京都府道655号味土野大宮線

一般府道
京都府道655号標識
京都府道655号味土野大宮線
路線延長 14.5118 km
制定年 1959年
起点 京都府京丹後市弥栄町須川
終点 京都府京丹後市大宮町三重
接続する
主な道路
記法
京都府道75号浜丹後線
京都府道53号網野岩滝線
国道312号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

京都府道655号味土野大宮線(きょうとふどう655ごう みどのおおみやせん)は、京都府京丹後市弥栄町須川から京丹後市大宮町三重に至る一般府道である。

概要[編集]

京丹後市弥栄町野間地区の最奥部にある味土野から不通区間を挟み、大宮町の五十河地区から三重地区の国道312号とを連絡する。2016年平成28年)度に供用された京丹後大宮IC山陰近畿自動車道との接続[1]されている。

 路線データ[編集]

  • 起点:京丹後市弥栄町須川小字味土野[座標 1]
  • 終点:京丹後市大宮町三重(酒戸古交差点)[座標 2]
  • 路線延長:14.5118km[2](実延長)

歴史[編集]

本路線は、道路法(昭和27年法律第180号)第7条の規定に基づき、一般府道として1959年に京都府が第1次認定した路線のひとつである。その後は起終点や経路の大幅な変更もなく現在に至る。

年表[編集]

路線状況[編集]

京丹後大宮ICとの接続を予定している大宮町森本周辺では、現道の拡幅や集落の迂回による片側2車線への改良事業が2012年平成24年)度を目標に進行[5]しており、その一部は既に供用[6]されている。一方で、不通区間に程近い大宮町五十河では平成23年台風第2号の影響による土砂災害の被害を受け[7]ており、異常気象時の走行には特に注意を要する区間である。

重複区間[編集]

不通区間[編集]

  • 京丹後市弥栄町須川(味土野) - 京丹後市大宮町五十河

地理[編集]

不通区間起点側最後の集落である味土野細川ガラシャ隠棲の里であり、その碑がある[8]。この味土野の東方には落差約20mの味土野大滝があるが、滝へ行く道は未整備に近く危険[9]である。

不通区間終点側は竹野川の源流から川に沿って下るルートである。五十河には小野小町終焉の地の伝説があり、墓所とされる小町塚や、小野小町のブロンズ像がエントランスで出迎える小町公園[10]がある。また、大宮町森本では、山陰近畿自動車道の開通に向けて工業団地を2011年(平成23年)から分譲を開始[11]した。

通過する自治体[編集]

かつては弥栄町大宮町に跨がる路線であった。いわゆる平成の大合併により、2004年4月1日に京丹後市として合併したため、同市で完結する路線となった。

交差する道路[編集]

沿線[編集]

自然

史跡

教育

  • 京丹後市立大宮第三小学校(2013年閉校)

郵便局

神社・仏閣

余暇・観光

  • 小町公園

脚注[編集]

出典

  1. ^ 開通2年遅れ16年度に 鳥取豊岡宮津道「与謝天橋立-大宮森本」」京都新聞2011年11月4日。2012年9月1日閲覧。
  2. ^ 京都府管理道路一覧-京都府ホームページ」京都府。2012年9月1日閲覧。
  3. ^ 昭和34年京都府告示第858号:『京都府公報』昭和34年12月18日号外、20頁。
  4. ^ 平成6年京都府告示第280号-2:『京都府公報』平成6年号外第31号、8頁。
  5. ^ 京都府公共事業評価システム - 一般府道味土野大宮線 (PDF) 」京都府。2012年9月1日閲覧。
  6. ^ 府民公募型安心・安全整備事業 11 (PDF) 」京都府京都府丹後広域振興局。2012年9月1日閲覧。
  7. ^ H23年5月の豪雨による主な被災箇所 (PDF) 」京都府丹後広域振興局丹後土木事務所。2012年8月10日閲覧。
  8. ^ 細川ガラシャ夫人隠棲地の碑」。昭文社 MAPPLE観光ガイド。2012年9月1日閲覧。
  9. ^ 味土野大滝」京都府。2012年8月5日閲覧。
  10. ^ 『ツーリングマップル-関西2007』 昭文社、2007年3版7刷、74頁 ISBN 978-4-398-65585-1
  11. ^ 森本工業団地」京丹後市。2012年9月1日閲覧。

座標

  1. ^ 北緯35度39分28秒 東経135度09分34秒 / 北緯35.6578度 東経135.159425度 / 35.6578; 135.159425
  2. ^ 北緯35度33分37秒 東経135度06分43秒 / 北緯35.56037度 東経135.111902度 / 35.56037; 135.111902

関連項目[編集]

外部リンク[編集]