人間開発指数による国順リスト

人間開発指数分類による国別世界地図(2022年9月8日発行の2021年のデータに基づく)
  •   ≥ 0.900
  •   0.850–0.899
  •   0.800–0.849
  •   0.750–0.799
  •   0.700–0.749
  •   0.650–0.699
  •   0.600–0.649
  •   0.550–0.599
  •   0.500–0.549
  •   0.450–0.499
  •   0.400–0.449
  •   ≤ 0.399
  •   データ無し
人間開発指数分類を表す世界地図(2022年発表の2021年のデータに基づく)[1]
  •   0.800–1.000 (とても高い)
  •   0.700–0.799 (高い)
  •   0.555–0.699 (中)
  •   0.350–0.554 (低い)
  •   データ無し

人間開発指数による国順リスト(にんげんかいはつしすうによるくにじゅんリスト)は、国際連合開発計画人間開発報告書に含まれるような人間開発指数による全ての国の完全な一覧である。最新の報告は、2022年9月8日に発表され、2021年に収集されたデータに基づいている[1]

2010年版人間開発報告書では更なる不均衡調整された人間開発指数(IHDI)が導入された。人間開発指数が依然有用な一方で、「IHDIは(不均衡を説明する)人間開発の実際の段階であり」、「人間開発指数は「潜在的な」人間開発の指数(あるいは不均衡がなければ達成可能な最大限のIHDI)と見ることができる」と表明した[2]

方法[編集]

2010年から2021年までの国別年間平均HDI成長率(2022年9月8日公開)
2010年から2021年までの国別年間平均HDI成長率(2022年9月8日公開)
  •   ≥ 1.4%
  •   1.2% - 1.4%
  •   1.0% - 1.2%
  •   0.8% - 1.0%
  •   0.6% - 0.8%
  •   0.4% - 0.6%
  •   0.2% - 0.4%
  •    0% - 0.2%
  •   −0.5% - 0%
  •   −1.0% - −0.5%
  •   < −1.0%
  •   データなし

人間開発指数(HDI)は平均余命教育中間収入英語版の合成統計値である。出生時の平均余命が長く教育期間が長く中間収入が高いと、その国は高いHDIを記録する。その国が開発国開発途上国後発開発途上国のいずれかを識別するのに用いられる。この指数は1990年にパキスタンの経済学者マブーブル・ハック[3][4]とインドの経済学者アマルティア・センにより開発された。この国連報告は香港パレスチナ国と共に187の国際連合加盟国を(193か国の内)網羅していて、データが欠如している為に7か国は含まれていない。世界の地域別や国別グループ分けの平均HDIも比較の為に含まれている。

国家は大きく四つの開発形態に分かれる。即ち超高度開発国、高度開発国、中程度開発国、低開発国である。

新しい方法が2010年版人間開発報告から採用されたために、新たに報告されたHDI指標は、それまでのHDI指標より低くなっている。

2007年から2010年にかけて、最初の形態は、開発国に分類され、残りの3つは、全て開発途上国に分けられていた。元々の「高度人間開発国」は、2007年の報告で上記のように2つに分割されている。

一人当たりの購買力平価説(PPP)による国内総生産(GDP)に基づく一部の古い分け方は(高収入国・中収入国・低収入国)、一人当たり購買力平価説による国民総所得(GNI)に基づく別の指数に置き換わっている。

指数の発行回数[編集]

第1回の指数は、1990年に発表され、1990年以降人間開発報告が出なかった年は、2012年・2017年・2018年であった。

191か国・地域を網羅する最新の指数は、2022年9月8日に発表された[5]

完全な国別一覧[編集]

  • 増加 = 上昇
  • 増減なし = 変化なし
  • 減少 = 低下

超高度人間開発国[編集]

高度人間開発国[編集]

中程度人間開発国[編集]

低人間開発国[編集]

大陸別国の一覧[編集]

アフリカ[編集]

アジア[編集]

ヨーロッパ[編集]

北アメリカとカリブ海諸国[編集]

オセアニア[編集]

南アメリカ[編集]

大陸間地域による国順の一覧[編集]

アラブ連盟[編集]

英連邦[編集]

東アジアと大洋州[編集]