛ばし)作品もあった。

その後、土曜7時枠はTXNの夕方アニメを遅れネットで放送する枠へと切り替えられ、さらにその後金曜7時枠同様の枠として使われるようになった。これら時差ネット枠内で放送された番組の例として、『ダッシュ!四駆郎』(土曜 7:20 - 7:50)や『NG騎士ラムネ&40』(金曜 7:20 - 7:50)などがある。また、後の『新世紀エヴァンゲリオン』もテレビ愛知では木曜朝に放送されていた(木曜 7:35 - 8:05)。

1995年3月まではテレビ東京系平日18時30分枠のアニメのうちの2つを火曜19時枠内で放送するなどの対応を取っていた(土曜19時枠や、前述した金曜・土曜7時枠内で放送されているものもあった)が、野球中継などの特別番組が放送されることも多く平日7:35枠へと移動させられるなど時間帯の変動が激しい状況だった。

『エヴァンゲリオン』放送終了後の1996年4月より、テレビ愛知はその直前まで平日18時30分枠で放送していた『赤ずきんチャチャ』の再放送を平日7時35分枠へと移動させ、以後同時間帯の番組は全てテレビ東京との同時ネットになった。この枠における遅れネット状況の解消をテレビ愛知が実施したのは、テレビ大阪から遅れること3年であった。

2000年代以降は6:00 - 8:00のローカル枠での再放送が中心となっていた。この頃には夏休み冬休みの月曜 - 木曜8時台に『おたのしみ劇場』としてアニメの再放送が行われていたことがあった[注 12]。2015年から2022年まで平日夕方にローカルアニメ枠が設けられ、『トワイライト☆アニメ』の枠名が付けられていた。

深夜アニメの再放送は新作アニメ同様にテレビ東京系列やUHFアニメのネット形態で他地域と同時期に流れるのが基本だが[注 13]、2020年7月期からはテレビ愛知ローカルで深夜アニメの再放送を行っていた。なお、2021年4月期は過去最多の4作品[注 14]を放送しているが一方で深夜アニメの新作は数を減らしており、結果的に新作アニメの減少分を旧作の再放送で補ってアニメ枠を維持しているのが実情である[注 15][注 16]。2020年10月期以降はTBS系列MBS制作含む)のアニメの再放送を中心に実施していた。また、テレビ愛知が製作委員会に参加した作品を独自に再放送するケースもある。

ローカル再放送枠の現状[編集]

現在ではTXN全国ネットでの再放送を除けば下記のよ うになっている。★印は同時期に他地域でもほぼ同じ 内容で再放送が行われている作品(2024年1月期は該当 作品なし)。

[[世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する#テレビ アニメ|世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する]] (水曜 2:05-2:35)

テレビドラマ[編集]

松竹日活との共同製作で、「魔弾戦記リュウケンドー」「トミカヒーローシリーズ」の特撮作品の制作実績がある。それ以外では開局記念番組として単発作品の制作実績がある。

現在放送中の番組[編集]

自社製作・テレビ東京系全国ネット番組[編集]

自社製作・ローカル放送または一部地域ネット番組[編集]

帯番組
月曜
  • SKE48の未完全TV(毎月第2・第4 0:35 - 1:05)
  • a-NN♪(1:05 - 1:35)
  • ナゴヤビジネスリポート(22:58 - 23:06)
火曜・木曜
水曜・木曜
木曜
金曜
土曜
その他
  • 中川家の笑う大須演芸場 - 毎年1月2日に放送。
  • 愛知県公立高校入試関連番組 - 入試直前対策番組や入試解答速報などを放送する。
  • テレビ愛知 10チャンベースボール - 中日ドラゴンズ戦の放送。過去にはロードゲームを主に中継してきたが、現在ではナゴヤドームなどのホームゲームを中心に年間数試合放送している。日本シリーズの全国ネット中継はテレビ東京主導制作(技術面・リアルタイム字幕放送・番組送出も全て担当し、テレビ愛知は制作協力扱いとなる)で放送する。
    • GO!GO!ドラゴンズ - 巨人戦を除くドラゴンズ戦主催試合生中継時のみに放送されているミニ番組。ただし、2008年の開幕戦など放送されない場合がある。
  • トーシンゴルフトーナメント - 2010年より。ただし、地上波での全国放送は行わず、テレビ愛知ローカルおよびBSテレビ東京(旧:BSジャパン)での放送となる。2011年大会はテレビ愛知、BSジャパンに加え、テレビ北海道でも同時ネットされた。
  • シーホース三河ホーム戦中継 - 年に1試合程度放送している。
  • 美女のミニ惑(不定期)
  • 愛知県工業高校生ロボット競技大会 - 年に1回放送。

