バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

バック・トゥ・ザ・フューチャー
PART3
Back to the Future Part III
監督 ロバート・ゼメキス
脚本 ロバート・ゼメキス
ボブ・ゲイル
製作 ボブ・ゲイル
ニール・カントン
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ
フランク・マーシャル
キャスリーン・ケネディ
出演者 マイケル・J・フォックス
クリストファー・ロイド
トーマス・F・ウィルソン
メアリー・スティーンバージェン
リー・トンプソン
エリザベス・シュー
音楽 アラン・シルヴェストリ
主題歌 ZZトップ「Doubleback」
撮影 ディーン・カンディ
編集 アーサー・シュミット
製作会社 アンブリン・エンターテインメント
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 1990年5月25日
日本の旗 1990年7月6日
上映時間 118分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $40,000,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $87,727,583[1]
世界の旗 $244,527,583[1]
日本の旗 82億円[2]
配給収入 日本の旗 47億5000万円[3]
前作 バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』(Back to the Future Part III)は、1990年アメリカ映画で、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の続編。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ3部作の3番目で完結編にあたる。SF映画

あらすじ

前作のラストシーンで、タイムマシンデロリアンが飛行中落雷に打たれ、ドク1885年に飛ばされてしまった。しかし、そのドクがマーティに送られるよう1885年にウエスタンユニオンに手配していた手紙の指示通り、マーティはPART1のラストで過去の自分と別れたばかりの1955年のドクと再会。手紙には自分は西部開拓時代の鍛冶屋として元気にやっていること、1885年の技術では故障したデロリアンを修復し帰還するのは不可能なためこの時代で生涯を終える決心をしたこと、そしてタイムマシン及びタイムトラベルはまだ人類の手には余る物だったことを痛感し、残しておいた故障したデロリアンを1955年の自分に修復させ1985年に帰った際にはデロリアンを破壊してしまうように指示されていた。

70年前に飛ばされたドクが気掛かりながらも、1985年に帰るために鉱山に封印されたデロリアンを掘り起こすマーティ。だが、鉱山付近の墓地で“エメット・ブラウン”の名が彫られた墓石を偶然発見し、記録を調べたところ、手紙を書いた約一週間後の1885年9月7日にドクがビフの祖先であるビュフォード・タネンに射殺されるという非業の最期を知ってしまう。

ドクを救うために、マーティは1955年のドクの協力の下、修理したデロリアンで手紙の消印の翌日となる1885年9月2日午前8時00分へとタイムトラベルする。しかしタイムトラベルした直後、インディアン[注 1]の大群と騎兵隊に遭遇した上に熊にも襲われ、坂から転げ落ちて気絶してしまう。そこで自分の祖先にあたるシェイマスとその妻のマギーに助けられ、彼らの協力でヒルバレーにたどり着いたものの、不運にもビュフォード・タネンに出くわしてしまう。彼とトラブルになったマーティは危うく殺されそうになるが、間一髪のところでドクに助けられ再会を果たす。

しかし、肝心のデロリアンは自走不能になっていた。様々な方法を試した末、最終的に蒸気機関車でデロリアンを押して走らせる作戦を考える。だがドクは峡谷に転落して死ぬはずだった女性クララ・クレイトンを助けた挙げ句、お互いに恋に落ちてしまう。クララからカーニバルに誘われたドクとマーティだったがそこにタネン一味が襲来、隠し持っていたデリンジャー銃でドクを背後から暗殺しようとするが、マーティが咄嗟にパイ皿をフリスビーのように投げつけて失敗させる。激怒したビュフォードは今度の月曜(9月7日)にマーティに決闘を行うよう申し込み、マーティも挑発に乗って受けてしまう。1955年に撮った墓石の写真から「エメット・ブラウン」の文字が消え安堵する2人だったが、ドクは墓石自体と日付が全く変わらないことを訝しむ。

決闘に焦り未来へ帰ることを急かすマーティを他所にドクとクララはお互い気持ちを深めていくが、ドクは大いに悩んだ末に1985年の科学者として元の時代に帰りクララと別れることを決心。9月6日の夜、クララに「未来に帰る」と告げるがクララにはそれを信じてもらえず罵倒され、挙句の果てにはビンタをもらい、ドクは心に深い傷を負う。

