トリニダード・トバゴの国章

トリニダード・トバゴの国章
詳細
使用者 トリニダード・トバゴ
採用 1962年
サポーター スカーレット・アイビスコクリコ
モットー Together We Aspire, Together We Achieve
我ら共に熱望し、我ら共に成し遂げる

トリニダード・トバゴ国章(トリニダード・トバゴのこくしょう)は、独立に伴い1962年にトリニダード・トバゴの人民を表現する象徴を選ぶために形成された委員会によってデザインされた。委員会は特筆されるべきアーティストのカーライスル・チャンと後のデザイナーのジョージ・バイリーを含んでいた。

デザイン

[編集]

シールド国旗の複数の色(黒、赤、白)を持ち、国旗と同じ意味を持つ。金色の船はクリストファー・コロンブスが「新世界」への旅に使用したサンタ・マリア、ニナ、ピンタの三隻の船を表している。シールドの上の二羽の鳥はハチドリである。トリニダードは十六種類以上の異なるハチドリが島に記録されているため、時々「ハチドリの地」と言及される。二匹の大きな鳥はスカーレット・アイビス(左)とコクリコ(右)であり、トリニダード・トバゴの国鳥である。鳥の下には国是の「我ら共に熱望し、我ら共に成し遂げる」が記されている。

2024年の改訂

[編集]

2024年8月、トリニダード・トバゴ首相キース・ローリーは「植民地時代の象徴」であるシールドの帆船サンタ・マリア、ニナ、ピンタを削除し[1]、同国発祥の楽器であるスティールパンに置き換えることを発表した[2]。改訂案の発表は9月下旬頃を予定している。

脚注

[編集]
  1. ^ Trinidad is redrawing its coat of arms to remove Columbus' three famous ships” (英語). AP News (2024年8月20日). 2024年9月6日閲覧。
  2. ^ Rowley: Steelpan to replace Columbus' ships on Coat of Arms” (英語). Trinidad Express Newspapers (2024年8月18日). 2024年9月6日閲覧。

関連項目

[編集]