ワイルド・ウエスト 復讐のバラード

ワイルド・ウエスト 復讐のバラード
The Ballad of Lefty Brown
監督 ジャレッド・モシェ
脚本 ジャレッド・モシェ
製作 ネダ・アーミアン
ダン・バークス
ジャレッド・モシェ
エドワード・パークス
製作総指揮 ナイラジ・バティア
出演者 ビル・プルマン
キャシー・ベイカー
ジム・カヴィーゼル
ジョー・アンダーソン
音楽 H・スコット・サリーナス
撮影 デヴィッド・マクファーランド
編集 テレル・ギブソン
製作会社 オム・フィルムズ
アーミアン・ピクチャーズ
ディセンデント・ピクチャーズ
ハイアー・コンテント
ライバル・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗A24
公開 アメリカ合衆国の旗2017年12月15日
日本の旗劇場未公開
上映時間 111分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗$7,856[2]
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ワイルド・ウエスト 復讐のバラード』(原題:The Ballad of Lefty Brown)は2017年に公開されたアメリカ合衆国西部劇映画である。監督はジャレッド・モシェ、主演はビル・プルマンが務めた。本作は日本国内で劇場公開されなかったが、2019年9月6日にDVDが発売された[3]

2017年10月31日、本作は第9回京都ヒストリカ国際映画祭で上映されたが、その際には『レフティ・ブラウンのバラード』という原題に沿った邦題が使用された[4]

概略[編集]

1889年モンタナ州。レフティ・ブラウンが長年のパートナーであったエドワード・ジョンソンと歓談していたとき、ジョンソンが射殺されるという事件が発生した。ジョンソンは上院議員に選出されたばかりであった。怒り狂ったブラウンは若手のガンマン(ジェレマイア)や旧友(トム)の力を借りて犯人捜しに乗り出した。苦労の末、ブラウンはジョンソン殺害の犯人を突き止めるが、当局はブラウンにジョンソン殺害の容疑をかけてきた。自身の無実を証明するべく、ブラウンは再びモンタナの大平原へと駆り出すのだった。

キャスト[編集]

製作[編集]

2016年9月、ビル・プルマン、ジム・カヴィーゼル、ピーター・フォンダ、キャシー・ベイカーがキャスト入りした[5]。8日、本作の主要撮影がモンタナ州で始まった[6]

2017年2月18日、H・スコット・サリーナスが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。12月15日、本作のサウンドトラックが発売された[8]

マーケティング・興行収入[編集]

2017年3月11日、本作はサウス・バイ・サウスウェストでプレミア上映された[9]。4月13日、A24とディレクTV・シネマが本作の全米配給権を獲得したと報じられた[10]。10月17日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[11]。2018年1月29日、モンタナ州ホワイトホールで本作の上映会が行われ、チケットが完売した。その上映会で出た利益(1万ドル強)は現地の博物館が行っている保留地の保全活動に寄付された[12]

2017年12月15日、本作は全米2館で限定公開され、公開初週末に5559ドル(1館当たり2780ドル)を稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場59位となった[13]

評価[編集]

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには25件のレビューがあり、批評家支持率は80%、平均点は10点満点で6.27点となっている[14]。また、Metacriticには12件のレビューがあり、加重平均値は64/100となっている[15]

出典[編集]

  1. ^ ワイルド・ウエスト 復讐のバラード”. 映画.com. 2019年9月21日閲覧。
  2. ^ The Ballad of Lefty Brown (2017)”. The Numbers. 2019年9月21日閲覧。
  3. ^ ワイルド・ウエスト 復讐のバラード DVD”. Amazon. 2019年9月21日閲覧。
  4. ^ 『レフティ・ブラウンのバラード』トークショー”. 京都ヒストリカ国際映画祭 (2017年10月31日). 2019年9月21日閲覧。
  5. ^ ‘The Ballad Of Lefty Brown’ To Star Bill Pullman, Jim Caviezel And Peter Fonda”. Deadline.com (2016年9月8日). 2019年9月21日閲覧。
  6. ^ Bill Pullman, Jim Caviezel Starring in Western ‘Ballad of Lefty Brown’ (EXCLUSIVE)”. Variety (2016年9月7日). 2019年9月21日閲覧。
  7. ^ H. Scott Salinas Scoring ‘The Ballad of Lefty Brown’”. Film Music Reporter (2017年2月18日). 2019年9月21日閲覧。
  8. ^ ‘The Ballad of Lefty Brown’ Soundtrack Details”. Film Music Reporter (2017年12月15日). 2019年9月21日閲覧。
  9. ^ SXSW 2017 Lineup: ‘Baby Driver’, ‘Free Fire’, ‘Muppet Guys Talking’ & Docus That Matter In Trump Era”. Deadline.com (2017年1月31日). 2019年9月21日閲覧。
  10. ^ ‘Ballad Of Lefty Brown’: SXSW Darling With Bill Pullman To DirecTV Before Theatrical Via A24”. Deadline.com (2017年4月13日). 2019年9月21日閲覧。
  11. ^ The Ballad of Lefty Brown Official Trailer HD A24”. YouTube (2017年10月17日). 2019年9月21日閲覧。
  12. ^ Sold out screening of 'Lefty Brown' raises $10,000 for Whitehall museum”. Montana Standard (2018年1月25日). 2019年9月21日閲覧。
  13. ^ December 15-17, 2017”. Box Office Mojo. 2019年9月21日閲覧。
  14. ^ The Ballad of Lefty Brown”. Rotten Tomatoes. 2019年9月21日閲覧。
  15. ^ The Ballad of Lefty Brown (2017)”. Metacritic. 2019年9月21日閲覧。

外部リンク[編集]