マーティは9月7日の朝、酒屋でやけ酒のウィスキーを飲んで昏倒したドクを起こそうとしている途中でビュフォードに見つけられ、約束の決闘を挑まれる。散々な腰抜け呼ばわりに苛ついて外へ出ようとするも、墓石の写真がこの時代での自分の名前(クリント・イーストウッドと名乗っていた)に変化したのを見、また以前シェイマスから聞いた「(彼の)兄が挑発に乗り過ぎて無駄死にした」という話やドクの忠告を思い出し、周囲からの挑発を我慢する。酔いから覚めたドクと共に裏口から逃げようとするも失敗、ドクは人質に取られてしまう。マーティはドクを救うためビュフォードと決闘、撃たれたかと思いきや途中で見つけた鉄板を胸に仕込んだことで銃弾を防ぎを勝利、死を回避する(墓石の写真から墓石そのものが消える)。2人はすぐに出発して計画通り蒸気機関車を乗っ取りデロリアンに乗り込もうとするが、人づてにドクの話が真実だったということを知ったクララが追ってきていた。

ドクはクララも連れて行こうとするが、クララが機関車からデロリアンに移動する途中で最後の強化燃料が点火してボイラーが爆発してしまい、下に落ちそうになる。ドクは、マーティが万一に備えて1955年から持ち込んだ2015年製のホバーボードを使って無事クララを助けたが、デロリアンに乗り遅れ帰れなくなってしまった。

デロリアンは元の時代に戻った直後、線路の上で立ち往生しているところをディーゼル機関車と衝突しバラバラに壊れてしまう。マーティが帰還した1985年は、前作にてスポーツ年鑑を燃やしたことで修正された「良い」85年に戻っており、恋人のジェニファーも無事だった。マーティ自身も西部時代の一件にて挑発を克服したことで事故に遭わずに済み、さらにジェニファーが持ってきていたマーティのクビの辞令も消滅し、明るい未来が示唆された。

