パッション屋良

パッション屋良
本名 屋良 朝苗(やら ちょうびょう)
生年月日 (1976-07-23) 1976年7月23日(47歳)
出身地 日本の旗 日本沖縄県名護市
血液型 A型
身長 180cm
言語 日本語
方言 共通語
最終学歴 国士舘大学体育学部
コンビ名 サミット75(解散)
相方 宮城 拓(コンビ時代)
芸風 漫談
事務所 マセキ芸能社
活動時期 2000年 -
同期 星野卓也
現在の代表番組 ゲラ×ゲラ流
過去の代表番組 TVチャンピオン
他の活動 テレビプロデューサー
配偶者 既婚
公式サイト オフィスパッション
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パッション屋良(パッション やら、本名:屋良 朝苗(やら ちょうびょう)、1976年昭和51年)7月23日 - )は、日本お笑いタレントピン芸人)。沖縄県名護市出身。国士舘大学体育学部卒業。マセキ芸能社所属。

来歴[編集]

沖縄県立名護高等学校を卒業後、1浪して国士舘大学体育学部へ入学し卒業。陸上部で円盤投げの選手として活躍し、教員免許も取得した。

2000年にコンビ「サミット75」を結成。解散したのちに「パッション屋良」名義でピン芸人として活動。

2006年3月29日放送の特別番組ザ・放送ヲ阻止セヨ!!』(TBS)内の出川哲朗の指名により、実の母親に暴露される形で、16年付き合った女性と2005年6月に結婚していた事を公式に発表(他の芸能人がラジオでバラしていた)。

2007年11月13日午前9時18分に第一子となる女児が誕生したと事務所ホームページとブログで発表した。この出産を機に『「パパッション」として自覚を持ち、新たな気持ちで仕事に取り組んで行きます』としている。

2009年には辻岡正人監督映画『Dirty Heart』で初主演。忍者役を演じた[1]

人物[編集]

身長180cm 体重86kg。スリーサイズB106.5cm・W86.5cm・H102.5cm。ベンチプレスMAXは160kg[2]。中学時代に沖縄の相撲大会で優勝の経験がある[注 1]血液型はA型。右利き。

趣味ボウリングダーツ筋トレツーリングカラオケカヌー[2]

特技ボウリング、胸を叩くこと、ベンチプレス、スポーツ全般[2]

仕事が減っていた時期に、故郷の名護市に生活拠点及び個人事務所「オフィス・パッション」を置き、東京での活動と並行して、地元沖縄でテレビ番組やイベントのプロデュース・ディレクターを行う[3][4]。2017年からは、自身のメタボ返上のフィットネス経験を生かし、自身のパーソナルトレーニングジム「パッションズフィットネス」を開店。パーソナルトレーナーとしても活動している。

エピソード[編集]

