マリー橋

マリー橋
マリー橋
基本情報
フランス
所在地 パリ
交差物件 セーヌ川
設計者
施工者
レミ・コリンジャン・ドルグランジュクリストフ・マリー
建設 1614-1635年
座標 北緯48度51分10秒 東経2度21分27秒 / 北緯48.85278度 東経2.35750度 / 48.85278; 2.35750
構造諸元
形式 アーチ橋
材料
全長 92m
22m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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Quais des Célestins, avec le pont Marie (訳例:『セレスタン河岸とマリー橋』)(スタニスラス・レピーヌ筆、1868年。オルセー美術館所蔵。

マリー橋(仏 : Pont Marie)はフランスパリセーヌ川に架かるアーチ橋)である。パリ4区内のサン=ルイ島オテル・ド・ヴィル通りフランス語版(市庁舎通り)を結んでいる。1635年に完成したパリで最も古い橋の一つで、1887年2月10日フランス歴史的記念物に指定された[1]

歴史[編集]

サン・ルイ島の開発のため、1614年に着工され1635年に完成。名前は開発を手がけたクリストフ・マリーから取られた。開通後しばらくしてクロード・デュブレの設計による住居50棟が橋の上に建築されたが、1769年に橋梁上の住居が禁止されたのち1786年に取り壊された[2]

1658年セーヌ川の洪水により南側にあった2つの橋が押し流されており、1660年に代替となる木橋が架けられたが、石造橋の架橋はコルベール[要曖昧さ回避]出現後の1667年まで待たなければならなかった。

特徴[編集]

  • 諸元
    • 全長:約92m(両端の橋台基準)
    • 橋桁部分の幅:22.60m
    • 車道の幅:14.60m
    • 歩道の幅:4m
  • 橋脚・橋台ともに組積造。アーチの径間は14〜18mの間で異なる
  • 橋脚に壁龕(へきがん。ニッチ)が造られており、その上に屋根状の装飾が施されている[3]
  • マリー橋よりも下流側は、マリー橋を0キロメートル地点として計算する[3]

交通[編集]

隣の橋[編集]

(上流)オステルリッツ橋シュリー橋マリー橋ルイ・フィリップ橋サン=ルイ橋アルコル橋(下流)

脚注[編集]

出典[編集]

  1. ^ "Notice no PA00086474". base Mérimée, ministère français de la Culture. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)
  2. ^ パリ市役所. “Pont Marie - Paris.fr”. 2009年11月25日閲覧。
  3. ^ a b Service navigation de la Seine (SNS) (セーヌ川水運部) (2007年). “Avis à la batellerie” (pdf). p. 35. 2008年10月16日閲覧。

関連項目[編集]