しかしもう永久にドクとは会えない、とマーティとジェニファーがドクとの別れを悲しんでいると、そこに蒸気機関車の形をしたタイムマシンが現れる。ドクは1885年に取り残された後、新たにタイムマシンを作っていたのだった。しかもクララと結婚し、2人の息子を授かっていた。ジェニファーからマーティの辞令が消滅したことを聞かれるとドクは「君達の未来はまだ決まってない。未来は自分で切り開くものだ」「君たちも、いい未来を創りたまえ」と2人に激励し、蒸気機関車型のタイムマシンへ乗り込みどこかへ走り去っていった。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ソフト版 テレビ朝日 日本テレビ BSジャパン[4][5]
マーティ・マクフライ
(クリント・イーストウッド)
マイケル・J・フォックス 山寺宏一 三ツ矢雄二 宮川一朗太
シェイマス・マクフライ
エメット・ブラウン博士 (ドク) クリストファー・ロイド 青野武 穂積隆信 磯部勉 山寺宏一
ビュフォード・“マッド・ドッグ”・タネン トーマス・F・ウィルソン 谷口節 玄田哲章 斎藤志郎 新垣樽助
ビフ・タネン
クララ・クレイトン メアリー・スティーンバージェン 吉田理保子 池田昌子 藤田淑子 戸田恵子
マギー・マクフライ リー・トンプソン 佐々木優子 高島雅羅 日野由利加 小林沙苗
ロレイン・マクフライ
ジェニファー・パーカー エリザベス・シュー 勝生真沙子 佐々木優子 岡寛恵 白石涼子
ストリックランド保安官 ジェームズ・トールカン 大木民夫 加藤精三 大塚周夫 青山穣
チェスター(バーテンダー) マット・クラーク 城山知馨夫 宮田光 山野史人 伊藤和晃
酒場の老人#1 パット・バトラム 藤城裕士 石井敏郎 千田光男 吉富英治
酒場の老人#2 ハリー・ケリー・ジュニア 伊井篤史 北川米彦 秋元羊介 宇垣秀成
酒場の老人#3 ダブ・テイラー 石森達幸 あずさ欣平 峰恵研 楠見尚己
ビュフォードのギャング仲間#1 クリストファー・ワイン 星野充昭 堀之紀 水野龍司 加瀬康之
ビュフォードのギャング仲間#2 ショーン・サリバン 古田信幸 大滝進矢 檀臣幸 佐藤せつじ
ビュフォードのギャング仲間#3 マイク・ワトソン 小室正幸 島田敏 梅津秀行 落合弘治
ヒューバート町長 ヒュー・ギリン 増岡弘 島香裕 糸博 金光宣明
運転士 ビル・マッキニー 伊井篤史 飯塚昭三 石波義人
コルト銃のセールスマン バートン・ギリアム 池田勝 高宮俊介 稲葉実 唐沢龍之介
有刺鉄線のセールスマン リチャード・ダイサート 増岡弘 小関一 北川勝博 鈴木琢磨
葬儀屋 マーヴィン・J・マッキンタイア 稲葉実 筈見純 仲野裕 木村隼人
ストリックランドの息子 ケイレブ・ヘンリー 亀井芳子 さとうあい 竹村叔子 冠野智美
ストリックランドの副官 ドノヴァン・スコット 島香裕 亀井三郎 福田信昭 内野孝聡
ダグラス・J・ニードルズ フリー 古田信幸 島田敏 梅津秀行 落合弘治
ジョージ・マクフライ ジェフリー・ウェイスマン 小室正幸 高宮俊介 千田光男 加瀬康之
リンダ・マクフライ ウェンディ・ジョー・スパーバー 亀井芳子 さとうあい 岩本裕美子 冠野智美
デイヴィッド・マクフライ マーク・マクルーア 星野充昭 仲木隆司 仲野裕 佐藤せつじ
  • ソフト版:DVDBDDTS5.1chサラウンドになっている。
  • テレビ朝日版:初回放送1993年10月10日日曜洋画劇場』21:02-23:19 ※本編ノーカット
    • 「テレビ朝日開局35周年特別企画」として放送。
    • 2008年に「思い出の復刻版」シリーズとして発売されたDVDに収録され、後にBDにも収録。
    • 2020年には「35周年記念4Kニューマスター ロードショー」と称して異例となる劇場での初公開が行われた[6]
  • 日本テレビ版日本語吹替 - 初回放送2001年3月16日金曜ロードショー』。
    • マーティの吹き替えのみ、テレビ朝日版での三ツ矢雄二が続投した。
    • 2008年に「思い出の復刻版」シリーズとして発売されたDVDに収録。
  • BSジャパン版:初回放送2018年7月11日『シネマクラッシュ』※本編ノーカット
    • 2020年発売の「35th アニバーサリー・エディション 4K Ultra HD+ブルーレイ」にはソフト版・テレビ朝日版と共に収録。

スタッフ

日本語版

- ソフト版 テレビ朝日 日本テレビ BSジャパン
演出 伊達康将 左近允洋 向山宏志
翻訳 島伸三 たかしまちせこ
調整 小野敦志 高橋久義
飯塚秀保
高橋久義 高見元太
効果 VOX 桜井俊哉
選曲 N/A 猪飼和彦 N/A N/A
担当 岩渕昇 小嶋尚志
細谷美樹
富田定男
(コスモプロモーション)
別府憲治
宮地奈緒
HALF H・P STUDIO
プロデューサー 圓井一夫 大塚恭司
嵓淵有子
(日本テレビ)
夏目健太郎
久保一郎
(BSジャパン)
プロデューサー補 N/A N/A 小林三紀子 N/A
制作 東北新社 グロービジョン コスモプロモーション BSジャパン
HALF H・P STUDIO

