ルーク・ゾマー

ルーク・ゾマー
Luke Sommer
ハイデンハイム・ハイデケッフェ #3
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ[1]
(二重国籍)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
オレゴン州オレゴンシティ
生年月日 (1985-06-22) 1985年6月22日(38歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手一塁手外野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム ドイツの旗 ドイツ代表
WBC 2013年2017年

ルーク・エドワード・ゾマー(Luke Edward Sommer、1985年6月22日 - )は、アメリカ合衆国オレゴン州オレゴンシティ出身のプロ野球選手投手)。現在は、ドイツの国内リーグである野球ブンデスリーガハイデンハイム・ハイデケッフェに所属している。

経歴[編集]

プロ入りとカブス傘下時代[編集]

2007年のMLBドラフトシカゴ・カブスから30巡目(全体907位)で指名されプロ入り[2][3]

2008年は、傘下ルーキーリーグのアリゾナリーグ・カブスでで6試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率1.08、8奪三振を記録した[2][3]。その後は傘下ショートシーズンAのボイシ・ホークスに昇格。14試合に登板し、3勝2敗、防御率2.61、22奪三振を記録した[2][3]

2009年は、傘下アドバンスAのデイトナ・カブスで51試合に登板し、2勝4敗3セーブ、防御率2.12、67奪三振を記録した[2][3]

2010年は、まず傘下アドバンスAのデイトナでプレーし、21試合登板、1勝1敗6セーブ、防御率2.52、20奪三振を記録した[2][3]その後は傘下AAのテネシー・スモーキーズに昇格。ここでは30試合に登板し、1勝1敗8セーブ、防御率2.02、19奪三振を記録した[2][3]。その後は傘下AAAのアイオワ・カブスに昇格。ここでは7試合に登板し、1勝0敗、防御率4.05、3奪三振を記録した[2][3]。オフには、ドミニカ共和国ウィンターリーグであるリーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナに参加し、レオネス・デル・エスコヒードでプレーした[2]

2011年は、傘下AAのテネシーで8試合に登板し、0勝0敗1セーブ、防御率8.10、7奪三振を記録していたが[2][3]、4月26日に自由契約となった[4]

独立リーグ時代[編集]

2011年5月に、独立リーグであるアトランティックリーグサマセット・ペイトリオッツと契約を結んだ[4]。ここでは36試合(うち6試合で先発)に登板し、4勝5敗1セーブ、防御率8.10、44奪三振を記録した[2]

オランダ球界時代[編集]

2012年は、オランダの国内リーグであるホーフトクラッセコレンドン・キンヘイムと契約を結び、14試合に先発登板し、10勝2敗、防御率2.05、76奪三振を記録した[2][3]。同年限りで退団した。また9月には、第3回WBC予選のドイツ代表に選出された[5]

タイガース傘下時代[編集]

2012年12月21日に、デトロイト・タイガースとマイナー契約を結んだ[4][6]

2013年3月27日に自由契約となった。

ドイツ球界時代[編集]

2013年5月にドイツの国内リーグである野球ブンデスリーガハイデンハイム・ハイデケッフェと契約を結んだ[7]

2014年は10試合に登板し、8勝0敗1セーブ、防御率1.05を記録した[8]

2015年2月17日に、「GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表」の欧州代表にドイツ出身のヤンニクラス・シュトックリンと共にドイツ人として選出された事が発表された[9][10][11]。3月11日の第2戦に3番手で登板し、松田宣浩から奪三振を記録するなど、3回を投げている[12]

2016年3月に第4回WBC予選のドイツ代表に選出された[13]

2020年3月に第5回WBC予選のドイツ代表に選出されたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため大会は無期限延期となった[14]

選手としての特徴[編集]

本来は投手だが、登板の無い試合では野手として出場している[15]

詳細情報[編集]

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ LHP Luke Sommer rumored to join Heidenheim Heidekoepfe Mister Baseball (英語) 2015年3月2日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j k Luke Sommer Minor, Winter & Independent Leagues Statistics & History”. Baseball Reference (Minors). 2022年3月13日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i Luke SOMMER ハイデンハイム・ハイデケッフェ公式サイト (ドイツ語) 2015年3月2日閲覧
  4. ^ a b c Luke Sommer Stats & Scouting Report”. Baseball America. 2022年3月13日閲覧。
  5. ^ 2012 Qualifier Roster[リンク切れ] The official site of World Baseball Classic (英語) 2015年2月19日閲覧 [リンク切れ]
  6. ^ LHP Luke Sommer signs with Detroit Tigers Mister Baseball (2013年1月4日) 2015年3月3日閲覧
  7. ^ Official: Luke Sommer joins Heidenheim Heidekoepfe Mister Baseball (2013年5月27日) 2015年3月3日閲覧
  8. ^ 欧州代表 選手詳細 - ルーク・ゾマー 侍ジャパン公式サイト 2015年3月2日閲覧
  9. ^ 欧州代表が選手発表!NPB所属の2選手も招集[リンク切れ] 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年2月17日) 2015年2月18日閲覧
  10. ^ Europe vs Japan Rosters Announced; Asics Sponsors Europe as Official Outfitter CONFEDERATION OF EUROPEAN BASEBALL (2015年2月17日) 2015年2月18日閲覧
  11. ^ JAN-NICLAS STÖCKLIN UND LUKE SOMMER IM TEAM EUROPA / MARTIN BRUNNER AUCH DABEI Baseball Bundesliga (ドイツ語) (2015年2月17日) 2015年3月2日閲覧
  12. ^ ひかりTV 4K GLOBAL BASEBALL MATCH 2015 侍ジャパン 対 欧州代表 第2戦 2015年3月11日(水) 東京ドーム 打席結果・投打成績[リンク切れ] 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2015年3月11日) 2016年3月10日閲覧
  13. ^ Deutschlands Kader für World Baseball Classic Qualifier veröffentlicht Deutscher Baseball und Softball Verband e.V. (ドイツ語) 2016年3月10日閲覧
  14. ^ Familiar names on WBC Pool 1 qualifier squads”. MLB.com (2020年3月6日). 2022年3月13日閲覧。
  15. ^ NPB組に加え、ドイツの大谷も参加 侍ジャパンに挑む欧州選抜の選手たち ベースボール・チャンネル (2015年2月18日) 2015年3月3日閲覧

外部リンク[編集]