デニス・シュルーダー

デニス・シュルーダー
Dennis Schroder
ドイツ代表でのシュルーダー
(2022年)
ブルックリン・ネッツ  No.17
ポジション PG / SG
所属リーグ NBA
基本情報
ドイツ語 Dennis Schröder
国籍 ドイツの旗 ドイツ
生年月日 (1993-09-15) 1993年9月15日(30歳)
出身地 ニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク
身長 185cm (6 ft 1 in)
体重 78kg (172 lb)
ウィングスパン 202cm  (6 ft 8 in)[1]
キャリア情報
NBAドラフト 2013年 / 1巡目 / 全体17位[1]
プロ選手期間 2010年–現在
経歴
2010–2013バスケットボール・レーヴェン・ブラウンシュヴァイク
20132018アトランタ・ホークス
20182020オクラホマシティ・サンダー
2020–2021ロサンゼルス・レイカーズ
2021–2022ボストン・セルティックス
2022ヒューストン・ロケッツ
2022–2023ロサンゼルス・レイカーズ
2023–2024トロント・ラプターズ
2024ブルックリン・ネッツ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ ドイツの旗 ドイツ
獲得メダル
ドイツの旗 ドイツ
FIBAワールドカップ
金メダル - 1位 2023 フィリピン、日本、インドネシア
ユーロバスケット
銅メダル - 3位 2022 ドイツ

デニス・マイク・シュルーダー[2]Dennis Mike Schroder ドイツ語 Dennis Mike Schröder, 1993年9月15日 - )は、ドイツニーダーザクセン州ブラウンシュヴァイク出身のプロバスケットボール選手。NBAブルックリン・ネッツに所属している。ポジションはポイントガード

経歴[編集]

NBA以前[編集]

2010年に、バスケットボール・ブンデスリーガの地元チームバスケットボール・レーヴェン・ブラウンシュヴァイクでプロデビュー。着実に力を付けていき、ジュニア世代のドイツ代表にも選出され、2013年のナイキフープサミットに、世界選抜チームの一員として出場し、18得点6アシストを記録[3]。この活躍で自信を付けたシュレーダーは、2013年のNBAドラフトにエントリーし、アトランタ・ホークスから17位で指名された。

アトランタ・ホークス[編集]

1年目のシーズンは、NBAでの対応に苦しみ、49試合の出場に終わった。2年目の2014-15シーズンは飛躍のシーズンとなり、平均10得点を記録。シックスマン的な役割をこなし、ホークス史上初のシーズン60勝に貢献した。

2016年10月26日にホークスと4年7000万ドルで契約を延長した[4]

2017年12月23日に行われたダラス・マーベリックス戦でキャリア・ハイとなる33得点を記録した。シュレーダーはこの試合の後半だけで27得点を記録し、チームの112-107での勝利に貢献した[5]。2018年1月12日に行われたブルックリン・ネッツ戦でキャリア・ハイとなる34得点を記録、試合は110-105でネッツに敗れた[6]。2018年3月20日に行われたユタ・ジャズ戦でキャリア・ハイとなる41得点を記録、試合はホークスが99-94で勝利した[7]。2018年3月30日、左足首の負傷により今季残り全試合を欠場すると発表された[8]

オクラホマシティ・サンダー[編集]

2018年7月25日にオクラホマシティ・サンダーフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの3チーム間トレードでサンダーに移籍した[9]

ロサンゼルス・レイカーズ[編集]

2020年11月18日にダニー・グリーンジェイデン・マクダニエルズの交渉権とのトレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍した[10]

2020-21シーズンの途中にレイカーズから4年8400万ドルの延長契約を提示されたが、これを断った。このシーズンのオフにFAとなった[11]

ボストン・セルティックス[編集]

2021年8月13日にボストン・セルティックスと1年590万ドルで契約した[12]。しかし、チームが再契約をしない意向であるため、トレードの噂が浮上した[13]

ヒューストン・ロケッツ[編集]

2022年2月10日にダニエル・テイスとのトレードで、エネス・フリーダムブルーノ・フェルナンドとともにヒューストン・ロケッツへ移籍した[14]

レイカーズ復帰[編集]

2022年9月17日に古巣のレイカーズと1年契約を結んだ[15]

トロント・ラプターズ[編集]

2023年7月12日にトロント・ラプターズと2年総額2,600万ドルの契約を結んだ。[16]

プレースタイル[編集]

ウィングスパンが長く、クイックネスに優れている。オクラホマシティサンダー 加入後からは再びシックスマンの役割を任され、不得手とされていたディフェンスを向上させてリーグ屈指のシックスマンとして成長した。ゲームメイクに関しては得意ではない。[要出典]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック  PPG  平均得点  太字  キャリアハイ

NBA[編集]