テレビ放送履歴

回数 テレビ局 番組名 放送日 放送時間 吹替版
初回 テレビ朝日 日曜洋画劇場 1993年10月10日 21:02 - 23:19 テレビ朝日版
2回目 フジテレビ ゴールデン洋画劇場 1995年1月7日 21:03 - 23:19
3回目 日本テレビ 金曜ロードショー 1997年11月28日
4回目 テレビ東京 木曜洋画劇場 1999年3月4日 21:02 - 22:54
5回目 日本テレビ 金曜ロードショー 2001年3月16日 21:03 - 23:19 日本テレビ版
6回目 2003年2月7日 テレビ朝日版
7回目 テレビ東京 木曜洋画劇場 2005年11月17日 21:00 - 22:54
8回目 午後のロードショー 2009年6月10日[注 2] 13:30 - 15:30
9回目 BS-TBS 2017年6月27日 21:00 - 22:54 ソフト版
10回目 BSジャパン シネマクラッシュ 2018年7月11日[注 3] 19:40 - 21:54 BSジャパン版
11回目 BSテレ東 新春シネマスペシャル 2020年1月3日[注 4] 23:00 - 翌1:15
12回目 日本テレビ 金曜ロードSHOW! 2020年6月26日[注 3] 21:00 - 22:54 ソフト版
13回目 フジテレビ 土曜プレミアム 2022年7月16日[注 3] 21:00 - 23:10

作品解説

本作はユニバーサル設立75周年記念作品[注 5]であり、ユニバーサルの歴代ロゴが4バージョン流れる(「チャイルド・プレイ2」など、1990年の作品全てに言えることである)。このロゴは当初、シリーズの整合性を図るために旧ロゴを使用する予定であったが、ユニバーサルの希望で新ロゴになった。

主演のマイケル・J・フォックスは、本作の撮影中からパーキンソン病の兆候が現れ、後に発病したことを自身の著書で告白している。

音楽

ZZトップが主題歌「Doubleback」を提供し本編にも登場(1885年のフェスティバル会場のバンドマン役。ダンスのシーンで「オクラホマミキサー」、「いとしのクレメンタイン」を演奏する他、お馴染みのギター回しも披露)しているが、これはこの作品の大ファンである彼らの意向による。しかし、本作のサウンドトラック盤には、この主題歌は契約会社の問題の関係でオリジナル・バージョンが収録されておらず、代わりに劇中でも流れている、カントリー調にアレンジされたアコースティック・バージョン(インストゥルメンタル)が収録されている。

フェスティバルのシーン(時計台のカウントダウン後)で演奏されている曲は1876年に作られた自由の喊声(Battle Cry of Freedom)である。

配役

酒場でポーカーに興じる老人3人組(クレジット表記は、「サルーン・オールドタイマーズ」)に「黄色いリボン」のハリー・ケリー・ジュニア、「ダンディ少佐」のダブ・テーラー、パット・バトラム(「ガトリング・ガン」)、酒場のバーテンダー役に「ミネソタ大強盗団」のマット・クラーク、終盤でマーティとドクが強奪する機関車の機関士役に「アウトロー」のビル・マッキニーと、往年の西部劇映画で実際に活躍していた俳優を、尊敬の念を込めてそれぞれ起用している。

オマージュ

マーティが「クリント・イーストウッドはこんな服着ていない」と言って1955年のドクが誰のことなのか不思議がるシーンでは、建物の壁に『半魚人の逆襲』と『世紀の怪物/タランチュラの襲撃』のポスターが貼られている。前者はクリント・イーストウッドのデビュー作、後者は1955年11月21日当時最新の出演作[注 6]で、いずれも端役であることから、マーティがドクの発言に納得する伏線となっている。ビュフォード・タネン(ビフ・タネンの曽祖父)との対決においてマーティがポンチョの下に鉄板を仕込むシーンは、クリント・イーストウッド主演『荒野の用心棒』のオマージュである[注 7]。この他にも、鏡に映った自分に銃を向けて「You Talkin' To Me?(俺に言ってるのか?)」と挑発するシーンは『タクシー・ドライバー』の有名シーンのパロディであり、同シーンでは他にも『ダーティーハリー』の「Go ahead. Make my day.(やれよ。楽しませてくれ)」というセリフも引用している。

デロリアンで1885年にタイムスリップした直後、インディアンに追われ、騎兵隊に遭遇する場面は『駅馬車』のパロディとみられる。

日本語翻訳ではドクの子供らの名前がジュールスとバーンになっているが、元はJulesとVerne。劇中でも言及されている空想科学小説の祖、ジュール・ベルヌに因んでいる。