  • 父親は芸人になる事を大反対しており、『笑いの金メダル』で放送された実家からのビデオレターに出演していなかった。
  • 事務所の先輩に当たる内村光良にネタを披露したところ、「全部一緒じゃねーか!」と爆笑しながら評された。内村はパッション屋良にやたら厳しい。ただし、内村は屋良や狩野英孝など事務所の後輩に対して表面上は冷たくあしらったりするが、重用することも多い。
  • お笑い登龍門ガッハ』(フジテレビ)で「ンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」のギャグが出演していた芸人たちの間で流行し、河本準一次長課長)、山里亮太南海キャンディーズ)、ワッキーペナルティ)らにパクられ、激怒していた。
  • 2006年1月7日放送の『爆笑オンエアバトル』(NHK総合テレビ)の福井収録で、2003年にスピードワゴンが記録した461KBで6位敗退というオフエア最高KBタイを記録。それと同時に6位の最高記録となった。この回は同番組のチャンピオン大会の最低条件である4勝目を賭けた挑戦で、もしオンエアされていた場合は合計キロバトルが1880KBと、年間ランキング7位に相当していたことになる。そのような惜しい状況であったが、同年度では最終収録の段階で年間3勝だった芸人15組の中で唯一最終収録に参加しておらず、2006年度以降は一度も番組に出場していない。
  • 2006年3月29日に放送された『スポーツマンNo.1決定戦・第16回芸能人サバイバルバトル』(TBS)では4位入賞を果たす。
  • 同じ「肉体系」芸人であることからなかやまきんに君にライバル視されている。くしくもきんに君とは前述の『スポーツマンNo.1決定戦』で、大玉を転がし合い、相手の陣地へ送り込む「SPIN OFF」の1回戦において直接対決が実現している。
  • 元々体育教師を目指していた為か、『合格!日本語ボーダーライン』(朝日放送)でラジオ体操の順番を全て正解している。
  • 2006年5月10日リリースの、Yum!Yum!ORANGEのシングル「CLOVER」のミュージック・ビデオにメインとして出演している。
  • 2006年5月22日から『おはスタ』(テレビ東京)にパッション先生として登場。春の運動会シーズンに合わせて毎日各種競技の秘訣を面白く教える。
  • GDO(ゴルフダイジェストオンライン) で一時期ゴルフに関するネタを公開していた。
  • 2006年9月23日放送の『韓流スターに大接近!!100倍楽しむ韓国TV』(毎日放送)の企画で、韓国内で視聴率1位を誇る人気番組に出演。その際に韓国語での台詞をすべて暗記した。
  • ピン芸人になる際、同期の星野卓也に芸風に関してアドバイスを求めたときにどんなネタをやりたいのかと質問され、「劇団ひとりみたいな感じ」と答えたが、星野に知っている限りの否定語を使われて否定された。[1]
  • バイト先の焼き肉屋では料理長を務めていた(現在も継続中かは不明)。
  • 俳優の細川茂樹フットサルチームに所属している。
  • 頑張る人応援バラエティ 体育の時間』(テレビ朝日)の「どこまでもドア」で記録0枚の最低記録を出してしまった。
  • パッション屋良の胸を強く叩く行為を「やらやらバンバン」と言う。他の芸能人がこれを行うとギャラを請求している。
  • 胸を強く叩くことは心臓マッサージの一種であり、むやみに行うとあまりにも危険すぎるため千葉県の小学校ではパッション禁止令が出ていることが『笑いの金メダル』(朝日放送)内にて公表された。また、胸を強く叩き過ぎて胸骨を骨折したことがある。
  • 本名の屋良朝苗は、琉球政府公選行政主席・本土復帰後の初代沖縄県知事の政治家屋良朝苗にあやかって命名されたもの。
  • パッション屋良という芸名は、THE BLUE HEARTSの楽曲「情熱の薔薇」から転じて情熱の屋良、「パッション屋良」でいいんじゃないかと、本人から相談を受けた作家が3分で考案した。

スポーツマンNo.1決定戦[編集]

第16回芸能人サバイバルバトル(2006年3月29日放送)
REVOLUTIONは真っ先に脱落しノーポイントに終わるも、SPIN OFFでは1回戦でゴン(ビックスモールン)、2回戦で野村将希、準決勝で井坂俊哉、決勝で知幸に勝利し種目別No.1獲得。MONSTER BOX 15段、QUICK MUSCLEでは197回の初挑戦最高記録を出し、種目別順位でも池谷直樹(231回)、なかやまきんに君(229回)に次いで3位。TAIL IMPOSSIBLEは第3レース進出で6位。SHOT-GUN-TOUCHは1回目、2回目を失敗するも3回目で11m50cmを成功させ総合4位入賞を果たす。
第18回芸能人サバイバルバトル(2007年10月5日放送)
BEACH FLAGSではスタート直後に躓き1回戦敗退を喫する。SPIN OFFでは1回戦で過去に当種目を2連覇しているきんに君と対戦。両者パワー対決勝負となり大玉が浮き上がってコーナーポストに激突した瞬間にきんに君がステージから転落。その隙を突いて巻き返したパッションの勝利。2回戦で白石朋也、準決勝では前回決勝で闘った知幸に再度勝利し決勝進出を果たすも、決勝でチェ・ヒョノに敗れ2大会連続の種目別No.1を逃した。MONSTER BOXは自己記録に届かない13段に終わる。MUSCLE GYMは209回で7位と健闘し、暫定6位でファイナル進出。1回目の試技で11m50cmを成功。2回目で自己新記録を懸けた11m60cmを失敗するも、3回目は敢えて距離を伸ばした11m80cmを成功させ、再び総合4位入賞。
芸能人サバイバルバトル
大会 放送日 総合順位
第16回 2006年3月29日 4位
第18回 2007年10月5日 4位

ネタ[編集]