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2013–14 ATL 49 0 13.1 .383 .238 .674 1.2 1.9 .3 .0 3.7
2014–15 77 10 19.7 .427 .351 .827 2.1 4.1 .6 .1 10.0
2015–16 80 6 20.3 .421 .322 .791 2.6 4.4 .9 .1 11.0
2016–17 79 78 31.5 .451 .340 .855 3.1 6.3 .9 .2 17.9
2017–18 67 67 31.0 .436 .290 .849 3.1 6.2 1.1 .1 19.4
2018–19 OKC 79 14 29.3 .414 .341 .819 3.6 4.1 .8 .2 15.5
2019–20 65 2 30.8 .469 .385 .839 3.6 4.0 .7 .2 18.9
2020–21 LAL 61 61 32.1 .437 .335 .848 3.5 5.8 1.1 .2 15.4
2021–22 BOS 49 25 29.2 .440 .349 .848 3.3 4.2 .8 .1 14.4
HOU 15 4 26.9 .393 .328 .872 3.3 5.9 .8 .2 10.9
2022–23 LAL 67 50 29.6 .415 .329 .857 2.5 4.4 .7 .1 12.4
通算 688 317 26.8 .434 .337 .836 2.9 4.7 .8 .1 14.0

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG PPG
2014 ATL 2 0 3.5 1.000 1.000 .000 1.0 .0 .0 .0 2.5
2015 16 0 18.1 .386 .235 .857 1.8 3.9 .6 .0 9.0
2016 10 0 19.1 .452 .343 .846 1.9 3.6 .4 .1 11.7
2017 6 6 35.2 .455 .532 .838 2.3 7.7 1.2 .0 24.7
2019 OKC 5 0 30.2 .455 .300 .722 3.2 3.4 .8 .0 13.8
2020 7 0 32.4 .404 .289 .800 3.7 3.6 .6 .1 17.3
2021 LAL 6 6 32.7 .400 .308 .846 3.0 2.8 1.0 .2 14.3
2023 16 3 26.1 .398 .333 .821 1.9 2.9 1.0 .2 7.4
通算 68 15 24.9 .420 .325 .823 2.3 3.7 .7 .1 11.9

その他[編集]

  • 母親はガンビア出身で、父親はドイツ人である[17]
  • 11歳までスケートボードに熱中していて、プロ選手を目指していたという。
  • オニツカタイガーのスニーカーを愛用している。

脚注[編集]

  1. ^ Dennis-Schroeder”. draftexpress.com (2013年). 2020年11月18日閲覧。
  2. ^ Timur Tinç (2019年1月19日). “Im Namen des Vaters” (ドイツ語). 2023年8月25日閲覧。
  3. ^ http://www.hoopsrumors.com/2013/04/dennis-schroeder-to-enter-draft.html
  4. ^ Dennis Schroder signs a four-year $70 mln contract extension with the Hawks
  5. ^ Schroder scores 33, hits big 3 as Hawks beat Mavericks” (英語). ESPN.com (2017年12月23日). 2018年2月14日閲覧。
  6. ^ Dinwiddie takes charge in closing seconds, Nets beat Hawks” (英語). ESPN.com (2018年1月12日). 2018年2月14日閲覧。
  7. ^ Schroder scores career-high 41, Hawks end Jazz win streak” (英語). ESPN.com. ESPN (2018年3月20日). 2018年3月21日閲覧。
  8. ^ Atlanta Hawks point guard Dennis Schröder out for rest of season” (英語). NBA.com (2018年3月30日). 2018年4月1日閲覧。
  9. ^ Three-team trade sending Carmelo Anthony to Atlanta now official” (英語). espn.com (2018年7月25日). 2018年8月14日閲覧。
  10. ^ Lakers Acquire Dennis Schröder” (英語). Lakers.com (2020年11月18日). 2020年11月19日閲覧。
  11. ^ Dennis Schroder rejected four-year, $84M contract extension from Lakers” (英語). ProBasketballTalk | NBC Sports (2021年3月30日). 2021年8月13日閲覧。
  12. ^ Celtics Sign Dennis Schröder” (英語). Boston Celtics. 2021年8月13日閲覧。
  13. ^ 格安の契約で『次のステップ』を狙うデニス・シュルーダー、トレードデッドラインでブルズかバックスに移籍?”. バスケットカウント (2022年2月8日). 2022年2月8日閲覧。
  14. ^ Rockets Complete Four Player Trade with Boston”. NBA. 2022年2月10日閲覧。
  15. ^ Free agent guard Dennis Schroder signs with Lakers” (英語). NBA.com. 2022年9月17日閲覧。
  16. ^ RAPTORS SIGN SCHRÖDER” (英語). www.nba.com. 2023年7月13日閲覧。
  17. ^ http://www.spiegel.de/sport/sonst/basketball-dennis-schroeder-ueberzeugt-in-braunschweig-a-874647.html

外部リンク[編集]