小説版との相違

映画版では出てこないが、小説版では、マクフライ農場で世話になったマーティが夕食後に用を足したくなり、シェイマスに「バスルームを使わせてもらえないか」と尋ねるが、「何を言ってるのかさっぱりわからない」と言われる。また、マーティは早くドクに会いたいためにシェイマス夫妻にお礼を言ってその日の晩のうちにマクフライ農場を立ち去ろうとするが、シェイマスに「こんな遅い時間に町に行こうなんて考えないほうがいい。夜盗や動物に襲われて危険だ」と窘められ、結局納屋で一晩過ごし、翌朝、町に続く線路の所まで送ってもらうことになる。その際、マーティはシェイマスから帽子を貰っている。

映画版では未公開シーンとなっている(DVDに収録)が、終盤のビュフォードとの決闘の直前、ストリックランド保安官はビュフォードに撃ち殺される。そのため、容疑が「パインシティーの駅馬車強奪」ではなく「ストリックランド保安官殺害」となっている。ストリックランド保安官が決闘後の逮捕シーンに出てこないのは、そのためである。

ビュフォードとの決闘に勝利したマーティにコルト・ピースメーカーのガンベルトを渡しに来る少年は、映画版ではすぐに立ち去るだけだが、小説版ではマーティがポンチョの下に仕込んだ即席防弾チョッキに興味を示し、周りの大人から「あっちへ行きな、D.W.」、「グリフィスの坊主を押さえようったって誰も止められやしないさ」と言われており、後の映画監督・D・W・グリフィスであると思わせる記述がある。

その他

1885年に来たマーティは当時の人々に名を尋ねられると「クリント・イーストウッド」と答えた。クララ・クレイトンが転落死しクレイトン渓谷と名が付くはずだった峡谷は、現代に戻るためにデロリアンを押す蒸気機関車の通る線路の途切れ先でもある。マーティがデロリアンで現代に帰る様子は1885年の人々にとっては渓谷へ落ちて死亡もしくは行方不明と捉えられたのか、現代へ帰って来るとイーストウッド渓谷と記されている。

他作品への登場

2014年にアメリカで製作・公開された、セス・マクファーレン監督『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』の劇中において、小屋の中でデロリアンを整備しているドク・ブラウンが主人公によって見つかる、というシーンが登場する[注 8]。ただし、本作が1885年を舞台にしているのに対し、「荒野はつらいよ」は1882年が舞台であるため、本作より3年早く、年代設定に誤差が生じている。

脚注

注釈

  1. ^ DVD版の原語の音声及び日本語吹き替え音声ともに「インディアン」と発言している。ただし同じDVDでの日本語字幕では「ネイティブ・アメリカン」と表記されている。
  2. ^ 前日にPART2、前々日にPART1が放送された。
  3. ^ a b c 先週にPART2、先々週にPART1が放送された。
  4. ^ 2019年12月30日にPART1、2020年1月1日にPART2が放送された。
  5. ^ 1915年ユニバーサル・シティ・スタジオ開設からこの年で75周年を迎えたが、実質的なユニバーサル・ピクチャーズの創立年は1912年である。
  6. ^ 1955年11月23日封切。
  7. ^ 作品自体も、パート2でビフが見ている映画として登場した。
  8. ^ 本作でもドク・ブラウンを演じたクリストファー・ロイドによるカメオ出演である。また、整備の様子を見られた際に1作目と同様に「気象実験」と誤魔化すシーンがある。

出典

  1. ^ a b c Back to the Future Part III (1990)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月11日閲覧。
  2. ^ 歴代ランキング - CINEMAランキング通信” (2016年3月28日). 2016年5月7日閲覧。
  3. ^ 日本映画産業統計 過去配給収入上位作品 (配給収入10億円以上番組) 1990年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月11日閲覧。
  4. ^ ダークボのふきカエ偏愛録”. ふきカエル大作戦!!. 2018年6月1日閲覧。
  5. ^ “バック・トゥ・ザ・フューチャー 新録・吹き替え版”. ふきカエル大作戦!!. (2018年7月11日). https://www.fukikaeru.com/?p=2404 2018年7月11日閲覧。 
  6. ^ 源 (2020年9月26日). “「バック・トゥ・ザ・フューチャー」<日曜洋画劇場>日本語吹替えバージョンを異例の劇場初公開!”. SCREEN ONLINE. https://screenonline.jp/_ct/17395667 2022年7月9日閲覧。 

外部リンク