ネタの中には、マイケルと似たような「スベリ芸」がある。胸をたたいて無理矢理笑わせるスタイルで、そのあたりの自分の事情も、ネタに取り込んでいる。芸風は、白の体操服(胸ポケットにイニシャルの「P」の刺繍がある)を着て、たいそうのおにいさんに扮したテンションで漫談をするもの。

  • 最初に客席にプロテインとはかけ離れた質問を投げかけ、その後「そうだね、プロテインだね。」と流すつかみのギャグでお馴染み。『爆笑オンエアバトル』などでは、観客が「プロテイン」と先に言うことが多くなり、「皆、予習してきたのかな。」と客をいじる。※例:「会場のみんなー、参議院衆議院、??。そうだね、プロテインだね。
  • ネタはいつも「今日はパッション広場に来てくれてどうもありがとう。お兄さんのことは、情熱。そう、パッション、パッション屋良って呼んでね。」で始まることが多い。
  • 童謡ゲームじゃんけん、だるまさんがころんだなど)、スポーツといった様々なシチュエーションの動きの途中で、突如笑顔が一変し「ンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」と力みながら左の拳で力一杯自分の胸を叩いてオチとなる。※例:「♪大きな栗の、木の下で、あなたとンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」「♪光る、雲を突き抜けンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」「♪こんにちは、赤ちゃん。わたしがンーッ!!ンーッ!ンーッ!!ンーッ!ン~~~~~ッ!?」
  • 握手を求めて客が手を差し出すと、寸前で手を引っ込めて力みながら自分の胸を叩いて見せつける。
  • オチの後に、「…パッションお兄さんの勝ちだね。」などと笑顔で一言言った後に「アーイ・ア・アーイ、エヴィ(エブリ)バディパッション!」と言うのをネタとネタのブリッジとしている。
  • ブリッジの後、客席の空気を察して「やっぱりきつい?」「徐々について来てね。」、「もうみんな疲れたのかな?」、「もうすぐ終わるからね。」、「社会勉強のつもりで頑張ってね。」と諭す事も多い。
  • またけん玉バドミントンラケットビート板などの身近なものを使った漫談も多い。「何でも教えてのコーナー」のネタが一例。
  • 他に「はい、パッパパパッパパッション♪」と言うブリッジもある。

通常のネタ[編集]

  • ジャンケン
  • 野球拳
  • マジカルバナナ
  • 卓球
  • ボウリング
  • 母さんお肩を叩きましょ
  • げんこつ山の狸さん
  • 幸せなら胸叩こう!んー!んー![注 2]
  • 位置に着いてよーい
  • 手に人という字を三回書く(緊張したときの)
  • 目覚まし時計
  • にらめっこ
  • 大きな栗の木の下で
  • CHA-LA HEAD-CHA-LA影山ヒロノブ、『ドラゴンボールZ』オープニングテーマ)

何でも教えてのコーナー[編集]

ネタの終わり[編集]

  • 通常は「以上のことを覚えていれば、みんなも明日からパッションライフをエンジョイできるよ!」で終わる。
  • お兄さんもう楽屋に戻らないといけない時間だよね、いろんな意味で限界だよね。みんな、バイバイ、バイバイ、バァーイ・ア・アーイ エディ(エブリ)バディパッション!」と言い、終わる。ネタによっては、言い方が少し変わる場合がある。

ものまね[編集]

ダーク屋良[編集]

2007年6月より披露し始めた新たなキャラクター。パッション屋良の弟という設定で、黒地にDのマークのついた体操服を身にまとって登場する。パッションと違い「ン゛ーッ!!ン゛ーッ!ン゛ーッ!!ン゛ーッ!ン゛~~~~~ッ!?」と両手で胸を叩き威嚇するため非常に凶暴化しており、ネタも「せき・のど・たんに…そうだな、ステロイドだな!」「権力を手に入れろ!」など、パッションよりブラックな内容になっている。

ブリッジの文句は「エヴィ(エブリ)バディ ダークナウ!」。

出演[編集]

テレビ[編集]

現在
過去

CM[編集]

映画[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ TBS『スポーツマンNo.1決定戦』第16回芸能人サバイバルバトルより。
  2. ^ Ya-ya-yah』で北斗晶が「それ幼稚園や小学校で禁止になってんぞ!」「お前のせいでうちの息子が怒られてんだよ!」などと嘆いていた。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]