中冨伸一

中冨 伸一
2008年8月、ブランズハッチにて
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1978-10-30) 1978年10月30日(45歳)
福岡県
レースでの経歴
スーパーバイク世界選手権
活動期間2006年-2008年
マニファクチャラーヤマハ
2008年 順位19位 (51pts)
出走回数 勝利数 表彰台 PP FL 総ポイント
71 0 0 0 0

中冨 伸一(なかとみ しんいち、1978年10月30日 - )は、福岡県出身のオートバイロードレースライダー。2000年全日本ロードレース選手権GP250チャンピオン。2006年より2008年までスーパーバイク世界選手権に参戦。

略歴[編集]

幼稚園の頃に一度だけポケバイに乗ったことがあった。この時の楽しさが忘れられずに、小学1年生の時からお年玉や小遣いを貯めるポケバイ貯金を始めた。小学6年で買ったポケバイで、近くにあったポケバイコースに通いつめた。当初、両親は乗り気ではなかったが、息子の気持ちに動かされ、コースまでポケバイを運んだ。そのポケバイコースは車の解体屋もしており、タイヤ外しの手伝いをして、ただで走らせてもらった。解体する車のガソリンで走った。

全日本を走るほどになったポケバイだが、仲間がやめ始めたころには自身もやめかけたが、祖母は「本当にやめていいのか?」と尋ね、「やめたくない」と答えた伸一にミニバイクを与えた。そのバイクで走りまくった。

趣味は自動車整備、ミニ四駆、ミニクーパーのレースにも度々参戦している。

戦歴[編集]

  • 1995年 - 九州選手権GP250 ランキング4位
  • 1996年 - 九州選手権GP250 チャンピオン
  • 1997年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング15位
  • 1998年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング11位
西日本エリア選手権GP250 チャンピオン
鈴鹿8時間耐久ロードレース10位(玉田誠ウルトラマンRT桜井ホンダ/RVF/RC45
  • 1999年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング4位(チーム高武/RS250R)
  • 2000年 - 全日本ロードレース選手権GP250 チャンピオン(5勝:MINE鈴鹿SUGO×2、筑波/チーム高武/RS250R)
鈴鹿8時間耐久ロードレース4位(武田雄一/チーム高武と桜井ホンダ/VTR1000SP1
  • 2001年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング11位(チーム高武/RS250R)
鈴鹿8時間耐久ロードレースリタイア(清成龍一/桜井ホンダ/AC91M
  • 2002年 - 全日本ロードレース選手権GP250 ランキング8位(チーム高武/RS250R)
鈴鹿8時間耐久ロードレース29位(生見友希雄/桜井ホンダ95/VTR1000SPW
  • 2003年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000 ランキング6位(YSP&プレスト/YZF-R1
鈴鹿8時間耐久ロードレース2位(吉川和多留/YSP&プレスト/YZF-R1)
  • 2004年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000 ランキング3位(1勝:筑波/YSP&プレスト/YZF-R1)
鈴鹿8時間耐久ロードレース14位(吉川和多留/ YSP&プレスト/YZF-R1)
  • 2005年 - 全日本ロードレース選手権JSB1000 ランキング4位(2勝:筑波、オートポリス/YSP&プレスト/YZF-R1)
鈴鹿8時間耐久ロードレース12位(吉川和多留/ YSP&プレスト/YZF-R1)
  • 2006年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング17位(ヤマハ・モーター・フランス/YZF-R1)
  • 2007年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング15位(ヤマハ・モーター・フランス/YZF-R1)
  • 2008年 - スーパーバイク世界選手権 ランキング19位(ヤマハ・モーター・フランス/YZF-R1)
  • 2009年 - 全日本ロードレース選手権 ST600ランキング2位(1勝:鈴鹿/HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R6)
  • 2010年 - 全日本ロードレース選手権 ST600ランキング3位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R6)
  • 2011年 - 全日本ロードレース選手権 ST600ランキング2位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R6)
  • 2012年 - 全日本ロードレース選手権 ST600ランキング2位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R6)
  • 2013年 - 全日本ロードレース選手権 ST600ランキング5位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R6)
アジアロードレース選手権SS600クラススポット参戦 (鈴鹿2連勝/AP2位.2位 ランキング8位)
  • 2014年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング10位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)
  • 2015年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング9位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)
  • 2016年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング13位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)
  • 2017年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング16位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)
  • 2018年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング13位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)
  • 2019年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング19位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)             アジアロードレース選手権ASB1000クラススポット参戦 (鈴鹿ラウンド/レース2優勝[1]
  • 2020年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング16位(HiTMAN RC甲子園ヤマハ/YZF-R1)           
  • 2021年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング16位(Waveinn-R/YZF-R1)
  • 2022年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング14位(Waveinn-R/YZF-R1)                   鈴鹿8時間耐久ロードレースSSTクラス3位 (TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW/BMW M1000RR)              EWC世界耐久選手権ボルドール24時間28位 (TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW/BMW M1000RR)
  • 2023年 - 全日本ロードレース選手権 JSB1000ランキング20位(Waveinn-R/YZF-R1)                   鈴鹿8時間耐久ロードレースNSTクラス13位 (TONE RT SYNCEDGE 4413 BMW/BMW M1000RR)   

脚注[編集]

外部リンク[編集]