ハチャメチャドライブ

ハチャメチャドライブ
The Screwdriver
監督 ウォルター・ランツ
原案 ベン・ハーダウェイ英語版
ジャック・コスグリフ
製作 ウォルター・ランツ
出演者 メル・ブランク
音楽 ダレル・コルカー英語版
製作会社 ウォルター・ランツ・プロダクション
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
公開 1941年8月11日
上映時間 6分44秒
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 気狂いキツツキ
次作 パントリーパニック
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ハチャメチャドライブ: The Screwdriver)は、『ウッディー・ウッドペッカー』シリーズの2作目となる短編アニメーション映画である。

1941年8月11日に劇場公開された本作は、ウォルター・ランツ・プロダクションが製作し、ユニバーサル・ピクチャーズが配給した[1]

ストーリー[編集]

ウッディー・ウッドペッカーは、交通ルールを無視して暴走運転で田舎をドライブしている。彼は交通警察官と対峙し、何をしているか聞くとスピード違反者を探していると説言われる。ウッディーは、アラスカまでの往復を1分以内に済ませることで、自分が違反者であることを明らかにさせる。警官は彼を逮捕しようとするが、ウッディーは「その制服がなければ、君はそんなにタフじゃないだろうね」と言う。怒った警官は服を脱ぐが、ウッディーはボクシンググローブの入ったカメラで彼を攻撃する。ウッディーは、馬車に乗った農民や、人力車に乗った中国人の格好をして、警官をからかう。最後には警官が暴走し、ウッディーが世話役に変装し精神病院に送られた警官をからかう。

製作[編集]

1940年代初頭のランツの作品の多くと同様に、本作にも監督のクレジットはない。ランツ自身が監督したと主張している本作は、アニメーションはアレックス・ロビー英語版とラルフ・ソマービル、ストーリーはベン・ハーダウェイ英語版とジャック・コスグリフ、音楽はダレル・コルカー英語版が担当している。

映画の冒頭でメル・ブランクが歌唱したこの曲は、グレース・スタッフォード英語版が演奏した『Hot Rod Huckster英語版』で再登場することになる。

メル・ブランクがウッディーの声を担当したのは本作が最後となった。しかし、ウッディーの有名な笑い声は、1951年にグレース・スタッフォードがソフトなバージョンを録音するまで、後続の短編映画で使われ続け、ウッディの「Guess Who?!」という決め台詞は、1972年の短編映画シリーズ終了まで、オープニングタイトルに使われ続けた。

ウッディー・ウッドペッカー・ショー』のこの短編は、テレビ放映時には『Woody's Jalopy』と改題された。

脚注[編集]

  1. ^ Lenburg, Jeff (1999). The encyclopedia of animated cartoons (2nd ed ed.). New York: Facts on File. ISBN 0-8160-3831-7. OCLC 39924097. https://www.worldcat.org/oclc/39924097 

外部リンク[編集]