ルイ・サンローラン

ルイ・サン=ローラン 1954年

ルイ・サン=ローラン(Louis St. Laurent、1882〜1973)は、フランス系カナダの政治家。ケベック州生まれ。息子は同じく政治家のジーン・ポール・スト・ローラン

概要[編集]

ラバル大学で法律を学び、1905年弁護士となる。1914年ラヴァル大学教授となる。ウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング内閣の法相兼検事総長(1941~1946)と、外相(1946~1948)。キングの後を受けて自由党党首となり、第12代首相に就任(1948~1957)。

フランス系としては2人目の首相である。国連をはじめ国際社会におけるカナダの地位確立に尽力し、カナダのイギリスからの独立を法的に完成させるために努力した。

契約締結時
ルイ・S・サンローラン

カナダ沿岸警備隊に所属する砕氷船であるルイ・S・サンローランは彼の名前にちなんで名付けられた。

北大西洋条約機構創設者の一人としても知られる。