デイヴィッド・L・ローレンス・コンベンション・センター

David L. Lawrence Convention Center
David L. Lawrence Convention Center in Pittsburgh
住所1000 Ft. Duquesne Blvd., Pittsburgh, PA 15222
所在地ダウンタウン・ピッツバーグ
座標北緯40度26分45秒 西経79度59分47秒 / 北緯40.44583度 西経79.99639度 / 40.44583; -79.99639座標: 北緯40度26分45秒 西経79度59分47秒 / 北緯40.44583度 西経79.99639度 / 40.44583; -79.99639
所有者Sports & Exhibition Authority of Pittsburgh and Allegheny County
建設1979–1981
開業February 7, 1981
改築2000–2003
建設費$373 million
空間
 • 総空間1,450,000 sq ft (134,700 m2)
 • 展示フロア330,000 sq ft (30,700 m2)
 • 宴会/会議77,952 sq ft (7,200 m2)
 • 舞踏31,610 sq ft (2,900 m2)
駐車場700-car parking garage[1]
交通アクセスウッドストリート駅
ウェブサイトwww.pittsburghcc.com

デイヴィッド・L・ローレンス・コンベンション・センター英語:David L. Lawrence Convention Center、略称:DLLCC)は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州ピッツバーグダウンタウンにある139,000平方メートル(1,500,000平方フィート)の広さのコンベンション(集会)、カンファレンス(会議)、エクシビション(展示)のための建築物である。アレゲイニー川の南河岸にあり、2003年に完成した。LEED(Leadership in Energy and Environmental Design、エネルギーと環境に配慮したデザインにおけるリーダーシップ)プログラムが認証した世界で最初かつ最大の建築物である[2]

概要[編集]

建築家ラファエル・ヴィニオリおよびその専門職法人(P.C.)、デューハースト・マクファーレン・アンド・パートナーズ、ゴールドライク・エンジニアリングP.C.により設計された、3億5,400万ドルをかけたリバー・フロント・ランドマークである。29,100 m2(313,400 sq. ft)の展示スペース(うち22,000 m2(236,900 sq. ft)は柱のないスペース)7,100 m2(76,500 sq. ft)の追加展示スペース、2,940 m2(31,610平方フィート)のボールルーム(舞踏室)、51の会議室、2つの250席のレクチャーホール(講演ホール)、電話会議設備、 420 m2(4,500 sq. ft)の商業スペース(現在開発中)がある。建築家のヴィニオリは、目標を「グリーン」建築物と設定し、設計を開始した。2003年、建物は米国グリーンビルディング協会(USGBC、U.S. Green Building Council)によるLEED最上位の「ゴールド認定」認証を獲得し、米国で最初にゴールド認定を獲得したコンベンション・センターおよび世界最大の「グリーン」建築物となった[2][3]

現在の建物は1981年に建設された同じ名前のコンベンション・センターを建て替えたものである。旧コンベンション・センターは12,000 m2(131,000 sq. ft)の広さしかなく、ボールルームはなかった。すべての古い建物は取り壊され、同じ場所に現在の建築物が建てられた。

2004年には構造技術者協会(Institution of Structural Engineers)の最高賞(Supreme Award)を受賞した。本コンベンション・センターは、ファーリー集会Anthrocon、ピッツバーグ・ボート・ショウ[1]、ピッツバーグRVショウ[2]、ピッツバーグ・ホーム・アンド・ガーデン・ショウ[3]、パイレートフェスト[4]、そしてピッツバーグ・オート・ショウ[5]などの著名な集会のホーム・サイトである。

名前の由来[編集]

デイヴィッド・L・ローレンス(David Leo Lawrence、1889年6月18日 - 1966年11月21日)は、1959年から1963年までペンシルベニア州の知事を務めたアメリカ人の政治家である。1946年から1959年までピッツバーグ市長を務めた。ペンシルベニア州知事になった唯一のピッツバーグ市長である。ペンシルベニア州の最初のカトリックの知事でもあった。

事故[編集]

大規模な崩落事故[編集]

2002年2月12日火曜日、完成直前の2週間前[4]、建設中の165トンのトラスが崩落し、死者1人、負傷者2人を出した[5]。そのトラスは2003年に完成する予定の第2工期の一部でものだったため、2月23日の第1工期部分の竣工日には影響がなかった。

部分的な崩落事故[編集]

2007年2月5日、トラクター・トレイラーの重みのため、カンファレンス・フロアの一部が2階から崩落したが[6]、幸い負傷者は出なかった。建物の残りの部分は建築業者による調査が完了した3月9日まで閉鎖された。崩落部分は修理され、コンベンション・センターは再オープンした。

開催イベントの歴史[編集]

2003年[編集]

2004年[編集]

2006年[編集]

2007年[編集]

2008年[編集]

2009年[編集]

第3回20か国・地域首脳会合(G20ピッツバーグ・サミット)(2009年9月24日 - 25日)

2011年[編集]

フィクションの中での描写[編集]

脚注[編集]

  1. ^ DLLCC Directions and Parking”. 2014年4月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年5月7日閲覧。
  2. ^ a b David L. Lawrence Convention Center.”. David L. Lawrence Convention Center. 2010年1月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月10日閲覧。
  3. ^ 7年半でコスト回収!イベント会場で太陽光、自然換気、再生水を生かす”. ケンプラッツ. 2009年10月10日閲覧。
  4. ^ Authority director tries to calm public's fears after convention center fatality - post-gazette.com Saturday, February 16, 2002
  5. ^ Cause of collapse unknown, official says Archived 2006年12月9日, at the Wayback Machine. - The Pittsburgh Tribune-Review Saturday, February 16, 2002
  6. ^ アーカイブされたコピー”. 2007年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年2月11日閲覧。 - KDKA.com
  7. ^ Freedom's Steel 2004 Archived 2010年5月28日, at the Wayback Machine. (Annual Meeting 2004) - The National Rifle Association of America
  8. ^ AFL-CIO 2009 Convention Archived 2009年9月10日, at the Wayback Machine. - AFL-CIO | American Federation of Labor - Congress of Industrial Organizations
  9. ^ PRESS TOUR JOURNAL: 'Three Rivers' set visit Archived 2009年9月4日, at the Wayback Machine. - post-gazette.com Jul 31 2009, 11:15 PM
  10. ^ FX pilot based on Elmore Leonard's "Fire in the Hole" filming in region - post-gazette.com Monday, June 15, 2009

参考文献[編集]

  • Toker, Franklin (2007). Buildings of Pittsburgh. Pittsburgh: Chicago: Society of Architectural Historians; Santa Fe: Center for American Places ; Charlottesville: In association with the University of Virginia Press. ISBN 0-8139-2650-5 

外部リンク[編集]