テレビ東京系列局制作・時差ネット番組[編集]

他系列局制作または番販のネット番組[編集]

以下はUHFアニメ

放送終了した番組[編集]

自社制作・テレビ東京系全国ネット番組[編集]

スポーツ[編集]

生活情報・紀行[編集]

教養・トーク[編集]

バラエティ[編集]

音楽[編集]

テレビアニメ[編集]

特撮[編集]

ミニ番組[編集]

自社制作・ローカル放送番組[編集]

ニュース[編集]

スポーツ[編集]

生活情報・料理[編集]

ドラマ[編集]

紀行・グルメ情報[編集]

教養・トーク[編集]

音楽[編集]

バラエティ[編集]

ミニ番組[編集]

放送枠[編集]

他系列局制作または番販のネット番組[編集]

スポーツ[編集]

生活情報・料理[編集]

音楽[編集]

バラエティ[編集]

紀行[編集]

ドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

テレビ愛知が本放送のアニメ[編集]
ローカルアニメ[編集]
  • やっとかめ探偵団 - スポンサーの降板により、全26話放送の予定が14話(実質13話)で打ち切られた。
在名他局で放送されたアニメの再放送[編集]

ここではTVA開局前のテレビ東京のアニメも含む。他系列局から購入したテレビアニメは、その多くが後述の平日 - 土曜7:00枠・木曜18:00枠・平日18:30枠内で放送されていた。マンガのくにも参照。

☆印が付くのは「トワイライト☆アニメ」枠で放送された作品。

UHFアニメ[編集]

マスコットキャラクター[編集]

現在採用中のキャラクター[編集]

  • といろちゃん - 開局25周年記念として2008年平成20年)元日より同局でティザーCMが放送され、1月下旬に正式発表されたキャラクター。頭頂部にテレビ愛知の地上デジタルチャンネル番号の10が書かれており、腰には10色のボールが付けられている。歩くと、テレビ愛知のロゴにも含まれているハートの形の足跡を残す。本人はテレビ愛知の受付嬢だと思い込んでいる。現在、このキャラクターに関しての公式サイト・といろちゃんねるが公開されている。
  • メリ夫 - テレビ愛知のマスコットキャラクターではなく、正確にはテレビ愛知エコキャンペーンのマスコットキャラクターである。そのため、中京広域圏向けに制作された地上デジタル放送推進CMにメリ夫は登場しないが、前述のといろちゃんが登場する前までは同局のマスコットキャラクターとして地上デジタル放送推進イベントに出演することもあった。といろちゃん登場後も、引き続き同局のエコキャンペーンCMやミニ番組等に出演している。

過去に採用されたキャラクター[編集]

  • ティーバ・ファミリー(1995年平成7年) - 1998年(平成10年)) - その名の通り父・母・兄・妹の四人家族であり、名前はテレビ愛知の英略称「TVA」に由来する。採用されていた当時は、『おはようティーバ』『それゆけティーバ』『見てね!ティーバ』というミニ番組群が同局で放送されていた。
  • A (2000年(平成12年) - 2002年(平成14年)) - テレビ愛知の英略称「TVA」のうちの「A」の形を模したキャラクター。
  • ホーリー(2003年(平成15年) - 2004年(平成16年)) - シャベルを手にしたイヌのキャラクター。
  • デジタル10チャンネル(2004年(平成16年) - 2007年(平成19年)) - テレビ愛知地上デジタル放送のチャンネル数である「10」の形を模したキャラクター。正式な放送局のマスコットキャラクターではなく、デジタル放送推進キャラクターという位置付けにあった。

キャッチフレーズとテーマ[編集]

