マムヘグ人

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マムヘグ人(マムヘグじん、アディゲ語: Мамхыгъ; ロシア語: Мамхеги; 英語: Mamkhegh)とは、チェルケス人の一派である。

概要[編集]

チェルケス人の12の氏族の一つである[1]

元々は現在のアディゲ共和国クラスノダール地方周辺に暮らしていたが、コーカサス戦争後のポグロムにより、多くのマムヘグ人がアブザク人に救いを求め同化し、また一部はオスマン帝国(現在のトルコ)に向かった。これによりマムヘグ人の集落は激減した[2]

ごく一部は現在もアディゲ共和国ショフゲノフスキー地区英語版に残っているが、ロシアの人口統計では独立した民族とは扱われず、アディゲ人に含まれている。

関連項目[編集]

出典[編集]

  1. ^ Circassians”. Adiga-home.net (2010年). 2014年8月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月17日閲覧。 “The 12 Circassian tribes: Abadzeh Besleney Bzhedug Yegeruqay Zhaney Kabarday Mamheg Natuhay Temirgoy Ubyh Shapsug Hatukay. The twelve stars on the Adyghe Flag also refer to the twelve tribes.”
  2. ^ Книга «Сокровища культуры Адыгеи» (ロシア語)