ファランドール

ファランドールを踊る子供達。ハンス・トーマ作。

ファランドール (Farandole) は、フランス南部のプロヴァンス地方で踊られる6/8拍子の舞曲の名称である。

ジョルジュ・ビゼーが作曲した、「アルルの女(アルフォンス・ドーテの短編小説)」の一曲に「ファランドール」があり、これが広く知られている。

「アルルの女」のファランドール[編集]

ビゼーの「アルルの女」第2組曲の第4曲「ファランドール」は、「3人の王の行列(王の行進)」と「馬のダンス」の2種類の民謡をもとに作られている。特に冒頭の主題は広く知られており、その荘厳さと、打楽器(プロヴァンス太鼓)を使用した活気あるテンポから、コンサートにおけるアンコールで人気が高い楽曲となっている。

なお、DA PUMPの「Com'on! Be My Girl!」のラップ部分の伴奏は、この曲冒頭の「3人の王の行列」からとられている。