  • ニコニコ家族のテレビ愛知(開局 - 期間不明) - 開局キャンペーンの新聞広告では「ニコニコ家族のチャンネル25」と表記されていたほか、コアラの親子の写真が使われていた。1st、5th、10th
  • はぁ〜い テレビ愛知 15th(1998年平成10年) - 1999年(平成11年))
  • I LOVE A テレビあいち(2000年(平成12年) - 2002年(平成14年)) - この当時の局ロゴは「テレビあいち」と平仮名で表記されていた。
  • ココ掘れ テレビ愛知 20th(2003年(平成15年) - 2004年(平成16年))
  • デジタルは10チャンネル テレビ愛知(2004年(平成16年) - 2007年(平成19年))
  • 10〜っと テレビ愛知 25th(2008年(平成20年) - 2012年(平成24年)) - 関連スポットCMとして放送された「10〜っと劇場 写真が語る家族愛篇」は、2009年度の日本民間放送連盟・CM部門テレビCM優秀賞を受賞した[27]
  • 30th テレビ愛知 10チャン気分。(2013年(平成25年) - 2014年(平成26年)3月)
  • 10チャンにタッチ テレビ愛知 35th(2018年(平成30年)1月 - 2019年令和元年)9月)開局35周年のテーマは地元・愛知への感謝。
  • ほめられたいテレビ局。テレビ愛知(2019年(令和元年)10月 - 2023年(令和5年)3月)
  • 全力10チャン宣言!(2023年(令和5年)4月 - )開局40周年記念。
  • 10んがってる? (2023年(令和5年)4月 - )

イベント[編集]

不祥事[編集]

  • 2009年平成21年)1月15日(1月16日未明)に放送された自社製作番組『松井誠と井田國彦の名古屋見世舞』(実制作担当はビデオネット)において、名古屋市内の観光地で出演者が通行人に感想を尋ねるコーナーに、通行人を装ったメイク担当のスタッフ2人が出演した。同放送分は1月22日午後に再放送されたが、この「通行人」の名前と番組の最後に表示されるスタッフの名前が同じなのを不審に思った視聴者の指摘により、同日になってやらせが発覚。テレビ愛知は同27日、「外部で制作した番組のチェック態勢が不十分だった。再発防止に努めたい」と謝罪すると共に、「出演者に次の予定があり、通行人を探す時間がなかった」と釈明した[28]。1月29日午後の再放送は中止になり、『遊びに行こっ!〜旅するTV〜ホトチャンネル』傑作選に差し替えられた。しかし同日、問題となった回の収録現場に居合わせていたテレビ愛知の営業担当社員が、やらせが行われていると知りつつもそれを黙認していたことが明らかになり、2月3日、「同局社員が関与した以上、これ以上放送を続けることはできない」として、1月29日(1月30日未明)放送分をもって番組を打ち切ることを発表した。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 他にリモコンキーIDに「10」を使用するのは、読売テレビ大阪府)があるが、こちらはアナログ親局のチャンネル番号を引き継いだものである。
  2. ^ TVN(TV Nara)の略称を使用する奈良テレビは、この当時、略称に「UTN」(UHF TV Nara)を使用していた。なお、奈良テレビがTVNを使用するのは、元号が平成になってからである。
  3. ^ 読売新聞グループ再編直後に、グループ本社が第3位株主となっていたが、短期間で日本テレビ及び同社関連団体に売却している。
  4. ^ 出力500Wの三重テレビ放送親局のERP(7.5kW)より弱い。
  5. ^ 中京圏では4大キー局系列(中京広域局)及びNHKが若い上位番号に集約され且つ先発局の三重テレビに「7」獲得された影響が特に大きく、このエリアでは若い番号でのリモコンキーID獲得が厳しかった。
  6. ^ 2010年代に社長人事などの経営上の混乱が生じた後、中日新聞が第5位株主となった。
  7. ^ 1976年にはテレビ神奈川の制作(静岡県での開催試合)で、1980年代から90年代初期にはCBCの制作でホームゲームを放送したことがあった。
  8. ^ 以上の経緯になっていったのは、地上デジタル放送を見据えての編成だった(<シリーズ・地方民放の地上デジタル「戦略方程式」(第4回)> TVA(テレビ愛知) ケータイ連動番組や海外買い付けなどオリジナルソフト拡充 (月刊『ニューメディア』2002年6月号)より)。
  9. ^ ただし、愛知県議会の様子を取り上げた広報テレビ番組である「愛知県議会だより」は、別の在名広域民放局である東海テレビ放送にて制作・放映している。
  10. ^ ただし2020年代に入るとテレビ東京の深夜アニメは一部の同時ネットの番組を除いて放送されるケースが減少している。
  11. ^ 独立局の東京MXとCS放送のAT-Xでの放送や各種動画配信サイトでの配信もあり、全国で視聴可能だった。
  12. ^ 2011年夏期には平日12時台において『タッチ』の2話連続放送も実施。
  13. ^ 映画公開時や新シリーズ放送前などに宣伝を兼ねて流すケースが多いが稀に製作上の都合で放送延期となった作品の穴埋めで再放送が組まれるケースもある。
  14. ^ そのうち1作品は全日帯アニメの再放送。
  15. ^ 改編期に新作アニメに枠を譲って再放送アニメの放送日時が移動となる事例がある。一例として2020年10月期の無能なナナ涼宮ハルヒの憂鬱の時間に編成されて「ハルヒ」は10月以降放送日時が変更されている。
  16. ^ 同様の事例は他の放送局でも見られる。首都圏トライアングル各局では2010年代以降新作深夜アニメの放送が首都圏ではTOKYO MXのみとなるケースが増えてこれら各局での放送が激減し旧作中心の編成に移行している。またぎふチャンでも2023年現在新作深夜アニメは単発の放送に留まり代わりに本放送時点で東海地方未放送のアニメや旧作アニメを流している。
  17. ^ 主題歌内のスタッフクレジットから、BS11とAT-Xのプロデューサー等の表記順が第3期とは逆になっている。
  18. ^ FRIDAY ANIME NIGHT
  19. ^ a b c d e f g 第2期は未放送。

出典[編集]

  1. ^ 個人情報に関するご意見・苦情について|個人情報 - テレビ愛知
  2. ^ a b c d e f g h i j k 会社概要|会社案内 - テレビ愛知
  3. ^ a b c d e f g h i 第41期決算情報 - テレビ愛知株式会社
  4. ^ a b c d 関連会社|会社案内|テレビ愛知”. テレビ愛知株式会社. 2023年12月20日閲覧。
  5. ^ 広告&イベント&ネットで『つなぐに貢献』 テレビ愛知企画”. 株式会社テレビ愛知企画. 2023年12月20日閲覧。
  6. ^ アイプロ|愛知の映像制作会社”. 株式会社アイプロ. 2023年12月20日閲覧。
  7. ^ 株式会社TVAadvance”. 株式会社TVAadvance. 2023年12月20日閲覧。
  8. ^ ミラカン合同会社”. ミラカン合同会社. 2023年12月20日閲覧。
  9. ^ 報道資料 - 地上デジタルテレビジョン放送局(名駅及び国際センター中継局)の予備免許(平成22年2月10日)(総務省)
  10. ^ 報道資料 - 地上デジタルテレビジョン放送局(名駅及び国際センター中継局)の予備免許(平成22年6月23日)(総務省)
  11. ^ 2010年6月30日付の中日新聞夕刊より。
  12. ^ a b 『テレビ愛知15年史』テレビ愛知株式会社、1998年、119-121頁。 
  13. ^ 史上初!日本シリーズ地上波全国中継なし - 芸能ニュース : nikkansports.com(日刊スポーツ2010.10.24紙面より)
  14. ^ “名古屋のテレビ局が共同で動画配信を軸としたサービス「Locipo(ロキポ)」を3月27日(金)に開始”. @Press. (2020年3月19日). https://www.atpress.ne.jp/news/208179 2020年3月19日閲覧。 
  15. ^ “テレビ愛知が新会社、デジタル分野の事業を展開”. 日経Xtech. (2021年3月4日). https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/09804/ 2023年1月19日閲覧。 
  16. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、375頁。 
  17. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、330頁。 
  18. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、348-349頁。 
  19. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2010』コーケン出版、2010年11月。 
  20. ^ 日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2015』コーケン出版、2015年11月20日、353頁。 
  21. ^ 地上デジタルテレビ放送市町村別ロードマップ(総務省)より。
  22. ^ 受信相談のご案内 (最下部) Archived 2013年4月23日, at the Wayback Machine.
    報道資料-地上デジタルテレビジョン放送局(名駅及び国際センター中継局)の予備免許(平成22年2月10日)- 東海総合通信局
  23. ^ テレビ愛知瀬戸デジタルテレビ放送所・無線局免許状 - 総務省
  24. ^ テレビ愛知の放送について(浜松ケーブルテレビ株式会社)Yahoo! JAPAN、2017年3月23日) - http://www.winde.jp/info/important/tvaichi2017.html[リンク切れ]
  25. ^ アナウンサー - テレビ愛知
  26. ^ 事業内容|TVAadvance
  27. ^ 優秀 <テレビ愛知> 自社媒体PRスポット / 10〜っと劇場 写真が語る家族愛篇(60秒)
  28. ^ サンスポ テレビ愛知でやらせ…通行人装いインタビュー (2009.01.27、ウェブアーカイブ)

外部リンク[編集]